こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

すごく気持ち良い!羽毛布団の魔力

 夏場は裸のまんま、秋には1枚、冬になれば2枚、3枚と布団を追加することで、我々は季節ごとの睡眠に向き合っている。

 で、今は丁度冬。寝具もどんどん厚くなってくる。寝ている間に体が冷たくなったら大変だ。それをカバーするには暖かい布団にくるまるのがベスト。

 

 静かなる冬の夜を演出してくれるこの時期ならではの空気には好感も持つが、ガチで寒い時には人体を痛めつける脅威にもなるので要注意だ。風邪を引いたら明日食う飯が美味くなくなるかもしれない。

 かつては2枚、3枚と重ねて布団をかぶって冬の夜の寒さと対峙していたのだが、今はそうではない。体にかぶる布団は1枚のみだ。

 

 祖母が私に贈ってくれた羽毛布団がある。マジでコレ1枚で冬に勝てる。すごいっす。

 本当に暖かくふんわり柔らかくて気持ち良い。2枚重ねの時のように体に重苦しい感じは無し。羽毛布団は軽いのだ。軽いくせしてしっかり暖かいから優れ物だ。

 当たり前のことだが、体に重い物を乗っければ心地良い人間活動を送る上で負荷となる。重い布団は寝苦しくてシンドいのだ。あれは良くない。睡眠の質を上げて快眠スヤリストになりたいなら重い寝具とはグッバイすべき。

 

 祖母からの贈り物の羽毛布団が優秀過ぎる。ここの所はそればかり感じるぜ。

 もうコレで一生行けるんじゃねってなる。掛布団の寿命がどのくらいか知らんが、コレがボロボロになってダメになるなんてことはずっと先だと思うぞ。これは良きアイテムとの出会いとなった。出会いに感謝。

 とか今更振り返っているが、その布団も10年以上使っている。その年の冬場のみの出番なのでそんなに痛むことはない。今でも綺麗だ。

 

 で、マジで気持ち良いからこその弊害がある。入ったら出るのがシンドい。

 羽毛布団の中はマジで気持ち良いのだ。自然の中に裸でいては感じられない未知の温もりがある。

 起きたのならさっさと布団を出たいのだが、朝起きたて時だったらさすがに「あと5分だけ~」とかなって布団から出るのにちょっと手こずる。哺乳類の冬にはこの現象がつきものだな。夏だったら暑くて寝てられねぇ~となってパッと目が覚めて起きれるのだけどね。

 

 私は寝るのが嫌いな人間ではないのだが、起きてやりたいことをやりまくるのが好きなため、睡眠は最低限に抑えたいと考えている。叶うなら寝ないで1日戦いたい。

 イルカは左脳、右脳を交互に休ませて1日寝ずに戦えるというが、アレが私にも出来ればと思うことがある。でも半分は寝た脳でアニメを見たり本を読んだりしても理解が半分でもう一回見ないと分かんないとかいう間抜けなことになるのかも。じゃあ完全睡眠ってやっぱり必要なのかも。

 とかいうよく分からんことを考える間があればしっかり寝ろってのが正しい結論なのかも。

 

 とまぁ寝たくないことはないのだが、それ以上に起きていたいので、人よりはぐ~すか寝ているターンが少ない人間をやっています。

 その私も日常であれこれやっていれば、夜を待たず日中からも「ちょっと眠い!」と思うことがたまにある。そんな時には、15~20分くらいの仮眠ってことで「羽毛布団に入るか~」となるまったりモードな日もたまに来るさ。

 

 そしてびっくり。そんな時にはちょっとのつもりが数時間寝ていることもある。こないだなど気づけば4時間寝ていたことがあった。快眠に引っ張り込みすぎだろ!

 あれ?私、そんなに疲れてたの?普段から眠り足りていなかったの?と生活を振り返ってやや心配にもなった。

 

 これは疲れの解消をフルに引っ張り出した布団の力がヤバいってことか。羽毛布団すげぇな。まじでスッキリだわ。

 でもこういうことがあると、起きて活動出来るはずの時間を無駄にした!と後で罪悪感が込み上げたりもする。

 

 睡眠と覚醒、それぞれのターンが人生には必須なんだけど、その割合を自分好みに調整するのはどうやら簡単ではない。寝ないといけないと体が反応すれば、起きていたい想いは無視して寝ちゃう。

 健康でいたいから眠りは大事にしたいけど、寝ている間ってそれに全集中でながら作業も出来ないから、限りある人生の時間を損している感もあってなんだかな~って思う。羽毛布団のせいで寝すぎちゃったことからそんな気づきが得られた。

 

 ずっと起きていたいが、起きて無事にいるためには寝ないとダメ。あっちをしたいならこっちも絶対となるこのジレンマよ。これは生命の永遠のテーマだな。

 起きても寝ても人生って深いと思った。

 

 

スポンサードリンク