遂にナンバリングを冠するライブの方にも手を出してしまった。
なんだろうか、楽しいのにこうも沼り込んで行くことに対してやけに慎重になってしまう。
当時のニジガクの新たなるステップになったステキなライブが完成した。それを遅れること数年後の今見たのだ。
良かったわ~BDが出ていて。過ぎ去りし栄光の時にサクッと巻き戻って確認が出来るものな。
というわけで、映像で紐解くニジガクライブの歴史をお勉強中。
こんなにステキなコンテンツとの縁が生まれたのはトキメキであり、惹かれたのは輝きなのだろう。思わずトキランしてしまうステキなライブだった。
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まるで実写ライブを二次元化したかのような完成度高きジャケット。別に目の病気ではなく、心眼で覗けばこの理解で正解。
前作のライブBDに収められた「校内マッチングフェス」はまだまだ試運転の状態であり、本格的にブーストを焚いて来たのはこのライブから。各員の意気込みも前回以上にすごぞ!と分かる。
2019年12月14日、15日に武蔵野の森総合スポーツプラザ・メインアリーナで開催されたライブ映像が収録されいる。
同じ公演が2本分しっかりと映像化されている。同じならどっちかだけで良くない?と思いがちだが、やはりライブは生モノなのでセトリが同じなだけで後は別のドラマなのだ。そんなわけで同じ曲だけど2日分を楽しく見る。
始まってまず思う事は「客、多っ!」ということ。表現として汚いかもしれないが、質量としてはゴミ程いると言って間違いではない。
こんなに客が来るのか。おまけにここ以外でもライブビューイングでリアルに楽しんでいる勢もいたとMCで説明があった。
やっぱりラブライブというのはお化けコンテンツだし、オタクは元気だし、かすみんに会えるしってことでそれなりの集客率があると分かる。
これがコロナ前最後のわんさか人を入れて良いライブとなり、次回の2ndでは無観客配信の形態を取ることになる。
オタク達が相変わらず優秀だな。声出しでステージを盛り上げる良きアシストにもなっている。オタクの野太い叫びも楽しんでこそアニメ関連のライブだな。
DAY 2公演のオープニングで前田佳織が自己紹介した時、客席から「前田ぁぁ!」の断末魔的叫びが聞こえるのには吹いた。愛があるオタク達だな。めっちゃ名前を呼ばれている。
なお、現在YOUTUBEにはその名場面のみをアップしたものがある。たまに見に行って一笑いさせてもらっている。BDにまで入ったことで、声の主は「前田ぁぁ!」は俺の声だって友達に自慢出来るね。
前回の校内マッチングフェスでは、もっとデカい場所でやりたいというキャストの野望が語られていた。で、さっそく会場のデカさは更新したのではないだろうか。こんなに大きいところで出来るんだ。
今回はせつ菜がヘッドライナーで行くという話し合いがあったらしい。最初にヘッドライナー宣言があった。主役は全員だけど、あえて真の主役を作ればそれはせつ菜かもしれない。せつ菜スカーレットストームの破壊力は凄い。
9人分のコーレスのやつは楽しいな。
エマちゃんのエマージェンシーからのマイナスイオン放出の流れとか頭を緩くするほど楽しめる。ステージの上と下で行う良きキャッチボールだ。
かすみんをかすかす呼びする例のコントのやつも楽しい。相良茉優が芝居継続の息切れを起こして急にかすみんから本人戻ってしまうところが面白い。こういうのも生のステージならではの楽しい感じだった。
相良茉優の演じるかすみんは、同好会で一番ファンタジーな女だと思う。憑依することでコレを演じ切る覚悟は素直に尊敬出来る。
皆しっかりアイドルしているな。改めてすごい。普通に可愛く見える。
そんでメイクが良い。ちゃんとプラスアルファで女子を盛れる技術が見られる。
1stアルバム、2ndアルバム収録の全曲を贅沢に披露。しかもオールフル尺。ありがてぇ。皆声がキレイで良い歌声をしているため、お声が聴けるだけでありがてぇ。
すげぇな。コレ本当に歌っているな。一人が持ち曲2曲をフルでとかきついだろうなぁ。
皆大好きトキランをぶちかましてからオチまでずっと楽しい。
9人曲の「Love U my friends 」は、かなりアイドルしている可愛い曲だった。振り付けも可愛いくて良いし、これ用の衣装も良い。
「負けないよ!」の所が普通に可愛い。
「大好きが咲いている」の歌詞は美しくて感動出来る。この歌詞はこの同好会のあり方を象徴した心にズキュンとくるものだった。私の心にも大好きが咲き誇るぜ。
ソロコーナーの一番手はあゆぴょん。
中の人のあぐぽん、前作BDに続いてまた泣いてる。よく泣く娘だな。まぁ悪くないものだけど。
セトリの中でかなりお気に入りなのが「開花宣言」。コレのサビの高音の所にグッとくる良さがある。キレイな声で喉にきつそうな高いパートを歌い、そこら辺で泣いちゃうからこちらもウルリと来る。
これだからあゆぴょんは応援したくなる。ゆうぴょんもな。
かすみんの「L.O.V.E かすみん」からの「合格」の流れは絶対楽しいだろう。オタク達の声出しのボリュームが凄い。この曲ばかりは無観客でやると威力半減だろうな。「ダイヤモンド」、めちゃ良い曲なので最近すごく聴いている。
当然全部良かったけど、個人的MVPはしずくちゃんのコーナーかな。
「オードリー」「あなたの理想のヒロイン」、この2曲の組み合わせは強い。楽曲は文句無しに良いし、しずくという女を表現したキャラソンとしても優秀。そして歌が上手い。
前田佳織が格好良すぎる。イケメンなんだなぁ。表情でもしっかり芝居している。これは歌と踊りありきの舞台演劇でもあるんだな。油断してボケボケした頭で見ているわけには行かない。
「オードリー」めっちゃ良かった。これはもう大女優だわ。自分と同じくらいデカい傘を使ったパフォーマンスからのラスサビ前でコートを脱ぐのはめちゃアガる。格好良い~これは見惚れた。
対して次の曲はゆったり目だけど、魅せる所は魅せるアイドルの格好良さがある。キャラと役者のシンクロ率も素晴らしい。
前田佳織の身長は虹キャストで最小の146センチだが、圧巻のパフォーマンスで小ささを感じさせない。180くらいにも見えるオーラがあった。こうなるとある種スタンド能力。
ヘッドライナーということでやはりせつ菜パートは熱い。ロックな2曲を披露した。どちらも格好良いな。2曲とも「yeah」のシャウト部分があるので盛り上がる。喉が疲れそう。
「MELODY」の疾走感ある爽やかロック感は好き。男のアイドルがやってもしっくり来るような一曲だった。最後はマイクスタンドを蹴るところも格好良い。
CV:楠木ともりとしてMCで良い事を言ってるのに胸が熱くなる。このキャラを演じるのにかける想いがいっぱいあると分かる熱いMCだった。これがとってつけた嘘の言葉だとはとても想えない。素晴らしい役者熱が見えた。大好きを貫く事って人生をとても豊かにするという気づきもあった。
このカリスマ軍団の中でトリを持っていくわけだから、さぞ緊張したことだろうと思う。キャストの中では最年少だというが、喋りを聴くとしっかりしているんだなと分かった。せつ菜に限らずだが、このライブを見たら中の人を推してしまうなぁ。
丈がアシンメトリーになっているせつ菜のスカートはいいよな。
アンコールはまさかの投票性。票が多かった一人が追加で一曲披露する。そんな事出来るんだ。面白いことをするなぁ。
DAY 1はせつ菜、2はかすみんだった。やっぱりかすみんは良いよな。思わずもう一度聴きたくなる。
このライブで同好会内の3つのユニットの決定とアニメ化決定の発表があった。発表はアニメ一期放送の約1年前のことだった。
キャスト陣にとっては悲願のアニメ化が叶ったわけである。それをファンにお知らせする中で思わず女泣きしてしまう一行。田中、めっちゃ泣いてるやん。それを見てまた泣き出す鬼頭明里がアップされる。ここら辺はこっちも泣いちゃう。
一緒に頑張って来た皆で喜んで泣く。このピースフルな輪は良い。
話を聴くに、こちらの作品はゲーム内企画という面が強く、アニメになった他のラブライブから見たらスピンオフの立ち位置だったとか。アニメになる予定はないけどそれでも頑張れるのかとオーディションで問われていたという。それでもよくぞ頑張ってくれた。こちらは完全にアニメで知った口だから、そこにたどり着く前からだってこんな戦いがあったのかとは露ほども知らなかった。
アニメ化も迎えたことで、この1stライブは誰にとっても感慨深いものとなった。
あと、愛さんがライブ中に数回口にしていた「テンアゲ」って何よ。流行りのギャル用語っぽいけどココで初めて聴いたワードかも。
同好会初のライブだったわけだが、この段階で結構完成されているな。1stライブの段階でアルバム2枚も出しているだけあって経験値もなかなか。思った以上に楽しめた。これは現地に参戦していれば絶対楽しかっただろうな。この段階から参戦しておけば古参オタとして周りに自慢できるだろう。
二次元のアイドルとそれを演じる女優、各9名を×2して計18人で挑んだステージだとキャスト陣がMCで語っていた。この魂の込めようは格好良い。18人に楽しませてもらった。
やっぱりMCで各員が舞台にかける想いを聞けるのは良い。
これだからラブライバーは止められないと思わせる良きステージだった。
彼女らのこれからにも期待。
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