YouTubeってすごいなぁ。マジで映像で振り返る歴史資料の宝庫。過去映像はいくらでもあるし、こうしてブログなんか呑気に書いている今にも新作映像は増えていく。無限くらい何かを見て時間を潰せるなぁ。最近はその無限時間潰しが可能という点に怖さも覚えるんだけど。
無料だし、向こうからいくらでもこういうのどうすっか？と動画を進めてくるから、誘いに乗るままに見ていたらマジで一気に時間が溶ける。無料で何でも見れる良き時代になったものだ。
私は主にテレビで過去に放送した懐かしいオタク喜ぶあれこれを見たり、アーティストのMVを見たりで使うことがほとんど。懐かしい音楽なんかはここに入力すれば高い確率でヒットするのでわざわざCDを出してくるよりも話が早くて助かる。
でも、多く動画サイトがある中でココを選ぶ価値といえばYoutuberというココでしか動画を公開していない人達の動画が見れること。地上波には一切流れることのないそういったクリエイターの作品を見てこそ、このサービスの真の価値があるってものなのだが、私は1から個人で作った純粋なYouTuber動画というのはほとんど見ない。
テレビに出たことがある人気者の素人の動画であっても率先して見ようとは思わない。なんていうか、自分の人生で十分に楽しいから、わざわざ他所の人の日常を捉えた物は見なくて良いかなって感じ。
アニメとか音楽が好きだけど、それはそういう人達が元々テレビで流しているからな。それを動画サイトでもまた気軽に見る分には楽しんでいる。
自分で自分が楽しいって、ちょっと角度を替えてのナルシシズムかもしれない。でも実際退屈を感じていないから、自分が楽しむのに一生懸命なら他人に向けてはそういう態度と想いになるよな。
そんな外に向けて興味がたくさん湧かない私の動画視聴傾向が最近変わってきた。
素人が撮った職質動画が面白いと以前ココに書き込んだことがあるが、それとちょっと近い案件で盗撮とか痴漢を素人が私人逮捕するという動画に謎にハマるようになった。
これはプロが捕まえた場合でもテレビでそこまで詳しくは突っ込んで行かない内容だろう。まぁシンプルに闇深き＆恥ずかしい犯罪だし、お茶の間に流すと不快な内容だものな。
これはスリルがあるし、これはこれで人間の汚れた心のリアルな部分が出ていることから、ショーとしてなかなかにバラエティに富んでいると思う。とは言っても犯罪者の物語であるし、同時に可哀想な被害者の物語でもある。だから楽しく見るには不謹慎だと思う心もあるけど、捕り物が見れるのは非日常の事の珍しい事だと面白く見るのも人の真実。私ってば意外と野次馬根性があるんだな。
職質動画と同様に、犯罪の臭いがする非日常世界のことなので、平和に正しく過ごす自分としてはありえん世界に見えて興味深い。でも何個も動画があるってことで、盗撮犯が起す事件もたくさんあるってことの証明になっている。都会に行けばこんなに卑劣な連中の悪行が日常化しているのか。怖い。
ちゃんと捕まえる爽快さを含めて見世物として楽しんでいるが、バレずにやっている者もいると思えば不快だ。もしも親戚の女の子がこんなのにコソコソと撮影されて性癖を満たすアイテムの扱いをされると思うとマジでムカつく。そういった連中には呼吸困難を起す勢いで首にクロスチョップをぶちこみたくもなる。←私が現役時代に得意としていた技です。
これまで個人YouTuber動画を全然見てこなかった私が最近になって見るようになったのがこういう犯罪絡みのジャンルなのは自分でも意外。どういう心理でこういうのが面白いと感じるようになったのだろうか。
人生に退屈はまるでない。しかし平和過ぎる故に、この手のスリルはまるでない。そのない分を補うためにもこういうのを見てしまうのかな。
スリルが楽しいから万引きをするっていうおばあさんの供述を聞いたことがあるが、ちょっとそれに近くない？
ああいうおばあさんも普段は犯罪なんかと全く関係ないところにいすぎたばかりに危険区域に近づきたくなったのかも。あまりにも平和にやって来た人間だと、後に闇の世界に光を見て近づきたくなるのかもしれない。私、危なくないか？
まぁ職質は試しに一回くらいはフルコースで受けてみても良いとは思うが、リアル犯罪は絶対にやろうとは思わないからな。ああいうのは半分くらいファンタジーで見ている。ホント、ポイ捨ても出来ないくらいの真面目さだからね。
しかし成り行きや偶然でなく、悪い事と分かった上でお家からカメラの準備をして来る盗撮魔の心理はおかしくて謎だ。あれは100％故意の事だからな。
捕まえる動画を見ていると、だいたいの人間が「やったでしょ？」と問われれば「やっていない」と返すパターンがほとんど。冤罪、勘違いで逃げれる可能性もあると思って往生際悪く藻掻くあの手の輩は見苦しくて見ていられない。まぁでも見ているんだけど。
やる方も命懸けで盗撮しているから、バレたら死ぬ気で逃げにかかる。そういう動画もある。
犯罪をやるのもマジなんだなぁ～とそこだけは方向性がねじ曲がった上でも情熱的な生き方を感じることがある。もっと他方向で頑張れば良いのに。
カバン、服、靴に穴を開け、そこにレンズを固定して撮影という無駄に頑張った知恵による犯行例もある。これは執念が凄すぎる。申し訳ないけど、そこまでしてギャルのおパンツ見たい？と笑ってしまう。
やっぱりモテないおっさんがやるのかな。モテモテでパンツを見るのに不自由しないお兄さんなら無許可で行うリスクを取るはずがないし。どうやっても正攻法では見せてもらえない人間の最後の戦いが、あのような闇の隠れ撮影合戦なのかもしれない。
やばいよなアレって。お嫁さんと子供がいてもやってしまって簡単に捕まるパターンもあったし。家族にバレたら高まった羞恥心のままに死ねるレベルのヤバイ案件だろうに。
それが中毒になって抜けられないという心の病気持ちの人もいるらしい。ホントこの手の動画を見るまで知らなかったけど、世の中には色んな都合の人がいるんだな。その都合の果に犯罪に行き着くとは、人の運命ってのも数奇で残酷なパターンが多く用意されているんだな。
現状100％他人事で見れていられるけど、明日は我が身ってこともあるからな。いや、でもさすがにカメラも持っていないし、諸々間に合っているので私がアレをやることはないか。
これだけ普及したスマホが犯行を行うのに即戦力ってのも問題だな。私はガラケー派だから、仮にこっそり撮影しようとしたら遅れを取るかもしれない。
そんなわけで、社会の闇が見えるリアティショーにちょっと興味が出るお年頃なのでした。テレビではまず見れないこういうジャンルなら、その動画サイトならではの強みになるよな。
それからもうひとつ、素人がタヌキを撮影した動画も楽しくみている。かわいいから癒える。
森ていうか山ていうか、とにかくタヌキとはご近所さんな距離で育ったものだから、昔からタヌキは多く見てきた。それも最近は減ったなぁ。日に日に見なくなってきた。
やっぱり現代だと自然の中での生活が厳しくなっているのかな。タヌキも絶滅危惧種になってしまうかもしれない。
タヌキが懐かしい年頃でもあります。
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