こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

アニメ好きを苦しめるコロナウイルス

 コロナ襲来のせいで私の生活も大きく変わった。

 その怒りと、あとは趣味のアニメとかのことをつらつらと書き殴っていこうと思う。

 

 

 こうも外出出来ない状況が敷かれた今こそテレビの力が頼りだ。というわけで日々楽しくあれこれの番組を見ていたのだが、ここへ来て様々なアニメが放送延期になるというショッキングな事態が続いている。

 

 アイナナ二期、放課後ていぼう日誌、食戟のソーマ5期、富豪刑事、天晴爛漫、ワンピース、デジモン、ヒープリ、ポケモン、と様々な番組が延期を決定した。全部毎週見てるヤツだからショック。

 

「ヒーリングっど・プリキュア」は、地球を病気にする悪者連中をとっちめる物語展開だったので、コロナをヒーリングしきれずこれが放送出来ない状態に追い込まれるとはなんとも悔しい。日曜朝に悠木碧の声が聞けるというイチオシコンテンツだっただけにコロナに負けたのがショック。

 

 富豪刑事はまさかのSixTONESがOP曲を担当したということで、ジェシー推しの私としては、そこも含めて楽しみにしていたのに2話までしか放送しない。

 

 こうなると「暇か!」といった感じにもなる。特に週末の作品がなくなるので暇だわ。

 これよりも前には、SAO、俺がいる三期、ノーガンズライフ二期など、そもそも一話を見送った作品もあった。春は暇か!とツッコミたくもなる。

 

 昨今のアニメは1クールに本数がありすぎて、楽しいけど見るのが疲れる状態だった。たくさんあって疲れるのも確かなことだが、無くなりすぎるとそっちの方が困る。

 

 音楽番組やバラエティ番組も順次新作が途切れている。多くの番組では総集編を流している。

 前回のMステなんか寂しいもので、タモさんすら出ず、全編VTRになった。前々からVTRが増え、肝心なライブシーンが減ったと散々ツッコまれていたMステも、コロナ騒ぎでついに丸ごとVTRになってしまった。寂しい。

 

 ドラマの方ではまさかの「野ブタ。をプロデュース」を再放送している。修二と彰とか懐かしすぎる。今PVを見たらJUMP、キスマイ、エビの猛者共がバックについているからスゴイ企画だったんだなと改めて思う。青春アミーゴはいつまでも名曲。

 確かにいいものだけど、それにしてもいつの作品をやってんだとも思う。新作を用意出来ずに修二と彰に頼るなんて現状が異常事態である。速く新作で勝負出来る体制に戻って欲しい。

 

 そういえば亀と山Pのアルバムも発売延期になった。あれは聴きたかったな。亀も山Pもライブがしたくてウズウズしているはずだろう。私の母はこれに参戦する予定だったので残念がっていた。

 

 番組だけでなく、CDやBDも軒並み発売延期になっている。レコード会社も大迷惑な事件だろうな。

 

 

 高度経済成長期というメディアの分野でも発展を迎えたあの頃から、絶えずテレビでは新録された新作がお届けされていた。それが憎き病気のせいで途切れる。こんなことある?とツッコミたくもなる。

 

 かつて坂上忍が、芸能界なんてなくたっていいと言ったことがある。人々の生活に必要なのは食材をつくる、家をつくる、様々な商品をつくるという会社員の仕事であり、芸能だとかエンタメとかいうものなんてなくても人は死なず、普通に生きていけるという意味をこめた言葉だった。

 確かにそうだとも思う。我々が楽しむアニメをはじめとしたテレビ番組なんてのは、人類の長い歴史の中では最近のものであり、そんなのが無くともかつての人類はたくましく生きていた。よってテレビなんて、アニメなんてなくとも我々は死に瀕することはない。むしろ辞めれば目の健康の維持にもなる。

 

 だがしかし、そんなエンタメを取っ払った日本に何が残るというのだ。いや、いくつかは残るものもあるが、私の趣味で言うと、そうなったらただのつまらない国に成り下がるということだ。これだけ娯楽大国になった日本からそれが無くなったらもうダメでしょ。

 

 生命維持を行うという点では、エンタメなんてなくとも生きていける。しかし楽しくなければ生きているとは言えないという自論を掲げる身からすると、エンタメなくして我が人生はない。心から新作アニメが見たい。

 

 一体日本のテレビ業界はどうなるのか、お休みになったものはいつ再開するのか、そして今のところ生き残っている作品はいつ「万策尽きた~!」を迎えるのか、先行きが不安。

 

 既に収録が終わっている本好きの下剋上二期、全話配信している邪神ちゃん二期、ULTRAMANあたりを今期はじっくり楽しもうと思う。全部作ってから放送なり配信するものは安心だな。

 現場の詳しい事情は分からないけど、もっとこの感じで作って放送できないのかなとも思う。

 

 

 コロナ騒ぎで五輪が無くなったらしい。五輪というのは世界を巻き込んで行う大きな運動会だけど、私は見ないし出ないので無くなってもなんてことはなかった。これが無くなるのは世界的に見て大きな問題だろうが、私にとっては関係のない遠い問題だった。しかし、五輪よりもぐっと規模を縮小してお茶の間で楽しむ番組がなくなるとそうはいかない。世界規模のことは知らないが、お茶の間という身近な空間に変化が起きれば、ことの重大さも分かるというもの。

 

 そういえば、一つ前の五輪の時には、アニメポケモンでサトシがポケモンリーグに挑戦していたので、五輪そっちのけでサトシを応援していた。懐かしい。あの夏は平和だった。

 

 日の丸国旗は元気で明るい国の象徴。そういって問題ない明るい社会を取り戻して欲しい。

 私は絶対に生き残り、発表が延期になった様々な作品を後に楽しんで人生の帳尻を合わせなければならない。でないと死ねない。

 こうして人生のモチベーションと未練が一致したところで今日のところは寝よう。

 

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