NHK受信料がどうのこうので争った裁判の記事を先日のヤフーニュースで拝見したところ、結構な量のNHKへの攻撃的コメントが投稿されていたのでNHKだって良い所はあるんだぜと言っておきたい。
いつから始まったか、古くから今日までNHKの看板となっている大河ドラマ。これは今でもシリーズが続いているのだが、現在は忙しく見られないので何を放送しているのか知らない。思えば、香取君が出ていた「新撰組」を見たのが最後だったかもしれない。放送したのは多分15年くらい前だ。香取君が大口を開けて己の拳骨をくわえるという変わった画のポスターがあったのを覚えている。
そんな大河ドラマもまだカラーでないモノクロ放送時代から歴史が続いているのだが、そのたくさんある作品の中で私が一番はまったのがコレだ!
1978年放放送作品である。
ポイントは黄金の日々でなく「黄金の日日」となっていること。
このドラマが熱いんだな~。コレが一位。
豪商 助左衛門を中心として商人のあれこれを語る~ とまぁ内容とかあらすじはウィキでも見れば一発だから置いておこう。
このドラマの一番印象的なシーンは助左衛門の友人 石川五右衛門が処刑されるシーンである。
ご存知の通り石川五右衛門といえば天下に名を馳せた盗賊である。五右衛門がどういう奴であれ世間様にとって盗賊といえば悪さをする連中であり、それを捕まえたとなれば罰を与えるのが当然の流れとなる。そして、五右衛門は数ある死刑の中でもかなりえぐい物に分類される入り釜の刑に処される。
これを考えると五右衛門風呂って釜で茹でられているみたいだよね。
もう国民の半分くらいかそれ以上は五右衛門風呂なんて入ったことがないって人になるのかもしれないな。沸かし方に気をつけないとめちゃ熱いんだぜアレ。
死に行く友人への手向けとして助左衛門が鐘を鳴らす所が最高に良い。大昔の日本では異国の宗教を信仰することが厳しく禁じれた時期があり、作中でも鐘撞き堂が封鎖されている。
罰を覚悟してまでご禁制の鐘であるバテレンの鐘を鳴らす助左衛門に涙する。
「聞こえているか五右衛門!」のセリフをめっちゃ良い声で言う松本幸四郎の演技は100点。
「わいも大きくなったら南蛮酒飲むんや」と思って見ていた。
出てくる男達の顔面が皆男前なんだよね。
とにかくこの回は強烈に印象に残っている。
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たまにはNHKもいいもんだろう