虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が好きなんです。だから彼女達の歌が聴きたい。
で、新アルバムが出たんで聴いたら楽しかった。今日はそのことについて語ります。
速く発売日にならないかな~と先月から楽しみにしていた虹ヶ咲の新アルバムが遂に発売日を迎えた。それが先週の水曜日のこと。そこから一週間しっかり聴き込みました。
その感想なんだけど、とっかかり、過程、結論、どこから言っても最高でした~で終わります。マジ最高です。
この12人で良かった。誤差3年の範囲内でよくぞこれだけの女傑が同じ時代に生まれ揃ったものだ。まさに百花繚乱です。
ちなみに私の時代には私しか揃いませんでした(←どうゆうこと?)
今回のアルバムは、一つのテーマの下に各員のソロ曲を集めたコンセプトアルバムになっている。そのテーマは「ラブ」。私の好物である。そこのあなたもきっとそう。
そんなわけでメンバー12人それぞれが追い求めたラブがテーマの名曲が勢揃いっす。女子が12人いればラブの形も様々。そこんところが面白いっす。
では一曲ずつ感想とか思い出とかを書き殴っていこう。
01.Walking Dream / 上原歩夢(CV.大西亜玖璃)
先陣を切るのはあゆぴょんです。
タイトルには「歩く」「夢」の意味が含まれるので「あっ、あゆぴょんの名前やん!」ってなります。
優しいリズムが心地良い一曲。ゆえにアルバムの入りの一曲としてふさわしい。これまでのソロ曲と比べてもかなり好きな部類かも。
全体的に可愛い感じの曲だけど、歌詞を見るとあゆぴょんらしい「やや重」なラブハートも見えるっちゃ見える。
アニメ1期後半でゆうちゃんに対して見せたあのアクションから淡白な女子ではないと分かる。まぁこれくらいの事は言うし思うだろうなと納得。
でも重さにばかり気を取られてはいけない。一方で愛が大きい女子でもあると言える。そんなことも分かってくる歌詞です。大きいなら良いじゃないか。
私はあのくらいヘビーな感じでも受け身を取ることが可能なラブのやり手です。あゆぴょんくらいなら全然アリです。
You TubeでMVがアップされている。その中で小さい二つ穴からあゆぴょんが覗き見しているシーンがある。あれが何かオモロくて笑った。
これがかすみんのラブ感なのか。意外と貞淑で純な感じ。暴れたラブの価値観があるとは思わないものの、ここまで大人しく真面目なのは意外だった。かすみんは何だかんだ育ちが良いんだな。
古き良き時代の乙女の心得が見える。とは言っても最近の人間だから知ったかぶりもある程度入っての感想かも。
ラストの「背伸びしたって」の甘ったるい歌い方が可愛くて癖になる。声がすげぇ。
そりゃ乙女だって恋がしたけりゃ背伸びもしますわなって納得。背伸びしたいその想いが可愛いってな内容。
曲調はムード感漂う昭和歌謡チックなテイストで令和に聞くと逆に新鮮で良いかも。
曲調としてもこの感じのが来るのは意外だった。ぶっちゃけしずくちゃんのにぎやかな曲と選曲が逆じゃないのかとも思ったが、こういうかすみんも良い。やっぱり自宅でパンを作っている女は一味違うぜ。
先日You Tubeで上がったMVを見ました。サビの一枚絵でかすみんがバリヤードのポーズで立っているのに何か笑う。どういうオーダーであんなポーズになったのだろう。可愛いんだけどそこが気になります。
それとまゆちはアーティストデビューおめでとう!
03.小悪魔LOVE♡ / 桜坂しずく(CV.前田佳織里)
すばらしい。こんなしずくちゃんに出会えるとは想いませんでした。今回一番ビックリな曲です。これまでのソロ曲とは諸々違いすぎる。
この子のアイドル論は、あなたの理想のヒロインを演じること。だから私が好む小悪魔ギャルのラブハートだって歌ってくれる。
小悪魔とあるけど、小悪魔ぶるターンは一部で、後はめっちゃ素直に好きの想いを言ってる可愛い曲だな。等身大のラブが見えて気持ち良いっす。
あざといのも可愛い女子のテクであり、本当の想いを伝えるのに効果的なアクションでもある。あざといの肯定派です。使える武器は全部使った方が良い。愛だ恋だってのはそうして制する戦争です。
よそ見や浮気は許さない、そして愛しい相手のハートは独り占めしたい。そんな可愛いことも言っている。最初から最後までめちゃ可愛い曲だと思う。
可愛い曲をめちゃブリッコで歌うしずくちゃんが可愛すぎる。小悪魔女子も悪くないと感じる秋でした。これをライブでやるかおりんは何かすごい事になりそう。
それと前田佳織里はアニゲーイレブン4代目MCおめでとう!毎週見ます。
04.My Shadow / 朝香果林(CV.久保田未夢)
果林先輩がガチ恋したらどうなるのだろうか?結構読めない。これは気になって聴きました。
ジャジーな曲調で格好良い。
しずくちゃんの歌は随分手の内を見せる素直なラブだったけど、こっちはより大人っぽく本当の想いを隠しがちな感じになっている。大人になるほど想いを扱うには見え隠れさせる割合が大事になるものな。大人ぶるからこそ逆に素直になれずにラブがやりにくい。そんな都合も見えてくる。
大人っぽくふるまうターンもあるけど、それもいくらかは見せかけで本当の所はスマートにめちゃ好きって思っている。そんなところが見えてくる内容でした。
何だかバーで飲んでいる女の恋語りを聴いているような気分になった。
果林先輩は熱いラブを持っているけど、簡単には男に甘えないのもかもしれない(全部勝手な想像です)。
果林先輩のちょっとねっとりとしたボーカルがセクシーで良いよね。
05. Request for U / 宮下 愛(CV.村上奈津実)
曲調やアレンジに感じる多幸感が心地よい。なんか懐かしい感じもするアレンジ。
これは愛さんらしい元気なラブソング。可愛い曲だし楽しくなる。今回の愛さんはポニテを解いて髪を下ろしているからなんか大人びて見える。
サビ部分はキーが高くて歌うのがシンドそう。
Dメロも良いなぁ。「この先も一緒がいい~しょ!」の愛さんのダジャレパートが入っている。なんて可愛いダジャレなんだ。ダジャレでキュンとなったのは初めてです。まさかの初体験ソングになりました。
というわけでこの先もニジと一緒がいい~しょ!
06.Cooking with Love / 近江彼方(CV.鬼頭明里)
いつもすやぴ~なことから怠け者に見えてしまうことがあるけど、そういや彼方ちゃんは家の事とかちゃんとする女子力高めのアイドルなんだよな。だからクッキングだってやってのける。というわけでクッキングに絡めて歌った乙女ラブをさぁ召し上がれ。
お料理ワードも出てくる歌詞の世界観が可愛い。
サビの「丸ごと包んでぎゅっとしてChu」の歌詞にキュンとした。可愛い。
07.チェリーボム / 優木せつ菜(CV.林 鼓子)
林鼓子ボーカルのせつ菜では初のソロ曲です。注目っす。
ご機嫌ロックでめちゃ格好良い。ラブな想いを歌ってこの爽快ロックだから表現は人それぞれだな。
これはライブで盛り上がりそう。しかし歌唱にカロリーを使うこと必至だな。ハイカロリーロックです。
歌詞に出てくる「未熟な二つの果実」ってのがチェリーを指しているんだな。ロックな表現でよろしい。聴いていると想いが想いが想いがどうにかなりそうだぜ(←病院行け)。
08.恋するSunflower / エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜)
良い良い!とても良い!
優しいひだまりの中で昼寝しているかのような心地よさがあるこの感じが超良い。前作よりも好きだわ。
サンフラワーはひまわりのこと。ひまわりは太陽に向いて咲くとも聞く。乙女のラブの花は好きな人に向けて咲くんですねぇ。萌えます。
穏やかで優しい曲調にエマちゃんのキャラ性と歌声が大変マッチしている。てか歌上手いなぁ。
これを部屋で聞いていたら母親がやって来て「すごい優しい歌で良いわね」って曲と歌声を褒めてました。母の言葉をちゅんるんに届けてやりたいぜ。
何言ってんだろうってなりそうな曲だが、恋する心はくっついて離れないマグネットみたいなものなのです(←経験済みっす)。そのくらいラブがラブを引き寄せる磁力はヤバい。
ラブを表現するのにマグネットをテーマにするのは、理科系な私にマッチするものだった。マグネットと砂鉄を用意して磁力の向きとかを研究するインテリでした。璃奈ちゃんも根っこではそういうの好きそう。
10.咬福論 / 三船栞子(CV.小泉萌香)
「咬む」の字を用いて八重歯女子流の幸福論を語っている。先に水樹奈々の「絶対的幸福論」を聞いたが、同じ幸福論でもちょっと都合が違っている。
これはなんとも……な内容。なんとでも取れるのかもしれない。ボカシ具合が上手いのかも。
多分アダルティでディープで、それでいて純なラブを歌っているのだろう。咬みつきたい程愛したいなんてこともある。そういうことだな。
首周りの事情を反映したサビ部分の歌詞は、高校生にしては背伸びした内容かもしれない。かすみんの歌よりも背伸びしてるかも。
「運命の赤い糸より目に見える信じれるもの」の歌詞には、現実主義な乙女心が見える。栞子はリアリストなんだな。
11.Lemonade / ミア・テイラー(CV.内田 秀)
なんてメロウかつ流れるようなリズミカルな歌唱なのだろう。歌が上手いし表現力もナイスです。格好良いし綺麗な歌で聴きやすい。これは上物だ。
今一度思い返してみよう。レモネードってどんな味?
それは甘くてちょっと酸っぱい。だからいつまでも味わい続けたくなる。ミアちゃんが想うところのラブもまたそんな感じ。実に詩的な表現で可愛いこと言ってます。
ミアちゃんの恋心がどんな感じなのか、なかなか見えないところだったけど、これを聞けば爽やかで女子らしくときめく心もありと見えてきます。
12.5201314 / 鐘 嵐珠(CV.法元明菜)
タイトルの数字は中国的愛してるのサインで、一生愛してる的なことを言っているのだ。数字羅列の中にひっそり潜ませたいラブもある。
今回も日本語、英語、中国語ごちゃ混ぜのワールドワイドな世界観。そんな国境も越えて地球共通の概念が愛なんだな。
各国の言葉を用いてランジュちゃんが愛を叫びます。というわけで各国に親しみを抱くラブソング好きは是非どうぞ。
これを聴くに彼女は恋愛において決して受け身には回らず、自ら狩りに行くタイプだと分かる。好きになったからにはグイグイ行く行動型タイプのようだ。肉食なのかしら?
2人だけの世界に引っ張り込むってくらいの攻め攻めな恋愛観が見えてきた。なかなか悪くない。私は攻防どちらも得意です。
曲調はご機嫌ノリノリ。格好良いテンポだ。
ほーみんさんがここまで格好良いだなんて、ちょっとナメていたかもしれない。デキるシンガーです。
13.Fly with You!! / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
とどめは必殺の全員曲です。
これははやまるを迎えて新体制となった虹ヶ咲のアンセムだな。ホントどこまでも飛んでいっちゃいそう。目指すは最高のもっと先って言ってる前向きソングです。
世界観はなんとも爽やかで広大。これからも虹ヶ咲と御一緒したくなるコンテンツウェルカムソングですね。虹ヶ咲からあなたへの愛が詰まっています。
ラストの一曲にマッチした良い曲でした。
まとめ
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会最高~。みんな超可愛い!
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という事が分かる名盤でした。この秋のお供におすすめしたい一枚です。
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