こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

命を賭けた双六「パーマン」

 私は藤子・F・不二雄作品が好きである。中でもパーマンは漫画を全巻集めて読んだほどだ。

 原作も好きでゲーム化したファミコンソフトのパーマンも大好きな思い出のソフトなのだ。

 

パーマン
 

 

 円盤に乗って地球に来たバードマンはお間抜けなことに悪者に円盤を取られてしまう。そこで我らがパーマンが立ち上がり悪者をぶっ飛ばすというのがゲームのあらすじである。

 バードマンは一人前の超人のくせしてここぞでドジをするんだよな。

 

 さっそくプレイするとファミコンソフトに多くありがちのアクションゲームだ。

 90年代に入りファミコンソフトでも新しい部類になる本作は80年代のファミコン初期ソフトと比べて映像が鮮明でカラフルだ。たのしいアクションゲームである。

 押し寄せるザコ共を時に倒し、時に避けては進みゴールらしき地点へ差し掛かる。

 「おっ、この先はボスだな」と直感し心の準備をする。

 「さてさて、ザコ共を倒して体も暖まった。いつでもボス戦いけるぜ!」とボスの登場を待つとびっくり!

 

 ボス戦がアクションでなくまさかの双六ゲームだった。

 「読めねぇ・・」

 

 私のコントローラー裁きで渡り合ったザコ共と違い、ボスとは運任せの双六で闘う。

 しかもこの双六が命をかけた双六であってサイコロで出た目だけコマを進めて止まったマスによって相手を攻撃することができライフを削りあうという物、それとは別に普通に先にゴールした者は勝者となる。

 攻撃した時の効果音が「痛い」。

 

 ライフがゼロになるか相手に先にゴールされた者は命を奪われる。普通に闇ゲームである。

 最初のアクションゲームパートでパーマンバッジを集めていれば仲間を呼んで助けてもらうことも出来る。バッジを集めてボスまで進めるのが重要だ。

 正義の味方のパーマンなのに入手可能アイテムに「いかさまサイコロ」なる物がある。このサイコロは名前どおりイカサマが施されており5か6の目しか出ない。バトルを捨てて先にゴールして楽にボスを下すことができる。

 これで遊んでいた子供の頃に「いかさま」という言葉の意味を知らなかったので祖母に聞きに行った思い出がある。

 

 このようにかなりクセのある楽しいゲームであった。何気に名作だと思う。ボス戦の双六をしている時のBGMが良曲だ。


ファミコン パーマン #1

 

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