「劇場版 百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える」は、2001年9月22日に公開された特撮映画。
この度YouTubeで無料配信されていたのをしっかり見て来ました。
いや~良かったよコレ。ガオレンジャーは大好きでテレビ本編なら4周くらいしたんだけど、それ以外の作品は見れてなかったんだなコレが。テレビ以外には劇場版と VSシリーズがあると知ってはいたのだけど、これまで視聴する機会が無かった。この度それが見れて良かったぜ。あとはVSシリーズのもどこかで見たい。配信してくれないかな。
本作は戦隊の劇場版としては超力戦隊オーレンジャー以来6年ぶりの作品だったという。今では毎年やっている戦隊映画もこの頃にはまだ定着化していなかった。シリーズ25周年のガオレンジャーから変わってきた一つの風潮がシリーズの映画化だったのだな。やはりガオレンは偉大。ここから安定の歴史を一つ生んだのだな。
しかし戦隊シリーズは50年くらいテレビシリーズを放送し、その他に映画やオリジナルビデオも作っているのだから本当に大変な仕事だよな。職人達もよく作ったものだよ。
そんな歴史に残る一本を見れて嬉しく思います。本作はG4が登場する仮面ライダーアギトの劇場版とセット公開された作品である。思えばライダー映画もアギトから毎年の事として定着し始めたのか。じゃあアギトもセットで偉大。おまけの愛を叫んでおけばG3装着者 氷川誠も大好きです。氷川誠と同期だったガオレンはやはり偉大。ガオレンとアギトがセットで放送していたなんて、21世紀開幕時期は良い時代だったんだな~と思えます。
そんなこんな過ぎ去りし偉大な時代にじんわりと感じ入ったところでガオレン映画の感想と行こう。私ってばいつまでも感じやすい心と体でいるんだなぁ。
内容
オルグ反応あり!
その知らせをテトム姉さんより受けたガオレンジャー諸君は銀幕でも元気に出勤。
OP曲をバックにツエツエ、ヤバイバ、その他ザコ達をちゃちゃっと片付けたら、謎の異次元ゲートが発生。テトム姉さんも含み一行はゲートに吸い込まれてしまう。
今回の映画はいつもの現代日本を離れたスペシャルな異次元ワールドで展開。
ゲートに吸われて飛ばされた先でガオレンジャーを待っていたのは、ポセイドン、ハデス、ゼウスの神話系の名を持つ一本角の3兄弟オルグ戦士達。
この3兄弟と争う現地の人間の皆様の苦労がそこにあった。オルグの侵略に対抗すべく立ち上がる現地の皆様に協力する形でガオレンジャーも立ち上がります。
伝説の百獣 ガオコングの登場、シルバーにとっては1000年の友のガオゴッドも降臨し、バトルは究極ステージへとシフトしていく。
オルグ支配からの現地解放、そしてガオレンジャーの現代への帰還は叶うのか。叶わないと来週の日曜日の放送枠が空っぽになってしまうぞ!
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というのが簡単な内容。そいつをなるたけ熱く語ってみたぞ!
感想
東映映画なら最初に出てくる東映のロゴマークの所からガオライオンが飛び出して吠える最初の仕掛けからして印象的。まるでどこぞの会社のビデオのように、最初にライオンが吠えて本編が始まるあの演出を東映版でやっていた。
映画ならではのノリがいきなり見られる。皆大好きテトム姉さんが例の泉の吹き出し具合からオルグ反応を感知する。いきなりオルグ襲来です。
この時テトム姉さんが、映画を見ている我々視聴者に向けて語りかけてくる。皆で元気にガオレンジャーを呼ぼう的なことを言ってくるのだ。次元的壁を越えてテトム姉さんの声が脳まで届いたからには、私もしっかり声を出しました。コレ、リアタイで映画館で大声でやりたかった。
こういうのって最近のチビっ子映画にありがちな視聴者参加型演出で、応援上映ともいうんだよな。これって最近聴くようになった言葉な気がするんだけど。アナ雪の時にこれが流行ったとかニュースで聞いたような。プリキュアやプリパラの映画でもこういう観客に声を出させる演出があった。それがこの昔からもあったのか。見ている方も楽しくなる良き仕掛けです。
テトムやガオレンジャーがこっちを知っていて見てくる感じがなんか嬉しいっす。あとは中盤で変身する時にもこっちに応援を求める演出があった。
今回の主な舞台は異次元ゲートの向こう。それでもOP曲がかかっている間くらいは現代日本で変身してガオレンジャーが戦います。ド頭から変身してバトルだから景気の良いスタート。
あと映画版特別仕様ということで、いつもの山形ユキオ氏による暑苦しさマックス歌唱によるOP曲ではなく、ガオレンジャーの中の人達で歌うバージョンのOP曲になっている。ボーカルが誰であろうが聴けば気高き雄叫びをあげたくなるソングであることに変わりなし。
映画でのツエツエ、ヤバイバの仕事はOPのここだけ。本編では映画用のオリキャラが暴れるのでコイツらの出番はなし。神話系オルグはオルグシードの用意も出来るのでツエツエの出番いらずなお話となりました。リストラの危機っぽくてこいつはヤバイバ!というのがヤバイバの心中の声(予想)。
ポセイドンオルグ、ゼウスオルグ、ハデスオルグの3兄弟それぞれのデザインが良かった。鬼といえば日本的な怪物のイメージが強いのだが、こうしてギリシャ神話に出てくる神の名前を持つ鬼もいたのか。Xライダーの神話怪人の感じがしたので、オールド特撮マニアの私には違和感なく馴染む。むしろ親しみたが持てた。
注目すべきはオルグ兄弟の中の人。ゼウスはデビューからまだまだ経歴が浅い新人時代の三宅健太。新人の頃から既に貫禄ある声。この人は新人の頃からも完成度が高かったのだな。
意外な人材投入なのはあとの二人。ポセイドンは皆のアニキこと水木一郎、ハデスはOP曲を熱唱している山形ユキオだった。この二人の登場はレア。
OPで声が聞こえない山形氏はどこに行った?と思ったら、今回はこっちサイドの仕事をしていたのか。鬼っぽい声でナイスでした。
ポセイドンは登場時からベロンベロンに酔っていて、そんな酔いどれ飲んべえ役を冴えまくりシンガーの水木のアニキが演じているのは意外だった。これは水木アニキだとすぐには気づかない。
そのポセイドンがテトム姉さんと酒飲み対決しているのは面白かった。仲良くなってるやん。しかもテトム姉さんが酔い負かせていた。姉さんはよく食ってよく飲む女だった。
敵の襲撃を受けて現地民と共に戦うメンバーもいれば、捕まって地下労働施設にぶっ込まれたメンバーもいた。そんな中テトム姉さんは酒を飲んで気持ちよく酔っ払ってで良い身分だな。まぁ映画版くらい彼女にお気楽なサービスがあっても良いか。テトムとガオホワイトはダブルで推せる作品の看板ヒロインです。
敵の進撃は決してヌルいことはなく、死者ゼロ人で終われるよう甘い現場では無かった。
大沢樹生氏が演じた戦士 魁人がゼウスオルグの斬撃をくらって絶命してしまう。命を賭けてこちら側の反撃の一手を可能にした彼は今回の合戦の功労者です。心を込めて南無。
彼には是非生還して欲しかったが、その願いも跳ね除けてしまうのが戦場の生み出す魔のパワーだと知れた。
次元の壁があるため、敵が巨大化したところでスムーズにいつもの百獣達を呼び出すことが出来ない。これはピンチでしかないぞ。
そこで降臨したのは、赤き勇姿 ガオコング。炎の灯った棒を回転させてのファイヤー攻撃を見せていた。ガオゴリラの色違いだった。
今回はガオコングをメインにして合体したガオナイトで鬼退治に挑む。今回はキングもマッスルもお休みターンです。テレビ版で十分仕事をしたから一回休みでも問題ないよね。
ガオナイト一体に対して向こうは3人がかりだからピンチになります。1人は倒したがあとの2人に囲まれてヤバい。
ここで映画用のスペシャル戦士その2降臨。なんと伝説のアニマルが合神してガオゴッドに!
ゴッド、お前も映画にも来てくれたのか。1000年の友であるガオシルバーと一つになったガオゴッドが魅せる魅せる。ナイト、ゴッドの共闘は熱い。シルバーとゴッドの関係性を見れば、長きに渡る友情って美しいものだなと思えました。
最後は無事に元の世界に戻れることになりました。この段階だとまだテレビ本編の放送が継続しているので、レッドから日曜日は早起きしてテレビの前で応援するように気合が注入されました。
この時代はまだ日曜7時半放送だったんだよな。今だと放送が遅すぎるんだよな。やっぱり前の時間帯が良かった。と文句を言っても仕方ないので、これからも何時からだろうが戦隊を応援するぜ!と意気込んだ所でこの映画の感想おわり!
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