こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2023年秋アニメ スタートからだいたい1ヶ月経過した段階で色々振り返る

 秋も深まったなぁ。そろそろサツマイモがマジに美味い。

 そんな秋クールも早いもので1ヶ月が終わった。この1ヶ月でヤバい量のアニメが始まり、それを追いかける毎日に忙しかった。それがまだ2ヶ月続くのだけども。こいつは視力と体力の勝負だな。 

 

 秋の新アニメもすっかり出揃った。それらを1ヶ月間見てきたところで色々振り返ろう。1ヶ月しか経っていないけどすっかり1クール分見て来たみたいな疲労感もあり。まぁ趣味だから基本は楽しくなんだけどね。

 それとこれは毎日思うけど1クールにやる分をもっと絞れ。

 

 これだけ色々あると要素的に被ったり、激似だったり、ここまで来ると同じやんけ!ってものもあったりする。まぁ数が数だからその中でオリジナルを出すのは難しい。作り手自体が他とは違う発想を生めるセンス持ちでないとそこんとこは叶わない。これは間違いないことだが、面白い作品は面白い人間から、つまらない作品はつまらない人間から生まれる。さぁあなたはどっちだ?と各作家に問う今日このごろ。(←何様ぁ?)

 

 今期のを色々見ると被ったり似ているのがあることが気になる。

 というわけで今期気になったのを属性ごとにまとめていこう。

 

タイムリープもの

 まずは好きな人は好きな時間巻き戻る系。タイムリープともいうね。

 

「帰還者の魔法は特別です」

「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」

「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

「東京リベンジャーズ 天竺編」

 

 ここら辺がそうかな。それとタイムリープではないが、現在と回想を織り交ぜて時系列があっちこちに行くのなら「アンダーニンジャ」というのがある。あれは変わったアニメで良いと思う。

 

 にしてもこんなに巻き戻ってどうすんだ。今を生きろ!

 まぁタイムリープってのがテーマなだけでその他の要素的にはそんなに被ってはない感じのもあるけど。東京リベンジャーズとティアムーンなんてそこの要素以外なんも関係ないし。

 しかし同期にこんなにタイムリープ系が集合するとは、時空が歪みまくっている。

 

 珍しいと思ったのは「帰還者」が韓国発進作品であるということ。日本で作っているけど原作は韓国だとか。韓国のお友達までこういうなろうみたいなのが好きなのか。なんというか、あまり褒められたことではないのかもしれない。

 

車かっ飛ばす系

 お次は車かっ飛ばす系。

 風になりたい。その願望はどの時代の人間も持っている。風に近づきたいなら馬力のある乗り物に乗るっきゃない!というわけでこの秋はブンブンかっ飛ばすぜ!(←上がって下がってノリが安定しない私の生き方)

 

「MFゴースト」

オーバーテイク!」

 

 この2作は細かい競技の違いはあれどざっくりまとめると車をかっ飛ばす系である。

 たくさんあるわけではない珍しいジャンルで同期被りとは、やっぱり珍しいと思う。時期をズラせんかったのか。

 更に運命的なのは同じ日の近い時間帯でやっていること。そして畠中祐はどっちにも出ている。かっ飛び畠中フィーバーである。彼の声って同窓会に行って耳をすませばなんとか聴こえて来そうな声だよな。という想像だけの世界を経由した上で親近感の湧く声で好ましいっす。

 

「MFゴースト」は一瞬ラジオのFMを思い出すタイトルなので、ラジオやる系のアニメなのかと思った。「波よ聞いてくれ」系なのかと思った。で、ゴーストが絡む怖い放送なのかとも思ったが全然違った。

 頭文字Dの関連作品ということで、クセが決して弱くはない他と差別化出来た例のキャラデザである。イイね!

 

 放送2週目くらいだとどっちがどっちだっけ?となっていた。そこはヒロインがあやねるなのはFM、もう一方はうえしゃま、そんな感じで中の人頼りの判別方法を用いていた。ありがたや。

 どっちも結構面白いっす。

 

ラップとか男子が歌う系

「Paradox Live THE ANIMATION」

B-PROJECT ~熱烈*ラブコール~」

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima +」

「川越ボーイズ・シング」

 

 これらは全部男子が歌う系。

 

 リアルアイドルなら男も女も関係なく良いと思ったのに行くのだが、アニメだと女子の方が美しく可愛いってことで、女子アイドルものに傾倒する。男子が歌う系のコンテンツはアニメは見るけど、作中音楽までがっつり注目することはないかも。

 でもラップは好きなんだよね。従来音楽とは別の心の躍動感があり、それはそれで心地よい。

 

 で、ラップ系ヒプノシスマイク2期とParadox Liveの2作。これ、同期放送してもええのん?ってくらい何か要素が似ているような。

 男子がラップをするっていう要素を絞った中でも同期に2つがぶつかるってなかなか無い確率だろうに。これってあえてどっちかがどっちかに合わせたのか。ヒプマイ1が終わって2をやるまでにParadox Liveをさらっと放送する隙ならたくさんあっただろうに。

 そんなことを想いながらどっちも楽しく見ている。ラップ男子も悪くない。 

 

 昨今は男子声優もかなり歌うのな。ちょっと前ならどっちかっていうとアイドルものは女子のが多かった気がするけど。まぁアイドルっていつの時代も誰かが必要としているものだしな。そうして求められるコンテンツであれ、人であれ。私は広く頑張る人を応援します。

 

女子主役のなろう系

「攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~」

聖女の魔力は万能です Season2」

「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」

「ひきこまり吸血姫の悶々」

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた」

ポーション頼みで生き延びます!」

「私の推しは悪役令嬢。」

 

 転生、悪役令嬢、追放、その他チートなどなど、ざっくりなろうなファンタジー系且つ女子主役ならこんなところかな。

 この手のものは、リアル日本で悶々とした日々を送っている冴えない男子の変身なり転身の願望を源にして生まれたものだと思っていたのだが、昨今だと女子のもあるし増えているからビックリ。女子にもそういう共通の願望があるんだな。まぁ現実を頑張れ。

 これは業界的、または社会心理のあり方として良い流れなのかどうか。まぁ笑って見る分には悪くないのだけど。

 

 転生はホント多いな。今年何人死んで向こうの世界入りしたんだろうか。 

 で、そのきっかけとして神様が悪いっていうのも結構あるよね。おバカなノリで行くなら全知全能の神様すらバカに設定して全部都合良く行くんだよね。創作物であることをフル活用している。

 

 色々ある中でも「攻略うぉんてっど!」と「ポーション頼みで生き延びます!」は中身一緒じゃね?何か似ている話だな。

 ポーション頼みで行く系なら「聖女の魔力は万能です Season2」の方がまともで楽しめる。ていうかポーションの主人公女子がドいきり過ぎて笑う。現実でどんだけ嫌な目に会ったの?って心配になる。

「攻略うぉんてっど!」はなんと中華アニメだった。今期は韓国のもあれば中国のもあるのか。中国のお友達もこういうのが好きなのか。何がってわけじゃないけど、漠然と大丈夫なのかな~。

 

ゲームやる系

 オタクはずっとゲームが好きだからアニメの中でもゲーム世界が見たい。要素としてそれが反映されたアニメもいくつか集まった。

 

「とあるおっさんのVRMMO活動記」

「僕らの雨いろプロトコル

「シャングリラ・フロンティア」

 

 シャンフロは作画に気合が入っている。これもSAOみたいな感じでゲームに入っていくやつ。

 主人公がクソゲーハンターなのはとても共感が持てる。私もクソゲー、クソアニメハンティングが趣味なので狩りたいその衝動は分かる。

 

 シャンフロと同じような事をやっているのがとあるおっさんのアニメだけど、同じテーマを扱っておきながら作画は雲泥の差でやっぱりヘタった絵のMAHO FILMクオリティ。安心した。全然魔法に頼っていないしっかり人口の産物だと分かる。このダメさが3周くらいして愛しい。

 MAHO FILM作品はクソアニメハンターの格好の餌すぎるから要チェックや。

 

「雨いろプロトコル」はゲームに入る系ではなくしっかり外にいるEスポーツアニメ。

 Eスポーツも昨今の流行りだよな。そのうちEスポーツも五輪種目になるかもって聴いたな。

 一話目にいきなり描かれた3Dのゲーム画面が微妙にしょぼい。セガサターンでもギリ行けるくらいの出来だったかも。

 こちらはちゃんとゲームの外での人間ドラマがありだから別感覚の楽しみ方で見れる。

 

従来の異世界ファンタジー

 めんどいから列挙しないけど、やっぱり皆大好き従来通り男子が行くパターンの異世界系もあるわあるわ。

 いつまでそれで食っていけるんだって思うけど、ちゃんと食わせてくれる客が一定数ついているみたい。かくいう私もちゃんと見てあげてるものな。

 

 もはやなろう系に名作無しだと確信しているので、こういうのはネタとして見るしかない。本気で見ているときっと心がなんか変なことになる。内容のキツイのが多いんだよな。

 

 最近は似たのが連発していることから、見た者が俺でも書けそうとコメントする例をいくつか見ることもある。いやいや、そうは言っても物を書くってことだからそこらのオタクがナメた評価で物を言ってんじゃないよ。と思ったら、こいつは確かに私でもどこそこのあいつでも書けそうとも思えて来るから不思議。

 もうこの手のなろう系は、もはや何者にもなれなかった者達がなにかになろうとぐだぐだやっている謎のカオス枠みたくなっている。磨いても光らない原石だってあるってことだな。

 

まとめ

 楽しいのもあれば絶対につまらないのもある。それが良いか悪いかは置いといて確実に皆それぞれ違っている。クオリティは様々。下の方を眺めて笑うのも一興。

 濃い名作だらけでも一話見るのにハイカロリーすぎて疲れるから、ダメなのが数本混ざっているとリラックスになって良いかも。

 

 なんだかんだたくさんあるけどこの先も秋アニメと年末まで仲良くやって行こう。

 

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