こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

超力DEオーレ!「超力戦隊オーレンジャー」

超力戦隊オーレンジャー」は、1995年3月から1996年2月まで放送された全48話の特撮テレビドラマ。

 

 スーパー戦隊第19作目であり、シリーズ20周年記念作品でもある。すごいぞオーレ!

 去年放送したゼンカイジャーが45周年記念作品だったから、長い歴史の半分にも満たない作品なのか。というわけで20年目の作品であっても現代から見ればしっかり古い。

 

 我が一族にも受け継がれる意志がある。ということで、先に親戚が遊んだオーレンジャーのおもちゃが私の所にも流れてきた。チビだった頃の私の生活を充実させてくれたオーレンジャーグッズに感謝。オーレンジャー5人が揃ったソフビ人形に、超力モビルの一部のおもちゃも手にとって遊んでいたものだ。

 我が家に実物の用意はなかったが、キングピラミッダーのおもちゃはデカくて高すぎたことで結構売れ残ったとかなんとかいう話を、当時のオタクの生き残りから聞いたことがある。

 中身は何にも知らないけど、おもちゃで遊んでいた関係から存在とビジュはしっかり知っている親しみある戦隊だ。じゃあこの機会に見てみようということになった。楽しかったので一週間くらいでサクッと見てしまった。

 OP、ED共に主題歌は速水けんたろうお兄さんが歌っている。ノリノリでカッチョ良いお歌も毎度スキップ無しでしっかり聴いて楽しんだ。

 

 放送当時の日本は大変暗い状況に覆われていたという。この年には、話に聞く阪神淡路大震災地下鉄サリン事件が起きた。神が呼んだ天災と狂人が起こした人災のダブルパンチが日本を襲ったのである。すごく怖い。

 暗いニュースがたくさんの中でもっと暗くなる作風はNGだ。そんな都合から、当初はシリアス路線で行きたかったオーレンジャーは、途中から路線変更を余儀なくされた。中盤からはとてもポップに攻める方針が見えてくるようになった。

 

 途中からは「超力」の要素やワードの多様も避けられたように思える。聞く所によると、例の地下鉄での事件を起こした組織のボスや幹部の一部も超力の類の持ち主だったとかなんとか。このご時世だとマイナス要素を持たれる恐れもあることから、このタイミングでこのタイトルは間が悪かった。

 そういえば、近い時期にやっていた「ビーファイターカブト」もこの事件きっかけで一部設定を変更してお届けすることになっていた。

 いかなる理由があろうとも、多くの子供達と少なくはない大きなお友達が楽しみにしているヒーローコンテンツを荒らされるのは良くない。心が痛む。歴史を振り返ってそんな事も思う今日この頃。

 自然も人間もオタクコンテンツを圧迫することのないよう大人しくして欲しいものだ。

 

超力戦隊オーレンジャー

 

内容

 放送は1995年だが、物語の舞台は1999年に設定されている。リアルな99年に戦った戦隊はゴーゴーファイブだったから、世紀末のこの年は地球が忙しかった。

 

 1999年、月に本拠地を構えるマシン帝国バラノイアは、地球侵略作戦を始める。手始めにパリ、ニューヨークをさっくりとぶっ壊してしまう。

 

 これに対抗して国際空軍(U.A)は、古代文明が残した超力を宿して変身する戦士5人を選出し超力戦隊を結成させる。

 三浦参謀の指揮の下、オーレンジャーはバラノイアと戦うのである。

 

感想 

 原点回帰もテーマに入れた新作だったためか、オーレンジャーのシンプル設計には初代のゴレンジャーの要素を見る事が出来る。キャラアイコンをデカデカとマスクに描いた設計は良い。シンプルながらもとても格好良いぞ。

 

 オーレンジャーの面々についても目を引くものがあるが、それよりも特撮好きならすぐに目が行くのが、あの宮内洋氏がいること。かつてはヒーロー側で戦隊シリーズに出ていた彼もすっかりベテランになった時期だったのか。今回は変身無しで、オーレンジャーを指揮するボスの三浦参謀役で出ている。いいなぁ~宮内氏がココにも出ていたなんて知らなかったから嬉しい出会い。顔が綺麗だな。 

 

 90年代中盤ともなれば映像技術も格段に上がってくる。本作シリーズから初めてデジタル合成が使用されるようになったという。 確かにデジタル技術で魅せる展開が目立つ。

 映像進化の歴史もここが一つの過渡期となったのだろう。微妙に古臭いが割と違和感なく見れる合成技術だった。一話目からデジタル技術を用いた派手な戦闘が描かれるが、ここは今見ても結構な迫力を感じた。

 先日これよりも10年くらい前に放送されたバイオマンを見たが、この期間でかなりの技術進歩を感じる。約10年で特撮ものの見せ方も手数を増やし、派手になったものだと感心する。

 

 全体の構成を見れば、序盤は当初のコンセプト通り結構シリアス、後半は最終決戦ということで結構シリアス。その間の時間は結構なギャグやカオス展開が見れて楽しい。

 止む無くコンセプトのブレを起こしたことで、世間的にはマイナス評価を食らうこともあったかもしれないが、私はどのテンションのオーレンジャーも好きだ。一本で色んな作風、テンションが味わえることからお得とも言える作品だった。

 

 遺跡研究から発見した古代のロストテクノロジーを用いて戦うというオカルティックな要素が良い。古代文明をテーマに盛り込んでいる点ではゴーグルファイブにも通ずるものがある。

 

 一般人ではなく軍隊メンバーを招集しての戦隊となるので、序盤からシリアスな戦闘に突っ込んでいくことになる。軍隊要素は初代のゴレンジャーからの要素を踏襲している。

 1話目から出てきたバラノイア軍のタコみたく足の長い戦闘機は、宇宙戦争の円盤みたいなグロテスク感があって好きだった。

 

 まずは隊長のレッドのみの登場となり、第一話ではレッド一人で怪人を倒してしまう。一人でも打倒するとは、さすが元から鍛えられた皆の隊長。一人で勝っちゃうのも珍しい。

 

 二話目からは4人追加。超力なんてものは当然やすやすと扱えるものではなく、扱えば体にかなりの負担がかかる。序盤の内だと鍛えた軍人でさえ変身すればその後はクタクタになるシーンが見えた。体と命を張ってるんだなぁ。

 

 敵の侵略作戦が完全に先出しとなり、1話目冒頭の段階から侵略は結構進んでしまっている。超力戦隊がだいぶ後出しになっていて、それもメンバーの合流も遅れるからその点は普通に心配しちゃう。考えればここは結構リアル。月から攻撃されて即日対応出来るだけの用意は無いよな。向こうに先手を取られる感じには緊張感が高まった。

 

 敵怪人が巨大化してからの進撃はいきなりではなく、5回、6回くらい放送してからのことだった。1話目からロボ戦は無く、そもそもまだ完成していなかった。初めてデカい敵が攻め込んで来た時には、5人各員に与えられるメカの内2機しか完成していなかった。5台のメカが合体したオーレンジャーロボの登場まで意外とゆっくり待つことになる。序盤のゆっくり見せていく感じは良かった。

 

 でも中盤からは用意が良く、オーパンチャー、オーブロッカー、タックルボーイ、他にも第3勢力でガンマジンが勝手に出てきたりと、ポンポンとメカが追加された。まぁグッズ展開の都合とかかな。メカ関連は格好良くて好きだった。

 

ロボの感想

 オーパンチャーはジェットマンテトラボーイ感がある。機敏に動いてボクシング技で殴り倒すスタイルが一致する。

 ロボは大砲でぶっ飛ばして現地に送るというスピード重視の出勤方法が取られている。オーパンチャーはクルクル回転を加えて発射されるので、随分と荒い発送の仕方だった。現地に到着してからオーレッドが乗り込むスタイルだから良かったけど、最初から乗った状態で飛ばされたら三半規管が死ぬだろう。

 

 オーパンチャーとオーレンジャーロボが合体したバスターオーレンジャーロボも格好良い。でもあんまり出番が来なかったな。

 二体が背中合わせになって行うアクロバティックな合体システムになっていた。あの合体の仕方が好きだった。

 

 5体のブロッカーロボがキングジョーみたいに分かりやすく縦型にくっついてオーブロッカーになる。合体をデジタル技術で見せるあそこは格好良い。先日「ブロッカー軍団Ⅳ」というアニメを見た流れで思うが、こちらはブロッカー軍団Ⅴになっているな。どちらも格好良い。

 オーブロッカーの二刀流技は超格好良い。剣の二本持ちってやっぱりアガるよね。

 オーブロッカーの登場からオーレンジャーロボはリストラしたのかってくらい出番が減った。 

 オーレンジャーロボは5人乗りにしては操縦席が狭いが、次に出て来たオーブロッカーは広々としてたという気づきがあった。

 

 タックルボーイの前にもジャイアントローラーというデカいタイヤをぶち込む兵器があった。あのアイデアも面白い。

 

 ガンマジンは寓話設定で面白い。アラジンに出てくるランプの魔人と同じ仕事をしてくれるので、子供的に分かりやすくて楽しい設定。あの神谷明が声を当てているのも凄い。

 ガンマジンを見た時にすぐに何かを思い出したが、何だったかなかなかはっきりしない。しっかり思い返してみると、ガンギブソンではないか。お腹周りの作りはガンギブソン味がある。腹の真っ赤なやつとか一緒だな。

 

 追加戦士のキングレンジャーも格好良い。キングということで顔にデカく「王」と書いている。全体的に子供が描きやすいシンプルなマスクデザインだったな。

 ゴツめのプロテクターはドラゴンレンジャーのヤツを思い出す。剣でなく杖が武器というのも意外と良い感じだった。

 彼が連れてくるピラミッド型の飛空艇にはモロに文明要素が出ている。これがロボ変形したキングピラミッダーはオタクにも良いネタになっただろう。いろいろと大胆。ゴールドライタンぽいなと最初に思った。キングピラミッダーにオーレンジャーのマシンを全部乗せしてぶっ放す技は火力ありまくりで爽快だったな。

 これのおもちゃがすごくデカかったというのは当時の有名な話らしい。ちょっと欲しいけど、もう地球にほとんど残っていないだろうな。

 

ヒロイン

 今回の戦隊は女子二人体制。やっぱり二人いる方がいいよね。

 ピンクの丸尾桃、イエローの二条樹里のダブルヒロインが華やかで良い。

 女子の隊員服は下がスカートなのも可愛い。スカートでの戦闘は下が見えそうな際どいシーンも多く、大丈夫か?とドキドキしながら見ることになる。ていうかちゃんと見えている所もあった。

 

 桃役のさとう珠緒は冗談みたいにぶりっ子する有名人。たいへん可愛らしい。彼女が特別小さいということもないのだが、樹里が172センチの長身ヒロインだから見た目が凸凹コンビすぎる。樹里めっちゃ格好良いな。デカい女も格好良くて良いんだよな。

 桃は小さくて可愛らしく、樹里は格好良い。ツーパターン用意されたヒロイン性が良かった。

 

 ヒロインの事を言えば、第23話は水着回なので目の保養となったというのが当時の男子ユーザーの感想だろう。

 この回はお肌のサービス回であると同時に結構なギャグ回でもあった。服を着たら酷い目に合うという敵の厄介な能力のせいで樹里がずっと薄着で出てくるという良き回でもあった。

 ちなみにこの回では「コード・ブルー」とかに出ている浅利陽介がゲスト出演している。当時はすんごいちっこい子役時代なので、彼のマニアにもおすすめな回。

 

 子役ゲストといえば、仮面ライダーZOの望月宏くんを演じていた彼が出ていた回もあった。ひろしくんだ!とすぐに気づいた。オーレンジャーに出演した後に引退したというので、これで最後の出会いとなった。

 

ギャグ展開も多い

 中盤のギャグ展開は結構目立つ要素になっていた。

 天丼の美学を用いた内容だと、48話ある内3度も怪人から襲撃を受けた新田一家が忘れられない。両親と姉、弟の4人家族。回を跨いでレギュラーでもない同じ人間が再度襲撃されるのもたくさんあることではない。それも3回は多い。

 高い寿司の出前を腹ペコ怪人に100人前食われて代金を請求される迷惑から始まり、最後は愛しの我が家が倒壊するまで追い込まれる。可哀想すぎるだろう。

 バラノイア相手に寿司代を請求しても多分返ってこないとオーレンジャーが説明しているのが地味に笑える。家が無くなった後も彼ら家族は、ゼロからスタートと意気込んで街に消えて行くのである。逞しい人達だ。

 敵の侵略行為で確実に困っている人間がいるのをしっかり見せる演出になっていた。

 

 名字が「辺名」でが「へんなおじさん」というやっぱり変なおっさんが出てくるのも面白い。これも一発キャラでなく再度登場する。スキンヘッドの目立つ風貌だから覚えていたけど、この人はガイファードにもレギュラーで出ていたおじさんだな。

 

 オーレンジャー隊長の星野吾郎もしっかり見ていくとギャグ要員というか、多分ヤバい人なのかもしれない。上の指示に忠実で冷静に行動できることで軍人としては間違いなく優秀だが、ちょこちょこおかしい。

 オフの日に楽しそうにスイーツの本を読んだり、ノリノリで暴走族に変装する任務を行ったり、極めつけは「日本一長い母の手紙」を読み出す展開がおかしい。

 母からもらったありがたい手紙ではあるが、当事者以外から見れば長い紙切れに過ぎない。クソ長い手紙とか夏目漱石かよってツッコンでしまう。

 この手紙回では、自分の一番大事なものと言って裕司が3000円くらいしか入っていない銀行通帳を持ってくるのにもウケた。超力戦隊ってそんなに給与面での待遇が悪いのか?と思ってしまう。

 隊長は水着回でそこまでのを出してもいいのかってくらい違和感のあるブーメランで登場したし、センスが他人と違うのかもしれない。しっかり考えればツッコミどころもあるちょっと面白いキャラで良かった。

 

バラノイア

 敵のバラノイアの面々もユニークで良かった。こちらも先日見たバイオマン同様、敵は機械人間なんだな。やはり人間と機械は親和性を深めることも出来れば、いつだって対立の道を取ることも出来る極端な関係にあるようだ。

 

 ボスや幹部はファミリー構成になっている。皇帝バッカスフンド、その妻のヒステリア、息子のブルドント、そして侍従のアチャ、コチャのコンビがいる。

 どれも愉快な見た目の機械人間達で、パッと見て凶暴性を感じない。悪者ということを黙っていれば、そのままNHKの子供番組に出しても違和感なく行けそう。

 結構細かく作っていて近くで見ると綺麗なメタルボディなんだよな。

 

 敵の親玉のバッカスフンドの声が戦隊モノのナレーションでお馴染みの大平透なのはすぐに気づく点。視聴者の味方のおじさんとしてお馴染みなのに、今回はしっかり敵に回っている。あと今回ナレーションは田中信夫だった。もう全部懐かしい声。田中信夫TVチャンピオンのナレとか空手バカ一代の人だな。

 

 全話通して見ての嬉しい気付きがメイン、ゲスト含めた出演声優が豪華なこと。アニメ声優好きは反応してしまう要素だな。

 ボスの息子のブルドントが今となっては超有名な関智一な点には大注目だ。この時だとドモン・カッシュをやった直後くらいの仕事だろう。まだまだ若手時代の仕事だな。

 ここで関智一のすごさが見える。前半のチビだったブルドントは今でいうスネ夫の芝居っぽい声になっているのだが、後半で出世してデカくなった時には通常運転のイケボになっている。声優の芝居としても二段変身している。チビの芝居の方だと初見では関智一だと分からなかった。

 それからアチャを演じた肝付兼太は初代スネ夫声優だから、この段階で新旧スネ夫声優が共演している。この当時だとスネ夫の未来が今のようになるとは両者共に読めていないだろう。

 

 中盤でバッカスフンドがオーレンジャーに倒され、敵側では跡目争いで揉める展開が用意されるのも印象的だった。地球にいるオーレンジャーには見えない月での揉め事が実はあった。ボスがバトンタッチの流れもドラマがあって良い。

 バッカスフンド亡き後には、ミサイル野郎のボンバー・ザ・グレートという檜山修之声の変なヤツがやってくる。レスラーのリングネームのボツ案から取ってきたみたいな微妙に間抜けだと覚えやすい名前。

 中盤の一時だけはコイツの天下になり、ボスの後継者であるブルドントをキルして新たに皇帝になろうと企む。まだ子供のブルドントの首をはねてしまうボンバー・ザ・グレートの所業は許せん。 

 その後大人の姿で復活したブルドントの逆襲によってボングレは退場する。結構ムカつくヤツだったけど最後は可愛そうだったな。

 ここからのブルドントの爽快サクセスぶりはすごい。すぐにも嫁のマルチーワを物にする。ヒステリアの姪ということになっているから、ブルドントとは従兄弟なはず。ダイナマンのメギドとキメラもそんな感じで結婚したよな。

 月での大結婚式を地球にも中継してオーレンジャーに見せつけていた。スーパー芸能人みたいなことをしている。調子こいているなぁ。あと子供も産んでいるし。

 石破ラブラブ天驚拳のドモン・カッシュを演じた関係もあってか、ブルドントも嫁とのラブラブ技を使う。

 

 父に代わって順調に侵略を進め、終盤では一旦地球侵略を完成させてしまうのが印象的だった。

 マリオに出てくるはなちゃんみたいなメカで地上を荒らして地球に基地を作り、オーレンジャーの変身機能も奪ってしまう。ヤバくなったことで、今後はオーレンジャーが宇宙に撤退することになった。そこから半年間オーレンジャー不在となり、洒落にならんくらい侵略は進むことになる。

 軍隊は解散状態で、地上に残った三浦参謀やリキは地下レジスタンスみたくなっている。最後の2話くらいは一気に世界観が変わってしっかり世紀末感が出ていた。

 そういえば1999年が舞台なんだよな。ノストラダムスの予言の事とかも考えた運びだったのかも。

 

 そんな悪い機械人間達は、6億年前の古代文明から生まれたもので、元は人間が作ったものと判明する。

 彼らは人間の事をディスって殺しにかかるが、時に分かるメッセージも発する。人間は機械の恩恵を受けているくせに機械への愛が足りていないと言ったこともあった。これを聴けば「そうだな。メカも愛してあげねば」と思ってしまうが、私はそもそもメカラブ。

 

 最後はヒストリアが生まれたばかりのブルドントの赤ちゃんだけは助けてくれとオーレンジャーに命乞いをして自爆する。ちょっと後味が悪いが、オチとしてはあんな暗黒メカ達も最後には愛に辿り着けたという良い事も言っている。

 ラストはガンマジンが生き残ったメカの赤ちゃんとアチャ、コチャを連れて宇宙へ旅立っていく。地味にアチャコチャコンビだけは生き残ったな。

 ガンマジン、また地球のどこかに鍵を落としてくれないかな。いいヤツだったよな。ガンマジンが最後に残った問題を運び去ってくれて平和に完結に持っていけた。

 

 

 というわけで、ご時世的に特殊な環境下で制作されたものの、苦戦しながらもちゃんと楽しい作品になっていた。

 そんな不屈のヒーロー作品「超力戦隊オーレンジャー」をいつまでも愛そう。オーレー!

 

 

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