こしのり漫遊記

どうも 漫遊の民 こしのりです。

スーパーマーケットの入口が閉まって入れないんだけど、こういう時どうするべき?

 日々の生活で必須のものとは何だ。それは食い物だ。これは古今東西哺乳類皆に共通すること。そして食欲の秋にさしかかった今頃だとそこの事情は一層大事になってくる。今こそ我々哺乳類が最も食料確保に熱くなる時期なのである。

 とまぁ言う事だけは大げさな開幕だけど、今日書きたいこともしょうもないことっす。年を取る程に敢えてしょうもないことに触れたい、楽しみたいという謎に逆張りめいた欲求が生まれてくるものなのだ。

 

 そんなこんな秋めいて来たことで、私の熱き食欲は美味いものを求めて最寄りのスーパーマーケットを目指すのだった。

 自分のえさは自分で取ってくる。庭の木に住んでいる鳥だって一定の成長を迎えれば皆そうしている。成熟した人間の私なら当然それを己でやらねばならない。日々寝て起きてをしていれば親がえさの世話を全部してくれたあの頃が懐かしいぜ。

 とは思いつつも、己でハントしてくるならそれはそれで人生の充実感があって良いとも言えちゃう。今自分でえさを捕れずにヒッキーをやっているような人があれば、私の感じるこの想いを励みにハンターデビューに向けて頑張ってくれたまえ。とにかく過ごしやすい秋はお外に出ろ。

 

 で、なんだけど、今日の問題はそのスーパーの入口が開かないこと。開かないことには何も買えないし私の腹は満たされないじゃないか。

 そうして開かないのにも理由がある。よそのスーパーにもそういうことがあるらしいが、こちらのスーパーには入口が2つあり、その片方はセキュリティの関係から時間を決めて敢えて封鎖している。

 いつからいつまで封鎖するという案内は入口に紙で張り出している。私は事前にそれを知っていた。駐車場からより近い方から入れる方が良いに決まっている。その近い方が開いている時間を敢えて狙って買い物に行くのだ。

 そして本日訪れると、入口が開放される予定の時間から30分が経過しているのにまだ開いていない。今日のみ一日中封鎖するなんて事は絶対になく、普通にお店の人が忘れてそうなっているのだ。

 しかし30分経って誰も気づかないし、客が一人も文句を言わないものなのか。ここは人が多く来てレジでもよく列を作っている。30分の間に何10人、もしかすると100人に届く数が来ているはず。でも誰もツッコまないんだ。

 最近の人は理不尽にお店に文句を言うこともあると聞くが、私が暮らすこの地域の人はそういう事を案外言わないのだな。大人しい地域民性ですなぁ。

 とは言ってもだ。仕事としてやるべきことが抜けているのならちゃんと正すに越すことはない。こうして一声、二声上げる分には、サービス消費者の義務だったり権利だったりで許されるはず。

 私としては入口が遠回りになってダルいので、入る時は奥の入口でもまぁ良いが、帰りは封鎖している所を開けさせた。

 

 ここでの言い方にも注意だ。

 こちらのスーパーは最寄りなくらいだから良く来る。既にこちらが店員の顔を覚えているし、食堂なんかに通えば2、3回で顔を覚えられる私のことだからおそらく向こうにも顔を覚えられている。だったら長く良好な関係でいる方が良いに決まっている。

 言うことは言えば良いが、不快に思わせる、あとは怖がらせることがないよう、あくまで穏便に指摘しなければならない。

 私は日頃から普通に生きているつもりが、ちょっと怖い、微妙にパワハラ臭いといったように、周囲から言動について勘違いされがちなのだ。声がデカいからかなぁ。

 そこは分かっているので、分かった上で慎重なコミュニケーションが必要だ。最近は何かあればすぐに訴えるとか、そうでなくとも過度に被害者ぶることがあるからな。まったく要注意だぜ。

 微妙に若い店員や気の小さそうなおばさんに言えば過度に怯える、後で気にすることもあるかもしれない。私としてもその日の昼休み休憩時に、さっき注意して来た客がムカついた、怖かったとスタッフ同士で愚痴られることを思うとキツい。それがないよう丁寧に優しく行かねばならない。そんな私ってば気遣いさん&やや被害妄想が強め。とにかく皆さん真面目に忙しくお仕事をなさっているので、気分を悪くして欲しくない。

 色々考えて、心身ともに一番無骨そうなベテラン風格のエグいお姉様にちょろっと伝えておいた。すると快くすぐに入口開放作業に入ってくれた。

 よし、これなら後で態度の悪いクレーマーだったとか言われないだろう。

 

 とまぁこんなことをたくさん考えて行った私の苦労って!

 お家に帰って自分でそうツッコミもした。

 まぁ結局約束の時間に約束を果たしていない会社の人が悪いから、もうこんなことはこれっきりにしてよね。ああいうのって案外誰も言わないからさ。言う者として私に出番が回ってきたら面倒だし、損な感じもしないこともないじゃんか。

 

 私みたいに優しい人だったから良いけど、ほんのちょっとのことで鬼ほど文句を垂れるヤバいじいさんとかもいるらしいからね。私が放っておいたらそういうのが突っ込んで来て現場が荒れたかもしれない。客商売をするサイドはしっかりと気をつけた方が良い項目が多いね。

  

 今はその店で買って来た食材で美味い飯を作って食って満足です。買い物も調理も結構面倒だけど結構楽しくもあるから別に嫌いじゃない。

 それでは良き味覚を楽しむ良き秋にしよう。世界中の秋に祝福を。

 

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