WUGは良い曲ばかり歌っているなぁ~。
どれも聞きやすく耳残り感も強い。歌い手はもちろんだが、楽曲制作チームも優秀だった。
実はWUGアニメ以外でもタイアップして歌っていたことがあったんだな。そういえばあんなアニメに出ていたんだと今更発見がある。
WUGアニメを飛び出た他作品でもWUGちゃんの歌が聴けた素敵な時代があったんだなぁ。
WUGの曲はどれも良いのに、タイアップ先が弱かったなと今なら振り返ることが出来る。
僕らのフロンティア
テレビアニメ「灼熱の卓球娘」ED曲。
田中美海センター曲。アニメにも出演した。
ちなみに、主人公達卓球部メンバーで歌うOP曲「灼熱スイッチ」もちょっとバズった良曲だった。
これってこんなに前のアニメになるのかぁ~。なんと懐かしの2016年作品。
ムネムネというおっぱいの大きさだけであだ名が決まった先輩ヒロインが出て来たことは強く記憶している。
面白かったけど小粒な作品だったことから、数多ある凡作と共に世間の記憶から消えるのを待つ状態になっている(のかもしれない)。私は好きで全話リアタイした。
静かに始まり爽やかに盛り上がって綺麗に終わる。全体的に透明感が強い。とても綺麗に聴かせる青春前向きソング。普通に良曲。
田中美海の見せ場となる終盤ソロパートは格好良い。ここは気分が上がる。
恋?で愛?で暴君です!
テレビアニメ「恋愛暴君」OP曲。
メンバーの青山吉能がメインヒロイン役の一人として出演。
これもクセのある変なラブコメだったな。曲者ヒロイン連発だったと記憶している。結構好きなノリではあった。
OPで流れるこの曲も初見で「なんか変じゃね?」となって耳残りするものだった。
構成としては結構デタラメな曲で、そこが面白い。テクニックを総動員した上でのクリエイターの遊び心が見えるユニーク性が良しな一曲。
変なアニメの変な曲というイメージがどうしても先行するが、ちゃんと聴けば高等テクを盛り込んだ芸術品だと分かる。
サビのよく分からないリズムは中毒性があってハマる。このメロディはリアタイの時から覚えていた。
センター曲ということでよっぴーのパートが美味しく、とても可愛い。よっぴーの可愛さをプッシュした一曲でもある。
スキノスキル
デスマ次郎の蔑称で親しまれた異世界アニメ「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」ED曲。
アニメに関しては、加点制度なら加点分が0、減点制度なら早々に持ち点を失う、といった具合で待ったなしの駄世界転生アニメだった。
アニメについては、チープ感が心地よく、諸々を包括した存在感が面白かったとだけ評価出来る。
でもこの楽曲はとんでもなく良い。本編に求めることが出来なかったわずかばかりの救済が叶うのがエンディングでのことだった。それからOPを担当したランガちゃんも番組の助けとなった功労者。
WUGアニメから来た血統に感謝。このデスマ次郎はWUG、ランガそれぞれにありがとうとごめんなさいをするべき。
あのスマホ太郎に2期があったのだから、全てのアニメに2期の可能性がある。となれば次郎のこちらもいつか2期が来るかもしれない。その時は笑って視聴しよう。
アニメを好きになるスキルは遂に得られずだったが、曲は早々に好きになれた。素晴らしい。
メンバーの奥野香耶、永野愛理がアニメに出演していることから二人のターンが多い。二人がダブルセンターを務めている。
かやたん、あいちゃん好きならMVを見た方が良い。二人を推す人間なら皆幸せになれる出来。
楽曲は全体的にふわふわした心地よさがある。なんと綺麗で優しい旋律なのだろう、これは安堵感から眠くなる。ざっくりそんな出来。
歌い出しの「私達のパーティ きみをまんなかに」のフレーズは、いきなりでとても印象的。WUGちゃんパーティで真ん中はきっと心地よいだろう。ゲームで良く使う用語の「パーティ」があるのが良いよね。
アニメの作風に寄り添い、RPGのBGMにもありそうなケルト音楽調アレンジがなされている。なんとおしゃれな仕様。
クロノトリガーのどこかの街で聴いたような感じの穏やかな音が流れている。ゲーム好きにはハマる良さがあるかも。
HIGAWARI PRINCESS
「Wake Up, Girls! Character song series2」において、全てのシングルのカップリング曲に設定されている。
同じ曲だけどそれぞれのシングルで「PRINCESS 誰々 ver.」とバージョンが異なる。バージョンごとにセンターが代わる。
誰がプリンセスかで、聴く分にも見る分にちょっと違いがあるのが面白い。
ライブパフォーマンス時にも公演ごとにセンターが代わり、センターは美味しいソロパートを持っていける。7人それぞれがセンターになれる7形態の見せ方がある。
そんなことから、日替わりでプリンセスも入れ替わり、全員が輝けるターンがある。それがWUGという軍団。良いことを言ってるしやっている面白い企画の曲だった。
ジャズチックなピアノ演奏が目立つアレンジはおしゃれで格好良い。それでいてパフォーマンスを見ているとなんだか可愛い。とにかく耳に馴染む演奏と作曲に高いセンスを感じる。これは質が高いぜ。
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