シーズン2は1よりずっと良くなったので、その分感想として語りたいことがまだまだあるぜ。
全体のシナリオが良かった。その中でも思い出の強いものを上げていこう。
24.5時間テレビ
マジ笑った。楽しい特番企画でした。
我々の世界でやっている24時間テレビのもうちょっと長いバージョンがプリパラにもある。これの放送を描く回がネタっていて面白かった。
番組序盤の視聴率は、地球全体規模で90%越えという脅威の数値を叩き出していたのに、途中からクソ企画を始めるからどんどん視聴者が離れ、最低視聴率時にはひびき1人しか見ていないという事態に陥った。マジ笑う。
90以上あったのが1を切るまでになる数字の振れ幅がすごい。コンテンツを見限るファンの決断力も速くてウケる。
恐ろしい勢いで視聴者離れが進んだことで、視聴者参加型プログラムが進行出来ないというアクシデントもありだった。ウケる。
優秀なアイドルを見つけるため、番組に文句を言いながらも最後まで付き合ってくれたひびき様に皆感謝した方が良い。なんだかんだ付き合いの良い奴だな~。
この回でアイドル達をバカと優秀に分けるひびきの部屋のボックスの仕事も進んだ。あの箱の役目も面白い。「qz」って書いてる箱もあるのに笑った。
多分番組とは関係なく1人で勝手にやっていたのであろう雨宮くんのマラソン企画にもマジ笑った。この回のエンデイングはこいつのマラソン企画のラストをお届けする特殊仕様だった。スタッフ陣の愉快なおふざけぶりも最高。ゴールにみれぃの等身大パネルが置いているのも笑う。
前シリーズの段階でも、もしかするとこいつやばいのでは?という疑いがあったが、これを見るとやっぱり雨宮くんはしっかりネタなキャラだと分かった。みれぃを推したい男子の感覚は良いと思う。
雨宮くんもかなり面白くてちょいちょいキモいから好きなキャラだった。
そふぃのお当番回
世界を飛び回る冒険家のそふぃのパパが日本に帰ってくる回が面白かった。
伝説の梅の木を見つけたからそこにそふぃを呼んで一緒に暮らそうというのだ。こうなったらそふぃのグループ脱退の心配が出てくるのだが、それも割りとすぐに解決した。
パパの見つけた木は梅でなく桜だったからそふぃに必要なレッドフラッシュは採れない。じゃあ無しでってことになった。パパのアホな早とちりに笑った。
でも都会から田舎に来た人なら桜、梅、桃あたりの木の違いがいまいち分かっていないことが結構あったりもする。実は少なくはない間違いの例っぽい。私の田舎にはどれも揃っていたが、確かに見分けがつかずに間違っている人もいくらかいた。
次にひびきがそふぃにちょっかいを出してスキャンダルが出た回も想い出深い。
元々違法薬的効果を出すレッドフラッシュの効果がさらに長時間持続されるすごい梅をひびきが持ってくる。それを食わされてそふぃが初期みたいに格好良いお姉さんアイドルになる。この回はそふぃ推しには刺さる。
そういえば一緒に見ていた我が家のお兄ちゃんも「この子ライブ前になんの薬飲んでんの?」って言ってたわ。事情を知らない人には薬に思われているみたい。
この回ではそふぃが伝説の連続ライブに挑戦する流れがハイライトとなる。オーディオコメンタリーでi☆Risメンバーが言っていたが、実際に会場を移動しての同日連続ライブとなるとマジでキツイらしい。
ライブ最後の曲「太陽のflare sherbet」の歌い出しでスタミナが切れてぷしゅ~ってなるのが面白くて可愛かった。あの曲は好きだから聴きたかったけど、ぷしゅ~のタイミングが良くて好きだった。
レッドフラッシュの効果を伝染させる電撃キスでらぁらとみれぃを元気づけたところも良い。プリパラで見るのは珍しいキスシーンで思い出に残る。
そしてそふぃといえば、クレームが入ったことでEDの肩紐チラリカットが差し替えになったことが記憶に新しい。これバカな事件だったよな~。あの程度のことで性的高まりを感じてチクったのはバカすぎると思う。どこの童貞がチクったのよ。
まぁそういう刺激の感じ取り方は人それぞれだとは思うが、にしても刺激を感じるならかなり手前の段階だからな。
これの差し替え映像がパンチの効いたもので面白かった。いつぞやの回でそふぃが海に行って漁を行った時の漁師の作業着姿が映ることになった。テーマはアイドルの海バカンスで皆水着で出てくる中、そふぃはがっつり作業着で出る。この違和感よ。
スタッフ側の仕掛けとして面白いのが、作業着でも肩紐の片方をはだけさせていること。クレームに対しての適した処理をした中で、クレーム内容自体をイジっているというアイロニー混じりのユーモアが見えて良い。クレームを投げた本人はどんな想いだったのだろう。上手いこと笑い変えられて利用されたみたいな感じにも取れそう。徹底して肩紐チラリをやるクリエイター精神が面白い。そふぃも愛せるアイドルでした。
みれぃの苦悩
後半ではみれぃが精神的にかなり追い込まれる事態になる。あのターンではみれぃがめちゃ主人公していた。あそこのエピソードはすごく良かったっす。
天才達の圧倒的なパワーを前に努力で迫るにはもう限界の時が来た。それを受け止めて立ち止まってしまったからにはもうステージに戻れない。そんなアイドルならではの苦しい心理を抱き、遂にみれぃな引退を決意します。なかなか重い。
同じチームでは天才のそふぃがいつも横にいて、そのそふぃが天才達の軍団に選ばれて入っていく。それを送り出すみれぃの心理を思っても結構複雑。このシリーズは引き抜きや時の運によるメンバーシャッフルがあったからそこにもドラマが生まれていた。
成績で伸び悩むみれぃだが、努力で壁を越えるの精神で特訓を行う。しかし現実は残酷。全てを出し切ってもひびき達のチームに負けてしまう。
これは視聴者側としても結構ショッキングでした。その前に合宿特訓も描くなどしてこっちが勝てる流れも見えていたけどきっちり負けます。
最初に面倒を見たアイドルってことで、みれぃをなんとか勝たせてあげたいと願うクマの気持ちがよく見えるシーンも良かった。基本フザケているクマの熱い本音が聞けたのにウルリと来ました。
クマ、ウサギ揃ってネコ姉さんに手玉に取られているのを見ると、こいつら何やってんだとツッコミたくなる。
ガァルルの魂のステージを見て再び闘志を燃やすみれぃ復活の物語に感動しました。これはガァルルも良かったし、みれぃのことも好きになるベストな流れだった。
復活ステージで披露した「ぷりっとぱ~ふぇくと」は、あんな電波な感じなのにめちゃ感動した。ぷりぷり言ってばかりの変な歌だけど、事前のドラマを組んでの視聴となると泣ける。このステージめちゃ良かったっす。
序盤の方はごめんけどぷりぷりうるせぇ女だなと思っていた。でも2を見てみれぃがめちゃ好きになりました。
前から思っていたけど、みれぃはメガネ委員長の時の方が好き。しかしこれを見るとどちらもセットで推せる。雨宮くんが惚れるのも納得なステージでした。
セレブリティ4
こいつらバカだろう。めっちゃ好きだった。ネタすぎる。
ひびきが送り込んで来た4人のセレブ女達。本編に正式登場する一つ前の回でシルエットが出るが、それを見るだけでも何か悪そう。
当初はこいつら4人とふわりちゃんを組ませてドリームチームを結成させる計画が進行していた。あぶねぇあぶねぇ、こんな変な連中と我々のふわりちゃんが組むとか無いって。
ドロシーにおばさんと言われた連中だが、実は高校生らしい。エンジン無しの足で漕いで進む4輪車を操縦していたので免許は持っていないみたい。
4人揃って何か聴き馴染みのある声だなと思ったら、中の人がミルキーさんと一緒やないか。そこがなんか嬉しかった。
意外と人気があったのか、何気に2回出てくる。まさかのリターンマッチも用意されていたのが嬉しい。
2回目の登場時にはドロシー、レオナと絡むことで、彼女ら兄弟の魅力の深掘りとなったので良かった。
メガネシステムの活躍
システム担当のめが姉ぇ、めが兄ぃも作品の象徴的キャラ。2人の存在もなんだかんだ濃くなってきて楽しかった。まぁこれもシステムですから。
めが姉ぇのまつ毛は目ではなくメガネについているというネタがあるが、それが本当だと分かった。後半でシステムが初期化されてメガネだけになっているシーンがあるが、そこでメガネからまつ毛が生えていた。こういう細かくてしょうもないネタをぶっこむのも好き。
後半回でめが姉ぇがしれっとステージで一曲披露したことがあった。メガネシステムの心を歌った良い感じの歌でめが姉ぇもなかなかイケる!ってなった。やっぱりシステムはすげぇな。
めが兄ぃのネタキャラ化もどんどん進行して面白い。これは出世したのか落ちぶれたのか判定が微妙。
序盤だったら彼を見た女子は頬を赤らめるなんてのが毎度のお決まりだったのに。ドレシの3人だって彼を見ればときめいていた時代があったが、ここら辺からはネタの詰まった変人扱いで女子達のときめきも薄れているような。
ひびきがシステムを掌握してからは、赤いメガネを置き「2001」のメガネをつけて出てくる。2001年にしか売らないやつかな。次に真ん中に0が2つくるメガネをゲットするなら3001年まで待たないとな。それまで私も生き残れるよう頑張ろう。
女子だらけの世界で働く格好良いお兄さんキャラだったのに、一時は落ちぶれてネコ姉さんのところでバイトをするまでになっていた。彼の人生も面白い。
水着回でのレオナ
新シリーズを迎えて割と序盤に水着回があった。これは目の保養になって良かったです。
ついでにシーズン2最初のEDアニメでもアイドル達の水着コレクションを見せてくれてグッドでした。シオンちゃんの水着の布量が思ったよりも少なくてビックリです。ED曲の「胸キュンLove Song」も確かにキュンキュンする可愛さがあって好き。
ここでどうにもソワソワする要素がある。常に男を忘れさせる可愛いをまとっていながらもやっぱり男だってことで最終的にレオナが気になる。
彼女の水着シーン、そしてなんともドキるEDのワンカット。これはなんだかソワソワする。当時の男子はどんな感じで見ていたのだろう。どこまでも女子っぽいけど男である。矛盾の極みだなぁ。
シーズン2はレオナちゃんが気になりました。
新顔が次々出る中でも新しく彼女のことを掘り下げて魅力アップを叶えたのも良かった。
そふぃのスキャンダル回では、壁ドンからのあごクイキスが何なのか分かっていないらぁらちゃんに実演してみせるというややドキなシーンがあった。あそこも良い。ユリっぽいけど異性だからそうではない。
ひびきとの絡みでも芯の強さを見せて萌えた。ひびきと芝居の撮影をした時にはロングヘアーのかつらをつけてイメチェンしていた。あれは可愛かったぜ。
ポリスとナース
女子にポリスとナースのコスをさせればだいだいイケる。それが時代の産んだ正解。
プリパラでもプリパラポリス、プリパラナースが出ます。どれも可愛い。
プリパラポリスで歌う「ぱぴぷぺ☆POLICE! 」はなかなかの名曲。オムオムライスと発想的には似たタイトル。
ナースは治癒専門でライブは無かった。しかし私のお気に入りのふわりちゃんのナース姿が見れたのは目の保養でしかなく、眼精疲労が治る効果があったのかも(←その症状にかかったことがない)。
らぁらとなおの誕生日
らぁらと親友のなおちゃんは誕生日が一緒。2人の友情が深まる誕生日回が尊い。これはさすがに尊い。
なおちゃんはステージに上がらないけど、初期からずっと一緒のらぁらのずっ友。というわけで2人のカップリングが尊い。
2人が一緒に過ごした歴代の誕生日の思い出をプレイバックするのとか尊いし感動できる。たまにしか出ないけどなおちゃんも可愛いし良い子。
こういうほっこりする女子の友情が見えるのとかホント良いよね。
2人は11月生まれで、その日オンリーなんてケチはいわず、全11月生まれのフレンズの誕生日を祝うイベントをお届けしてくれる。らぁらは心が広い。しかしこの私は11月生まれではないのでちょっと寂しい。11月生まれだったらこの回をもっと楽しめたはず。
らぁらのデビュー1周年記念ドッキリ
我々が愛したらぁらちゃんもシーズン2でデビュー1周年を迎えます。こいつはめでてぇ。
冒頭いきなりプリパラは法律で禁止された。もう終わった。そんな絶望のアナウンスが流れます。まぁシステムなら従うしかない。
もちろんらぁらは困って取り乱す。ついでにドロシーも。
これはプリパラの仲間全員がグルで仕掛けたドッキリで、ネタバラシ後にらぁらのデビュー1周年のお祝いをすることになっていた。ドロシーにも計画の話は言っているのだが、バカなので居眠りして内容が頭に入っていない。というわけでドロシーも一緒になって騙されているのが可愛いし面白い。
ドッキリをマジに受け取ったことで、ドロシーがプリパラを愛していたことが分かりった。らぁらに対して友人想いな所を見せたことでも株が上がった。
らぁらの主役回だけど、普段口の悪いドロシーの良いヤツなところも見せた良い回でした。これを見てドロシーが好きになった。
やっぱり良い最終回
事件が全て解決して迎えた最終回は最高だった。まさにみんな友達、みんなアイドルが実現した最高のステージでした。これまで披露した名曲達をまとめてプレイバックして楽しかった。
全アイドル揃い踏みの楽しいライブを見てひびきが「最高だ」と言ったことが全て終わった証拠。ひびきからあの言葉が聞けて良かった。
最終戦は10人セットで行うスーパーライブになって熱かった。本当にライブシーンが良かった。
最後はステージ、客席含めた全員がキラキラコーデをまとって舞い飛ぶ良きフィナーレとなり、私も空を飛ぶかのような心地よさを得たぜ。前作でもラストは総員スーパーアイドル化しての落ちだった。やっぱりプリパラは皆揃って楽しくなコンテンツなんだな。感動した。
これを見るとアイドル、ライブ、システム、ダ・ヴィンチ、語尾、なちゅ、全てが好きになる。そんなアニメでした。
最後は謎の赤ちゃんがちょこっと映って終わり。この続きは次のシリーズで。
こうなると続く第3シーズンも見ないとな。これからも秋の夜長を有効活用してプリパラを楽しみます。かしこまっ!
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