こしのり漫遊記

どうも 漫遊の民 こしのりです。

2025年のアニメ感想(4月~6月)その9

 おかしいな。この夏は暑さが行き過ぎず、去年よりましな夏になるとか誰かが言っていたような。で、いざ夏の入口に立ったら初速の勢いがすごい。6月後半から30度以上が余裕の状態じゃないか。順調に地獄に向かう熱しぶりなんだけど。6月でコレだったら夏休み本番時期には頭の中も茹であがるレベルでヤバいのが来るんじゃねえのか。これじゃ最初と話が違うよ。めっちゃ暑いやんけ。

 どうするんだよこんなにカンカン暑くしやがって。熱で地球が、そこに住む人がバグるだろうが。今の段階でモーターがイカれるくらい扇風機が仕事をしている。私以上に働きものだぜ。これって急に壊れたらどうなるんだろうか。扇風機のスペアなんてないからその時には大人しく暑さで溶けるか、溶ける前に金を握って最寄りの家電屋さんに駆け込むかしないとな。

 ホント、暑くても洗濯物の乾きがめちゃ良い以外は特に良いことねぇんだよな。

 

 とかウダウダグダグダ文句を言いつつも元気にやることがあるだろうが。それがアニメを見ること。見たらココに思いを刻むこと。というわけで今日も暑さに屈することなく元気にパソコンをタイプタイプタイプ!

 暑いのが苦手な身ではあるんだけど、なんだかんだ私も元気だよな。元気に生んでその後もっと元気になるよう育ててくれた親にありがとうだよ。

 

 

アポカリプスホテル

アポカリプスホテル Blu-ray 第2巻(特装限定版) [Blu-ray]

 もうコレ、人類の存続については諦めた方がいいだろって思って見ていた。そんな退廃したSF世界で展開する愉快なホテルアニメ。ホテルものなら前期には「誰ソ彼ホテル」があった。ホテル業というニッチではないにしても作品テーマとしてそんなに狙っても行かない枠がまさか2クール連続で来るのは結構レアいこと。

 アニオリ枠らしく他メディアを駆使しても続きが知れない。その中でこのホテルの未来はどうなるのさ?と思って見ていくのが楽しい。これはほっこり出来る楽しい枠でした。

 全体的に作画が綺麗。キャラデザも可愛らしくてグッドな出来。

 

 人間のスタッフが去った後のホテルをロボ達が守っている。ロボ達はいつか帰ってくるであろう人間達を待っている。この設定からすぐにもプラネタリウムを舞台に同じをことをやっていたロボアニメの「planetarian」を思い出した。同じ思考を辿ってこの作品に行き着いた人は私だけではない。ネット意見でも同じものが拾えたことでちょっと安心した。やちよさんがゆめみちゃんに見えるという意見が上がるのもまぁ分かる。その他にも設定や雰囲気的に「ヨコハマ買い出し紀行」「鉄コミュニケイション」あたりも思い出すものだった。古くからオタクはこれ系の世界の退廃×SF要素がマッチしたものが好き。

 

 1話目の段階で既に人類の帰還は諦めた方が良いだろと思っていたが、作中ではそこから時間がどんどん流れて50年、500年と経過していく。作中での時間の流れがエグい。銀河レベルの大河ドラマだな。

 時の流れのエグさにちょっとの怖さも覚えるが、内容は全体的にマイルド。やちよさんは最初こそ規律にうるさいお硬いお姉さんに思えたが、中身はかなり愉快だとすぐに分かってくる。ユーモアセンスもふんだんに盛り込まれたノリの良いロボットギャルだった。他のロボや宇宙人共とのやり取りも面白かった。

 やちよさんが宇宙に放り出されて漂流状態になった時には一気にシリアスさを感じてビックリだった。でも帰って来て戦車になっていたので笑えた。

 やちよさんの下半身が戦車になってタンク系女子に転身した時には「この作品はどこに向かうのさ?」と不安になったが、その不安もまた人生の美味しいスパイス。作り手の悪ノリもナイス。

 

 ホテル業務ではシャンプーハットを確実に設置することや入口ドアを開く仕事が重要になってくるらしい。思えばホテルなんてほぼ行ったことがなくてどういう所かよく知らんのよな。

 ドアマンロボがドアボーイの矜持を示す描写が実にコミカルで良い。ドアを開けるだけだろと思えそうなものだが、スポーツみたいに数日サボったら勘の遅れを取り戻すのにすごい時間がかかるらしい。プロの世界だとドアを開けるだけでも色々あるんだな。

 

 タヌキ宇宙人が最初は迷惑な客だったけど、後には仲良くなって長らくホテルでご一緒する良き仲間になった。

 このタヌキ達も可愛いです。そういや最近はリアルですっかり見なくなったな。たまにタヌキが見たくなってYouTubeでタヌキ動画を見ることもある。そんな私は山を遊び場にして育った田舎出の人間。

 ポン子ちゃんもやちよさんに次ぐ可愛い子ちゃん第2号枠として愛せる。

 ポン子の結婚式とムジナばあちゃんの葬式をダブルで行った回が良かった。開催の都度面倒な思いをする冠婚葬祭案件を二つセットのダブル消化した展開は印象的。

 ダブルで消化したアレは新しい。共に眠くて面倒なイベントなので、一度に消化出来るのはタイパが良い。とか言うのは不謹慎なのかもしれない。

 ムジナを演じた榊原良子は今期だと「ある魔女が死ぬまで」「LAZARUS」でも婆さん役で登場していたな。

 

 第11話では、仕事休みをもらったやちよさんがホテルの外を散策する内容をお届けした。普段はホテルの中ばかりだから、外の世界がたっぷり見えることで珍しい回となった。

 他に珍しい点といえば演出もそう。この回ではやちよさんがあちこち行くのをセリフ無しで長時間見せていた。アニメなのにキャラが喋らないシーンがあんなに連続するのは稀。こうなると昨今のアニメがいかにノイズに満ちているのかが分かるってなレベルで静寂な時が流れていた。あとやちよさんが休暇中にパチンコ屋で一勝負しているのにはちょっと笑った。

 

 最終回でホテルを訪れた客は待望の人類だった。まだおったのか。絶滅したのかと思ったぜ。

 人類がいて良かった良かったでスムーズに終わるのではなく、地球で宇宙服を脱いだら人類なのにまともな状態でいられないことが確認された。これはどうしたんだ。

 これといってウイルスがあったり酷く大気が淀んでいるわけではないが、長く歴史を歩む中で地球が人類にでなく、人類が地球にマッチ出来ない体質になっていたと分かった。なんかコレ、簡単に描いているようでダークというか怖い感じでもある。

 今後まさかの自然淘汰の形を辿って、人類が地球を壊す前に人類の体が地球に合わないことで死滅するなんて未来が来るなんてことはないだろうか。地球が変化しない限り人類はいつまでも平気な頭でいたが、考えてみれば生物も進化や退化を繰り返して時と共に変化するわけだから、その変化の中で地球に合わない体の構造になったという事も未来の可能性を探ってみればありえるのかもしれない。とかなんとかちょっと真面目なことを毎日アニメを見ては笑っている呑気なヤツが考察したところで人類の未来に何か影響することがあるわけがない。難しいことを考えずに明日もアニメを見て楽しく笑っていこう。

 最後はまた人類としばしの別れを迎えてホテル営業はこの先も続くという形を取って終わり。最後までやちよさんのユニークさが際立つもので、このアニメの落ちはコレで良かったと言えるだろう。とても楽しかったっす。

 

 OPでやちよさんが楽しく踊っている様が可愛い。気合を入れてダンス作画を仕上げているな。

 最近はとりあえずキャラを踊らせとけの勢いでOP動画を作る例が結構見られる。同期アニメでもOPでキャラが踊っているものがいくつかあった。前クールのOPで踊るアニメといえば、メダカくんの虫ダンスが一番の思い出だが、アレと比べればやちよさんのダンスは素晴らしくヌルヌル動いている。良きです。

 OPとEDで聴こえるaikoの曲も良かった。こちらの楽曲もフルで聴いています。

 

かくして!マキナさん!!

かくして!マキナさん!!【かくしてる版】

 素晴らしい!今期の素晴らしきスケベ枠でした。

 今期はスケベ枠が充実していて、本作と並んで「履いてください、鷹峰さん」「ちょっとだけ愛が重いダークエルフ異世界から追いかけてきた」もこの春のスケベを盛り上げた。3作の中ではマキナさんが一番出来が良かった。こんなにスケベでアホな内容なのに、謎に作画が良い。出てくる女子は皆可愛かった。眼福ですな。

 

 本編を見るに、タイトルの「かくして!マキナさん!!」には、マキナさんがあまりにもおっぴろげ~なことから隠しての意味、前述の事柄を受けて用いる斯くしての意味、それぞれが含まれるようだ。ホント隠してよね。

 

 マキナさんがとても可愛い。赤髪ツインテ、八重歯あり、おっぱいが元気、各種要素から清々しく美少女。でも頭の中はスケベでバカ。全部含めて良きものだ。

 マキナさんがナイスバディで女子にしてはちょっと身長が高めに設定されているらしく、相棒の童貞少年 阿久津くんと並ぶとちょっとデカく見える。そこも良し。

 阿久津くんがノリノリスケベでなく、女子よりメカをイジりたい欲求が勝っているぽく、マキナさんに対しても女子へのドキドキばかりでなくメカりたい(メカをいじりたい)想いが多分に出ているのは面白い。メカに対する彼の想いは真にオタクのそれって感じ。

 

 マキナさんは高性能なようで簡単にバラけるために割とポンコツなのかな。女子の足や首が取れても不快感がなく、しっかりギャグとして普通に見れる。むしろ各種パーツの接合部分のメカメカしさが綺麗に描き込まれていてなんか格好良い。足や首のパーツが取れたその奥に覗く内部メカのデザインもナイスだった。

 

 マキナさんが当初はもっと真面目な優等生なのかと思ったら頭の中がピンクの結構アホで、そっち系のノリも良いことからかなりユニークな女に設定されていた。それは良し。

 持ち前のセクシーさでハニトラを仕掛けて男をダメにする機能があるけど、システムによってエッチな情報へのアクセスが制限されているというなんか企画倒れなロボ設計になっている。エロの才能があるのに成長の場を与えられないというなんか不遇なことになっているマキナさんの運命に笑う。

 しかしこのハニトラ用の美少女ロボの存在は、立場がある人ほど危険に思えるものだろう。この手の刺客が大企業の社長や政治屋のもとに差し向けられたら多分ダメにされるだろうな。

 

 同じ規格のロボ同士でパーツの共有が出来るのはロボマニアとして湧く要素。ロリタイプの姉妹機と首を入れ替えることで、マキナさんがロリに、ロリは巨乳ギャルになれる。顔の好みと体型の好みを簡単に合わせることが出来ることから、お客さんにとってとても利便性の良い性能だと言えよう。あっちとこっちの互換性もぴかいち。

 

 スケベでおバカなマキナさんの声が高柳知葉なのは意外。同クール放送の「シンデレラグレイ」でオグリキャップを演じている時とは全然芝居が違う。同じ人が演じているとは思えないほどそれぞれのキャラ性にギャップがある。しかし高柳知葉のスケベな芝居ってのも良いものだ。ここまでスケベっているキャラを演じるイメージがなかったから、これは演技の新境地開拓になったのではなかろうか。ナイスでした。

 

 人間のキャラで面白いのはマキナさんのお友達のぎゃるのまみみちゃん。この子も強烈にネタっていて面白い。悪漢はとにかく叩きのめす勢いで行く強かにして図太いギャル。そしてやはり人間の彼女もスケベ関係の知識が豊富。

 阿久津くんがスケベワルワル男だと勘違いしたまみみは、彼を叩き潰す作戦に出る。そこで選んだ作戦が前立腺を殺すというもの。そこをピンポイントで攻撃出来る指サックを装備したり、ケツの穴にスタンガンをお見舞いするなど考えることが過激。とにかく悪い男をやっつけるなら前立腺をグイグイ言わせて黙らせれば良いということは分かった。攻撃性がやや強めなまみみちゃんの強烈なヒロイン性も大変印象的。

 阿久津くんが住んでいるアパートの巨乳の大家さんもセクシー担当ヒロインで思い出に残る。演じた新谷良子の声がなんか久しぶり。昨今は連続で登板のネームドキャラをあまりやらないイメージがあるので懐かしい声を割と眺めに聞けて良かった。

 新谷良子といえば、かつて出演した「ひだまりスケッチ」では部屋を借りる学生役を演じていたのに、今度は貸す側を演じることになったのか。長い役者歴の中で店子と大家、両方の立場を演じられるようになったわけだ。成長ですね。

 

 毎話スケベでアホいことをやるだけで15分の放送時間が終わる。そんな感じで短い割には意外と得られるものが多い。まぁ何が得られたとは詳しく語らんが、とりあえず満足度の高いショートな枠だった。

 最終回も普通にスケベなことをして最後の特別感もなしに終わった。それで良い。

 こちらは楽しかったし可愛かったしスケベだったので2期も是非お待ちしています。もっと隠さない2期で行こう!

 

この恋で鼻血を止めて

この恋で鼻血を止めて

 こちら中華アニメだそうです。作画が微妙で、なんか後半に行くほど絵の元気が落ちてきたような。作画が良かった同クール放送の中華アニメ「TO BE HERO X」とは気合の入れようが違う。

 物語のキー要素の一つが激しくぶちかます鼻血。表現をマイルド目に見せてはいるが、やはり吹き出しすぎて汚い。

 OLのモカちゃんは結構可愛い感じだったけど、付き合ったらちょっと面倒そう。ヤーセンくんはまた一癖ある女の面倒を見ることになって大変だ。

 モカちゃんの体は、最強に暇なヤツがよく言う「退屈すぎて死ぬ~」の状態になったら本当に死ぬヤバいことになっている。迷惑すぎる体質変化だな。中華事情は知らんが、現代日本人がモカちゃんと同じ状況になったら次々逝ってしまいそう。退屈している人間を見つけようってなら枚挙に暇がない状態だからな。

 

 同クール放送の中華アニメ「TO BE HERO X」と同じくこちらもヒーロー要素があり、ヒーロー社会が描かれる。花江夏樹はどちらのヒーローものにも出ていたな。

 銀河ヒーロー要素とラブコメで攻めて行き、後半ではヒーロー組織サイドでなんか黒い動きが見えてヤバそうというミステリーにも切り込んでいく。ヒーローサイドに黒い話があるのは「戦隊大失格」の要素を思い出すものだった。

 

 途中からモカもヒーローとして覚醒し人生が劇的に変わることになるが、それも続ける内に飽きて退屈になって来たとか抜かす始末。

 ここでキャラクター同士が新規の刺激への慣れから来る飽きについてちょこっと討論したことが興味深い。

 何でも続けていれば飽きて退屈になるのは普通のこと。でも面白さばかり求めるのもどうなのだろうか。みたいな、事の真実を見て行く大切さについてなんとなく考えることが出来た。退屈な現代人が時に人生を振り返って考えるには良いネタだったのではなかろうか。

 

 まぁ普通に毎話を見ていったという感じで終わったかな。

 鼻血はホント出すぎて困っちゃうから早く止めようね。

 

ざつ旅-That's Journey-

ざつ旅 -That's Journey- Blu-ray BOX 上巻 [Blu-ray]

 ギャルがあちこち旅するのがテーマの日常系。とはいっても大学生女子がここまで長旅を連発するのがもう完全に非日常なのは言わないの~な点として覚えておこう。

 これを見て気づいたけど、私ってば本当に日本地理や観光スポットを知らないんだな。なんでそうなるのかといえば興味がないから。色んなの土地の学びを深めることや旅行にも興味がなく、全然行ったことがない。

 なんかいい感じの景色を見て回って飯を食うのも良いかも~と思うこともあったが、こうして人が行っているのを見せられて紹介説明を受けてもなかなか心が動かない。

 可愛い子ちゃんが楽しく旅していることで和むから悪いアニメ視聴時間ではなかったが、かと言って本当に興味がない分野のことなので感動して心が大きく動くものでもなかった。

 まぁ旅行なんて趣味も流行らないよな~。今は自宅で出来る楽しい趣味が多すぎるし。思えばアニメの見ていない分が溜まるのが嫌だから修学旅行に行きたくねぇとか言っていたこともあったしな。まぁそういうのはダメって大人に言われたことで結局行ったんだけどね。だって皆勤賞だったし。

 

 今期は女子の日常ものが集中状態で、本作と似た他作品に「mono」「日々飯」があった。これら似通った3作を並べて今期の日常系アニメ三銃士と呼んでいる(勝手に)。まぁしかし振り返ってみれば「ざつ旅」も「mono」も「日々飯」も全部雑旅だったなぁ。

 今期の漫画家女子の日常のヤツってなんだっけ?となったら今作の他に「mono」もあって「もう~ややこし~」なったのは私だけではないはず。しかしよくもまぁマンガを描きながら西へ東へ飛んでいるギャルがいるもんだな。そんなのだから原稿の仕上がりが遅いんだよ。私は原稿提出期間はきっちり守ります。

 

 そこにツッコむのは無粋だから本当に止めた方が良いとは思うが、素直に思ったことがある。それは設定が結構ありえんということ。

 主人公のちかちゃんはJD兼漫画家である。これがもう忙しいハイステータスギャルでもはやファンタジー。マンガ賞で金をもらったので、それを頼りに一人旅に出たら諸国漫遊の味にハマりすぎてもう大変。仲間も呼び込んで毎週旅に出ている。

 まだ見ぬ世界を見てまだ知らぬ自分を知り、その中で閉鎖的な日常から脱した開放感を得たい。迷える10代ならこれが出来ればスカッとすることだろうさ。でも今の世の中だと旅行の連発はムズいだろうな。乗り物使用、飯、宿、全部すごく料金が高いのだ。宿の料金がちょこっと出る回もあったが、あんなに高いの?とびっくり。最終回で旅に使った分、原稿料で得た分の金の内訳が出たが、結構な額が動くのなぁと思えた。

 

 出雲大社に訪問する旅ではすごいことに寝台からシャワーまでついたスーパー列車で旅していた。あんなのがあるのか~。マジで知らんかった。ああいった列車の利用はもちろん安くはなく、なかなかの値段がすると窪田ナレーターが説明していた。彼の声も良いと分かる作品だったね。

 

 最初のきっかけはノリで直行だったので、ろくに下調べも無しで遠出している。そのため宿も取っていない。この用意の雑さがまさに雑旅ってことなのだろう。

 他にも旅先でのイベントや交通機関の状況の確認を取っていないため、せっかく旅したのに目的地に入れない、乗り物で移動出来ないという凡ミスも連発していた。雑な用意で行くと真に旅を味わい損ねる。だがそんな若さゆえのミスも後の人生においては一つの良き味わいとして残りもするから決して悪くはない。そういうことも言っています。

 これについてだが、諸国漫遊に慣れた我が家の父が言うには「ありえん」とのこと。日を跨いでの遠出において、野宿をする用意があるならまだしも、それ以外で宿の用意がないのははっきり言って旅を舐めている。その時代、その土地の治安、季節、誰が行くかで条件は異なるが、多くの場合極めて危険。夜を越す場の準備を舐めてかかると最悪の場合死が待っている。だからちかちゃんは舐めすぎダメジャーニーだとのことです。

 あとそもそもの話だが、未成年が一人で外泊旅は危険すぎる。旅は楽しいが同時にたっぷり危険でもあると知る者からすれば、その条件一つだけで自殺行為とカウントされるとのことです。彼女が親元を離れているからストップが働かなかったが、未成年の子、しかも女子が一人で旅行するなら絶対止めるとウチの親は言っていた。

 なるほど、聞くほどに納得しか出来ない。旅は楽しいけど舐めているとマジで危ない。そう知れるきっかけとなりました。なおアニメにはそんな危険なシーンはないっす。ていうかこのマジなノリのツッコミは何なんだよ。

 

 旅先のお楽しみといえば各地の風呂も忘れてはいけない。というわけでギャルの入浴シーンもある。その分には雑なことはないしっかりとした目の保養要素となって良かった。

 あと観光に詳しくないのでやはり詳しいことは不明だが、どこかの橋に行った際、描かれた橋とその名前が違っていたらしい。ミスってよその橋の情報とごっちゃになっていたとか。そこは取材、または作画が雑だったのかな。観光スポットの名前間違いは普通に叱られるやつ。というタイトルとマッチした仕事ミスによって一つのネタとなりましたとさ。

 

 旅の仲間の内、大人なお姉さん組は佐藤聡美日笠陽子の「けいおん!」なコンビが演じている。まぁそこは声優好きとして反応するわな。

 鈴代紗弓はこちらでもウザい系元気ギャルの暦ちゃん役で出ていた。最近はこういう役が多いよな。

 ちか、冬音の漫画女子はどちらもモッサリ髪で毛量が多い。この二人のどちらを見ても髪を切れと思うばかりだった。漫画家は髪のケアを怠りがちみたいなイメージがつきやすい設定なのかも。もちろん一概には言えないのでそういう偏見は無しね。

 

 爽やかなOP曲はharmoeが担当。harmoeといえば、これまでだと微妙なクオリティ、なんならクソアニメのEDばかり歌いがちだったが、今回は良い場でOP曲を担当出来て良かったね。彼女たちが歌ったアニメは全部見ています。だからこその感想。

 というわけでこれからも人生を旅しよ!don‘t you?

 

koshinori.hatenablog.com

 

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