11月も一週間が経てばかなり涼しい。夜は半袖だとちょっと寒いくらい。そろそろ布団を厚手のものにするか。寝ている間は止まっているから、動いている時と比べて体も冷たくなるからな。じゃあ防寒もしっかりせねば。
という当たり前の冬へのモード移行を考えながらも音楽を聴くのを止めない私。では今日も10月音楽の振り返りと行こう。
- Little Dancer / レン starring 楠木ともり
- パイパイ仮面でどうかしらん? / 宝鐘マリン
- 結婚するって本当ですか / ダ・カーポ
- flower rhapsody / さくらみこ
Little Dancer / レン starring 楠木ともり
テレビアニメ「SAO オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ」ED曲。
懐かしの1期の時にもともりるがED主題歌を歌っていた。あっちも良かったから当時は聴いていたものだ。かなり久しぶりとなった2期でも同じくともりるの歌唱。アニメのキャラクター レンとして歌うのはかなり久しぶりのことだな。役者としてもシンガーとしても随分成長しました。
曲調は全体的に爽やかで格好良い出来。サビの疾走感が心地よい。総じてお耳に気持ち良い作りです。
アニメ主人公のレンちゃんも大変リトルと言える体型で踊るように戦場を駆け抜ける可愛い子ちゃんである。楽曲タイトルとアニメ本編がマッチしますなぁ。
パイパイ仮面でどうかしらん? / 宝鐘マリン
10月に発売したファーストアルバム「Ahoy!! キミたちみんなパイレーツ♡」よりクセが強いこの曲をピックアップしよう。こちらはアルバム発売前からも先行配信がされていたので、この夏の終わりから秋始めまで楽しく聴けました。
あとすごく良いアルバムタイトルだと思う。これを聴いて私も船の乗組員になりました。今、世は大航海時代である。では出航~!
最近やたらとYouTubeショート動画でこの曲が流れてくる。本人のもあれば、他の人間の踊ってみたも合わせて、とにかくパイパイパイパイうるさいくらいに聞こえてくる。あとはホロGTAのマリン船長のキャバクラでもコレが流れていたこともあって耳残りがすごい。
パイパイ言った後に「パイパイ仮面は大富豪」と情報公開する歌詞を聴いた時には、「何を言うとんじゃ」と思わずにはいられなかった。ウケる。
とりあえずあの仮面女は金持ちなのか。どうしてもけっこう仮面を思い出してまう。それとぱいぱいでか美も。
つい鼻歌に出がちなキャッチーな曲ゆえ、ウチのお兄ちゃんの前で歌ってしまうこともしばしば。その時にはお兄ちゃんもやっぱり「何を言うとんじゃ」とツッコんできた。まぁそうだよなぁ……。何言ってんだよマリン船長。
どことなく間抜け感と懐かしみがあるこのメロディーとマリン船長の歌声にセットでハマる。
ちょっとコミカル調な中に、哀愁と愛嬌がある良いメロディラインですなぁ。今回のマリン曲はこういう変わり種で来たかぁ~とちょっと唸ってしまった。
この人のやっていることはエンタメの追求そのもので、それは楽曲方面にも濃く出ている。クリエイティブの結果を見せて楽しむ、それが好きな人なんだろうなぁ。フザているターンも多いバラエティの人だけど、エンタメを真面目に行う点は格好良くて好感が持てます。
というわけで12月の宝鐘海賊団の集い、またの言い方をするとマリン船長のファーストライブを見に行こうかどうしようかしらんとちょっと考えている。この先の予定は確定ではない。
船はいつだって港に停まっているわけではないし、私だっていつでも船に飛び乗れるわけではない。海賊団をやるにも少々の問題がありますなぁ。そんな私を助けてよパイパイ仮面。
結婚するって本当ですか / ダ・カーポ
現在放送中の偽装結婚(今のところ)アニメ 「結婚するって、本当ですか」を見て思い出したことで懐かしく聴いている曲。この曲とアニメはマジで何にも関係ありません。
放送が始まったのを見てみると、そういや同じタイトルの名曲がありましたわ!と思い出してまた聴くしかなかった。しかしなんつうアニメやねんと思ったわ。一度ついた嘘で世界が動いてしまえば、そこから後戻りするのはムズいと知れる内容でした。アニメも楽しいっす。
調べるとこの曲は1974年の楽曲だそうな。私はもちろん、私の知るお友達だって誰も生まれていないめちゃ昔の曲なんだけど、コレは知っていました。何がきっかけで知って聴いて気に入ったのかも覚えていない。ただ心がいつまでも覚えている良い曲。
心地よく優しいメロディに乗るのは、恋が終わる切ない歌詞。これが要素としてマッチしないように思えて、音楽作品としてはしっかりマッチしていることで私の心(と書いてハート)をノックした。そのノック音を私はずっと忘れず覚えている。
昔付き合っていた恋人から手紙が届いたらその内容は他の人と結婚するという報告だった。受け手は別れたといってもまだ相手に気持ちが残っていた。だからそれを見てしっかりと恋が終わる失恋のショックを受けるわけである。でもそういう報告を受けたからには、全てを受け入れて心から祝福を送ろう。という愛にまつわる心の動きを捉えたドマラが楽しめる楽曲内容である。
いいなぁこういうの。昔付き合っていて今は別れたけど、まだちょっと気になる。そんな相手が自分以外と結婚して幸せになった時、二弾落としの失恋体験が来るんだろうな。そこまでになると相手に残っていた恋心もシャットダウンしないとなぁ。
失恋の経験がないんだけど、失恋に見る切ないロマンに憧れと神秘性を感じてなんかいいなぁ~ってなるんだよな。こういう経験をしたらどんな思いになるんだろう。そうして想像して聴くととても楽しいです。
あと関係ないけどゲームやアニメもなったあっちのダ・カーポも好きです。
それとダ・カーポの男女二人のメンバーは本当に結婚していて、当時だとそれこそ本当ですか?となったリスナーもいたとかいないとか。現在は大きくなった娘さんもグループに合流して演奏しているそうな。すごい長い物語を持っているグループなんだな。というわけで結婚するのは本当のことでした。皆さんお幸せに。
flower rhapsody / さくらみこ
大成功を収めた10月26日のライブで披露し、その後にはYouTubeでMVも公開された。そんなタイミングだからまた聴きたくなる。
これは収録アルバムが出た9月からも聴いているが、ライブとMVを見た今になって改めて良い曲だと思えてきたことでもっと聴きたくなる。
みこちが自分で選んで歩んで来た物語がある。それが見える歌詞内容がエモくて泣ける。「それがわたしのストーリー」の歌詞にその事情が見える。この言葉と想いがエモくて格好良いよな。
今歩んでいるのが誰のストーリーの上なのか、それを知って今後を強く歩むことは、アイドルストーリーを描いたアニメ「アイカツ」でもワード、概念として出てきていることだ。みこちもしっかりアイドルですから、アイドル道の心得を歌った曲もこうして生まれるわけですなぁ。私はアイカツとホロライブ、それぞれの愛好家です。
後半歌詞の「わたし、わたしでよかったよ」には、自分の歩んだ軌跡を振り返っての想いが反映されている。ライブを成功させた今聞けばより胸に染みる。みこちがそう言える未来を掴めて良かった。
エモい曲と歌詞を堀江晶太が担当していることも印象的。これも堀江ソングだったのか。ギャルゲーソング、アニメソングで名作を多く輩出している良き音楽家です。みこちにもこんなに良い曲を提供してくれてありがとう。
そもそもエモいことを言っている曲に新しくMVがついた際には、その映像も全部エモさで塗り固めたものとなっていた。もはやエモさ百裂拳をぶち込むかのような出来になっていた。ヤバいです。泣く。
MVと合わせて聴くとより感動出来る。MVには、これまでみこちと青春を駆け抜けた仲間達も多数出演している。擬人化を解いたドラゴンの姿であの伝説の会長さんも参加しています。
MVで映るシーンはどれもこれまでの配信の名シーンや配信には乗らない所でも展開していたみこちのリアル物語ばかり。さくらみこの活動の振り返りが出来る現段階での集大成みたいな作品になっている。泣ける。
やっぱりミコメットのシーンはてぇてぇです。あの有名な「パパは医者を辞める」の伝説コントもMVで再現していた。あれはマジ笑ったのでたまに切り抜き動画を見ています。
そらちゃんとのレッスン中に泣いちゃうみこちのシーンにグッと来た。こんなこともありました。あとAちゃんもいるから泣ける。
みこちの水着シーンにお風呂シーンの目の保養カットもあり。そしてこのタイミングで本邦初公開のさくら家のおかあたんも急に出てくるからお見逃しなく。
後半シーンでは、MVアップ段階だと終わったばかりの有明アリーナのライブシーンが描かれる。ライブ後にこのビデオを見て全てが完結する流れなのか。みこちが有明アリーナのシーンは再現度が高くて感動したと後日の配信で語っていた。すごいです。
MVでは我々、つまり観客席の35Pも抜かれる。日本の限界オタクの中でも有名な一人 大田邦良化してガチ泣きしている35Pが出てくるシーンもあったのには笑った。元ネタの大田邦良も早いもので誕生10周年を迎えたキャラなんだよな。
曲も好きだがこのMVも超大作でした。アニメが素晴らしい。制作を担当したスタジオKAIさんにもありがとう。夏にはマリン船長の新曲のMVアニメも担当してくれたから、今年は良い仕事をたくさんしましたね。今年はクソみたいな作画崩壊アニメも多く見てきたので、こちらの会社さんがしっかりアニメを作っているのを見て安心出来ました。今、日本アニメは色々危ないからなぁ。
この曲を聴けば、みこち私誇らしいよと思えた。感動をありがとう。
季節は秋だが、今私の心には桜が咲いています。こうしてみこちを見守る人生もまた私のストーリー。
追記
最近、音楽系の感想を書きたい衝動に駆られてとりあえず書いてみるんだけど、後で書いた分を振り返ると、感想になっていないものが多いなぁ。それにまつわる話ではあるのだけど、楽曲自体への感想が無かったり、あっても薄口だったりな感じだな。
まぁ音楽なんてのは、緩く感じるくらいが一番楽しく聴けるものだからさ。そうして緩く聴く分には、あまり突っ込んだ感想は言えないのが普通なのかも。
という下手な感想文の出来を全て正当化できる言い訳というか、それはそれで新解釈なこともまた私の言いたい想いなのである。それを言った所で終わりにしよう。
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