こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2画面ぶち抜きでぶっ放せ!「魂斗羅デュアルスピリッツ」

魂斗羅デュアルスピリッツ」は、2008年に発売したニンテンドーDSソフト。

 

 先月Xbox360を購入した。そちらでたくさん遊ぼうと思ったのだが、いざテレビに接続してのプレイだとどうにもダルくなる。やはりお布団の中でもサクッと起動出来る携帯ゲーム機がプレイスタートのハードルが低くて良い。

 

 そんなわけでまたDSに戻って何かやろうと思った時にみつけたのがコレだ!

 

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魂斗羅 デュアルスピリッツ

 

 なんて暑苦しいジャケット。これは期待出来そうだ。

 最近ジャニーズのSnow Manが好きで注目している。その関係ですぐに思ったのが、向かって右側のお兄さんが岩本照くんに結構似ている。共感してくれる人がいないかな。向かって左ならちょっとだけしょっぴーこと渡辺翔太にも見えて来る。なんにせよとても良いイラスト。

 

 スーファミの「魂斗羅スピリッツ」が大変楽しかったので、DSでも出ていたずっと後のシリーズを今更遊んでみる。

 今作は魂斗羅20周年記念作品としてリリースされた。2008年の段階で20年も歴史があったのか。

 

 新しい魂斗羅を遊ぶにあたって良い復習になったと言える点がジャケット裏部分にある。

 そもそも「魂斗羅」とは何か。遊ぶ上でそれを理解する必要はまるでないが、どうせなら理解していた方が多分良い。

 

魂斗羅とは、熱き斗魂(とうこん)と遊撃戦術の素質を先天的に合わせ持つ最強の闘士の呼称である」

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 以上の内容がジャケット裏部分にデカデカと表記されている。勉強になるなぁ。そういう意味だったのか。先天的に最強なんだ。すごいな。

 これは誰でもなれるものではない。お父さん、お母さんが描く遺伝子の法則で魂斗羅になるかならないかの未来は決まってくるようだ。私は熱き斗魂なら持っているが、遊撃戦術はゼロかな。

 

 そんなほとんどチートな魂斗羅達が、銃をバンバン撃って悪者共を撃退するアクションシューティングが楽しめる内容になっている。

 別に気にすることもないが一応のストーリーがある。ブラック・バイパーと呼ばれるエイリアンに占拠された都市を開放する事が魂斗羅達のミッションとなる。形は様々な化け物共をとにかく全部狩るのだ。

 

 面白そうだぜ。そう思っていざプレイしたところビックリ。すごく難しい。

 コンボイのゲームほどではないが笑える程すぐに死ねる。え、魂斗羅ってこんなにムズかったか?と思ってしまう。

 ゲームモードはイージー、ノーマル、ハードがあるが、イージーでなんとか突破出来るくらいでノーマルでも1面で手間取る。ムズい。

 この点の感想には個人差があるだろうが、一般的に言ってこの難易度は決して低いとはいえない。

 シューティングやアクションならまあまあ自信があったのに、こんなに死んでしまうとは落ち込むぜ。

 

 敵がめっちゃ出てくるし、ポジション固定の敵以外のザコはその場に立ち止まっていると無限にワラワラと出てくる。一時も気が休まらない。

 敵の配置もかなり意地悪だ。死んでは覚えていかないと無理。マジに初見キラーだわ。素直にムカつくと思いつつも繰り返し遊んでしまうのはなぜだろう。これらの事は魂斗羅シリーズなら共通のことかもしれない。

 

 ボタンを入れっ放しにすれば連射モードになるが、実は手動で連打した方が連射スピードが速い。これには結構後まで気づかなかった。

 

 2画面ぶち抜きでステージは展開する。上下画面それぞれに敵がいて、上下それぞれで攻撃してくるので、あちこちに目を向けていないといけない。これが忙しくてムズい要素。故に楽しい。

 

 上画面に移動する時にはワイヤーを伸ばして移動する。この点が2画面のDSでリリースするにあたって活きる新要素。画面ぶち抜きでワイヤーを伸ばすこの感じは、前に遊んだ「影之伝説 -THE LEGEND OF KAGE 2-」の長く伸びる鎖鎌を扱う感じっぽくもある。

 

 マリオみたいな横スクロールアクションで見せていくのが基本だが、中には横でなくステージを上下に進むもの、スペースハリアーみたいに奥行きがある3Dシューティングになったりもして見せ方には工夫がある。急に変わるゲーム性にも面白みがある。

 

 ステージは街に始まって空に海にと実に様々。魂斗羅達は舞台を選ばず戦いまくるスーパー戦士だった。 

 

 ボス戦でのボスデザイン、グラフィック、演出はすばらしい。デカくて危険な化け物と戦っているという迫力が伝わるものだった。

 巨大なガイコツボスがいる。あのガイコツボスは懐かしの魂斗羅スピリッツにも出て来たな。

 

 普通にストーリーを進めて行くのとは別に、与えられたミッションをこなしていくミニゲーム的モードも楽しめる。

 

 やりこんでいけば過去作の「魂斗羅」「スーパー魂斗羅」のアーカイブが開放される。実はコレ一本で新作と過去作、合わせて3本のゲームが遊べる。なんてお買い得なんだ。

 

 実を言うと拙い私の腕前では各種機能開放は無理だった。このゲームの以前の主様の頑張りで過去作を遊べる権利を得ている。中古でゲットしたものに、前に遊んだ方のデータが残っていたのだが、やることはほぼ全部やっていて隠しキャラも開放状態だった。よってフルで楽しめて嬉しかった。これはグッジョブ。

 

 この私は安い時期に購入したのでラッキーだったが、このソフトは現在ではとんでもなく値上がりしているので簡単には買えなくなっているらしい。中古価格が新品定価をオーバーしたプレミアソフトになっている。

 

 そんな訳で秋の夜長に過激にドンパチして気分アゲアゲになれるゲームだった。難しくてめっちゃ死んだけど、また挑戦したくなる面白さがあったぜ。

 同じDSのアクションシューティングなら「メタルスラッグ7」の方が少し難易度が易しめでポップな作りになっているかな。

 

 古い方の魂斗羅も楽しめ、シリーズの歴史も学べて良かった。ここには入っていない魂斗羅スピリッツもとてもお勧め出来る。

 

 

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