こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

「岡村靖幸」という天才についての思い出 その4

 

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 昨晩Yahoo!ニュースを見ていたら、我らが天才岡村靖幸を絶賛している記事があった。

 Yahoo!ニュースを暇な時に覗くのは、私の密かな趣味の一つなのだ。

 

 このYahoo!ニュースでは世界で起こった様々なニュースを取り上げている。そのたくさんある記事については、面白い物はちゃんと面白いのだが、つまらない物は天上知らずにつまらない。具体的にどれとは言わないが、目を通した4、5分が「マジで無駄だった。時間を返してくれ」とまで思えるようなクソくだらねぇ内容の物が少なくはない。基本は読んで楽しいのだが、その辺については要注意なコンテンツでもある。

 

 そんなYahoo!ニュースが岡村靖幸を褒めるという良い記事を上げているのではないか、と私はYahoo!を褒めた訳である。

 

 どこまで行っても音楽の常識と融和しない異色の才が光る希代のシンガーソングライター、それが岡村である。

 まず岡村と言えば、そのねっとりとした歌い方が特徴的で、私の中では「キング・オブ・ねっとりシンガー」の称号を有している。この歌い方がマジで好き。わたしの得意なものまねランキング8位にこの「岡村の歌マネ」が入っている。

 

 加えて岡村と言えば、色んな意味で気持ち悪い作風の音楽を生み出し、初視聴後には胃もたれしてしまうよなディープな作品も少なくないのが特徴であり、売りでもある。その辺についても昨日読んだ記事で触れていた。書いている奴はそのへん良く分かっている。

 好きになるまで、また個人的名曲になるまで長き時を要した「家庭教師」という曲が気持ち悪いソングの代表格だと思う。振り切った気持ち悪さは一周回って快楽エンターテイメントにまで昇華される。それを証明したのが岡村である。

 

 そして、かつて私が趣味で描いていた漫画の資料として使っていたデッサン人形のごとくクネクネと良く動く「クネクネダンス」も彼の魅力。ダンサーの一面も持つからスゴイ。

 岡村は、柔な哺乳類の人間にしては多くの武器をそろえている才能の塊である。

 

 過去にもこのブログ内で「岡村の魅力を叫びたい。例え世界の端の方からであっても、私は叫びたい」と思ったままに殴り書きならぬ叫び書きを行ったことがある。今でも岡村ミュージックは頻繁に聞いている。

 

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 で、最近のお気に入りの岡村ソングがコレ

 

 (E)na 

 という曲・・・・・・


(E)na/岡村靖幸

 

 気持ち悪いをエンターテイメントにまで昇華させた問題のアルバム「家庭教師」に収録された一曲である。

 忌々しい数学の公式を彷彿させるようなカッコとアルファベットで構成されたコレを展開すると「カッコイイな」と発音できるようになる。

 何このハイセンスななぞなぞみたいなオシャレタイトル!という感想を抱いた印象的一曲である。

 「本当に大事なKissなら僕しか販売してない」という印象的な歌詞が光る曲である。この突飛な歌詞が私のお気に入り。奇しくも、大事なKiss販売人岡村と同じく私も大事なKiss販売人なのである。不思議に共感してしまう歌詞であった。

 

家庭教師

家庭教師

 

  

 という訳で岡村の音楽は至高。

 「あれいいな、これいいな」と欲しがってばかりのBabyは聴くべし。

 

 あと、「気持ち悪い」と重ねて表記したが、コレは完全に褒め言葉であり、私は岡村靖幸が大好きである。