今、私の中でスーパー戦隊が熱い!あとついでにライダーとプリキュアも。
現在東映特撮YouTubeで配信されているサンバルカン、ギンガマン、アバレンジャー、ジュウオウジャー、ゴーバスターズの新旧色んなシリーズを楽しく見ている。後はライダーシリーズとジャイアントロボも。ていうかこのチャンネルで毎日配信されているのものは全部見ている。東映特撮は青春のお供ですからな。
そんな青春のお供のスーパー戦隊の特集企画をNHKでやることになったぞ。これには私、大変興奮しました。NHKがまた楽しいことを企画してくれたな。
気づけばもう何年目で何回目なのだろう?と思うくらい続くオタクコンテンツの投票企画に、遂にスーパー戦隊が来たのか。これはナイスなお仕事。
そんなNHKといえば、昨今では良いニュースを聞くのが稀であり、随分とやらかしもあるようで。でもやろうと思えば仕事はちゃんと出来るものだから、ここ1番でエンタメ的にグッと引き込んでくれるよね。
このプラス、マイナスが順繰りにやってくる感じが、昨日は虐めて来たのに今日は優しいDV野郎の習性のように思えてくる。ずっとダメでなく良いヤツのターンもあるから関係性を簡単にシャットダウン出来んのですよ。←別に当事者としてやったやられたの経験があるわけではないが、全部知っているようなテンションで語っています。
とまぁなんだかんだあっても、NHKと私の関係性は近くにあって遠くはないのです。
NHKはやればちゃんと出来るんだからずっと本気モードでやることだけやってろよ。資金繰りが下手くそなのかよ。
最近のNHKの資金繰り、それも主に視聴料徴収業務についてはニュースでちょこちょこ情報が入ってくる。それを見て知るに、かなりキツいことになってんなぁ。もうちょっと余裕がある会社のはずが、やっていることに余裕がないんだよな。言っちゃ悪いが、資金集めの事情だけを切り取って見ればちょとダサい。
あとコレだけは一生思うんだけど、ここは視聴料に対して出せるカードが弱すぎる。あの強気な料金で揃えたカードが弱気すぎんのよ。つまり求める料金と品質がしっかりイコールでマッチしていない。これは問題です。
良い番組作りだって出来るんだから、もっと皆に好かれるように頑張れ!とまずはNHKにエールを飛ばしておいて次の話へと行こう。こんなにNHK想いなユーザーはそんなにいないと思います。
以前行った仮面ライダーやウルトラマンの投票企画も熱かったが、戦隊だってそこは負けていない。戦隊だけがちょっと温度低めなんですか?と聞かれたとすれば「全然そんなことはない!」と答えるのみ。
50年も続くスーパー戦隊シリーズは、日本オタクコンテンツを支える太い柱の一本になっています。誇らしい。
しかし半世紀とかヤバいな。よくぞ頑張って作ってきたものだ。ゴレンジャーが50年前とかマジ?って感じ。
私はチビの時からゴレンジャーのビデオを見て育った。出来る親が用意してくれたヤツ。なので感覚としては自分と同期くらいに思えそうなものだが、余裕で自分が生まれる前の作品なんだよな。
親世代が通過していることは当然のことで、古くはじいさんの時代からも続くシリーズと今も人生をご一緒しているなんて奇跡のようだ。
で、今回の投票企画よ。さて何を一番に推して一票を入れるべきか。特撮マニアは楽しく頭を悩ませるはず。
【作品部門】
【戦隊ヒーロー部門】
【戦隊ロボ部門】
この3部門に分かれての投票となっている。
なるほど。これは選ぶ先が多すぎることで楽しいが、同時に頭を悩ませる面倒にもなるわけだ。
うむ、ここで私なりに振り返って見よう!
まず私はめちゃくちゃヘビーなファンには届いていない。まぁ50年もの歴史となれば、後で生まれた身で追っかけるのが大変なもので。その都合から頑張ったものの、全体の3分の2までしか見ることが出来ていない。
己の未熟を恥じる事が滅多にない私が、珍しく恥じる状況がコレっすね。全部見れてなくてスマン。
これを50年分全部見ている人はすごいよな。人生のどんだけをココ1本に絞ってぶっ込んでんねんと思う。尊敬します。その時間が羨ましくもある。
こないだ配信していたジュウオウジャーの回でシリーズ2000回放送記念とか言っていたな。で、そのジュウオウジャーがもう10年前だからな。10年前の世界まで追いかけるのにだって放送2000回分との戦いがあるのか。気が遠くなるが、すごい楽しそう。
明日生まれる者があれば、その段階から過去50年分の娯楽コンテンツを楽しむ事が可能なのだから、この先の人生に退屈がなくて良いよなぁ。とかいうなんか浅いような深いことを思う。
リアタイでシリーズをしっかり追っていた時期もあったが、途中で他のことに気を取られてしっかり見ていない時期もあった。そこは成長過程であるあるな事なのだろう。反省。
申し訳ないが途中でガンダムが気になってそっちのシリーズを追いかけている内に放送が終わってしまった戦隊シリーズもあった。そこはゴメン。まぁガンダムも偉大だからな。その偉大さが悪い。そのガンダムも本日になってまだ新作がテレビで放送しているのがすごい。
アニメもガンプラ作りも楽しすぎて、当時は「一生コレだけでいいや」とか思っていたが、後にドンドン欲が出て今ではガンダムも戦隊もライダーもプリキュアもその他も何でも行きたい。そんな貪欲オタに進化した。
いずれはYouTubeの配信やDVDで追いかけて全ての戦隊史の補完としたい。そうして己を「歩くライブラリ化」するのが私の最後の目標。頭の中にとんでもない量の本の内容が詰まったキャラが出てくる「とある魔術の禁書目録」の設定みたいだな。
だからまだ出会っていない作品もあるのだが、その中でもとりあえず見たヤツの中で一番良かったものを思い出して行こう。
シナリオやキャラなど、とにかく丸っと作品全体で見て一番熱かったのは「鳥人戦隊ジェットマン」かな。
この作品は従来の戦隊熱を踏襲しつつも色々攻め込みすぎていたことから灰汁も強く、それゆえたっぷり思い出に残っています。まぁ灰汁も熱しまくれば飛ぶから。それを叶える熱量がある良き作品となりました。という厨房時間長き自炊人間ならではの例え話を用いた感想。
作品としてのクオリティと面白さならコレが1位だと思う。大人もハマれる要素が売りだな。
こちらは私より先に生まれてたウチの親兄弟も楽しくハマって見ていた。だから下の世代の私にもビデオが回って来たのだが、めっちゃ面白かった。こういうのが持つ面白さや熱って普遍的なもので、世代じゃない者が見てもハマるのな。
こっちサイドではチームワーク構築の人間関係で揉め、やがてはトレンディドラマみたく恋愛関係でも揉めてってのが楽しすぎた。
敵組織内部で反乱が起きて面倒臭いことになるのなら古くからもあったことだ。今YouTubeで配信しているサンバルカンでも丁度それが起きた回をやっているし。それがヒーローサイドでも起きてチームワークが危ないというのは新しい。その回オンリーで終わる一過性のものではなく、メンバー間の恋愛事情だから問題発生の過程から解決までが長いんだよね。ラブが絡んでのギスり具合を見るのも結構好き。
結城凱というネタにもなればスマートに格好良くもあるモンスター級のキャラを発したのは、シリーズにおける大発明だなと称賛出来る。ウチの家族も皆して結城凱推しです。それだけに彼の最後にはショックを受けたよね。
一番好きな戦隊ヒーローとして選ぶなら彼が変身するブラックコンドルかもしれない。必殺剣技のコンドルフィニッシュは格好良くて真似していた。
ブラックコンドルと敵幹部のグレイの一騎打ちは、戦隊シリーズという枠のみにとどまることなく、大日本特撮史全体で見ても名一番だと振り返ることが出来る。メット割れを起こしてまであの場で戦い抜いたブラックコンドルの勇姿は22世紀まで忘れない。
あとジェットマンといえば、敵組織内部でも揉めすぎ。それも良かった。あっちを見てもこっちを見てもとにかくキャラの関係性が面白かった。トランが覚醒してトランザになってラディゲに下剋上をかました流れは面白かった。
鳥モチーフのヒーローのデザインも良いし、ジェットイカロス、ジェットガルーダのロボも超格好良かった。
あとOP、ED共に楽曲も大好き。変身アイテム クロスチェンジャーから発せられる独特な機械音も耳残りの良いもので好きだった。
子供心としてシンプルに一番楽しく見たのは「百獣戦隊ガオレンジャー」かな。これは4周くらいしたからな。めちゃ好きなシリーズ。
好きなのはたくさんあるけど、一番夢中になったのはコレかな。戦隊の他のシリーズをもっと見たいと思うきかっけになったのはガオレンジャーだった。ガオレンジャーにハマったことで、その先や前のシリーズもたくさん知りたいと思うようになったんだよな。
戦隊25周記念作品ということで当然力を入れた作りになっていた。
シナリオには明るくポップなギャグノリが目立っていて、それがガキの頃には心地よかった。
ヒーロー達の人間性も良いし、チーム内の関係性も楽しいもので好きだった。イエローの兄ちゃんが最初は不良みたく見えてちょっと怖かったんだけど、中身は楽しいお兄さんですごく好きになった。
ガオレンジャーのスーツデザインもマジで格好良いと思う。獣と戦隊は相性が良いよね。
ガオライオン、ガオファルコン、ガオゴリラあたりの百獣の仲間たちも格好良くて好きだった。
シルバーと狼鬼がマジで格好良くて惚れたわ。6人目のキャラポジが美味しい。シルバーを演じた玉山鉄二は綺麗だった。
戦隊はロボもマジで格好良いからな。ヒーローのことは抜きにしても私はロボ好きだから。であればロボにも熱心になります。
もう最初のバトルフィーバーロボの時点で満点なんだよな。巨大な鎧武者とか燃えるだろ。
格好良いのは色々いるが、一番愛せちゃったというのならまたジェットマンになるのだけど、あちらの作品に登場した3体目のロボ テトラボーイが良いかな。
戦隊ロボは格好良い。まるで守り神のように厳かでありとにかく逞しい。そのイメージがちょっと崩れるコミカルさがポイントのテトラボーイは実に想い出深い。
なんかチョロチョロしているユニークな動きのボクサーロボで可愛かった。あの小僧感が良い。こないだ親戚のチビを連れて飯屋に行ってくるという面倒臭いミッションをこなすことがあったんだけど、そいつがウロチョロするのがテトラボーイの動きみたく思えた。愛嬌が湧くロボですなぁ。
その系列でいえば、見た目的にちょっとそれっぽさもあることでオーレンジャーのオーパンチャーも良いかも。あれも愛せる。
あとは戦闘には参加しないけどタイムレンジャーのプロパイダスも好き。基地に張り付いて現場入りはしないけど、ロボをこっち側に送る重要な役割を果たしている。あいつの見た目もツボです。
それからロボではないが、ヒーローの使うメカや兵器周りだとオーレンジャーのジャイアントローラーが好き。あれの見た目のインパクトよ。
めちゃくちゃデカいタイヤを打ち出して敵にぶつけてぶっ飛ばすという分かりやすく物理で行く兵器。しかも一人乗りでタイヤの中に入れる仕様。
あれを見た時にはめっちゃ入りたいと思った。乗ればアトラクションとして面白そう。
それからオーレンジャーといえば、純粋な人気とは別におもちゃの仕様がちょっとネタっていたことでキングピラミッダーも投票結果上位に来るような気がする。あれも良い。
とまぁなんだかんだ振り返るとオタク心が燃えて語りたい内容が尽きない。
こいつの開票デーは楽しいことになりそうだ。それまではYouTubeで配信されているシリーズを見てゆっくり待ちますかな。
とにかくシリーズが多すぎるゆえ投票対象も多すぎる。どれかに集中するとも予想がつかない。各部門で何が上位に来るのか世間様の趣味が全く読めない。
こうして全然読めていない状態だからこそ、開票が楽しみ。
あと個人的には一作目ゴレンジャーの栄光に影に隠れて微妙にマイナーな影に隠れている気がする「ジャッカー電撃隊」も大変推したい。ジャッカーを上位に押し上げたい推し活魂も燃えています。
というわけでスーパー戦隊は我々の青春における最後の切り札だ!ってことっすね。
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