こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

レジ打ち間違いで本来より多く金を取られたら声を上げることが出来るか?

 冬だ。その関係か、関係しないのか分からないが、とにかくきのこがメインのクリームパスタが食いたい。猛烈に食いたい。

 そうしてクリームパスタのことを考えていると、きのこを主役にとはいうが、クリームパスタである以上クリームソースが主役なのではないか。もっと言えばそのクリーミーさを叶える牛乳こそが主役じゃないのか。クリームパスタとつくのであれば具材がなんであろうが牛乳こそが主役!

 じゃあ絶対に牛乳をゲッツしなきゃ。冷蔵庫に牛乳のストックがない。というわけで他の家族が外出を嫌がる中、寒いのが割りと平気な私は、頬に冷たい風を受けながら今日も元気にチャリを飛ばす。

 

 スーパーの売り場に来てすぐに思う。たけぇよ!牛乳マジで高いってば!

 えっ、こんなにしたっけ?どうしたの?最寄りの牧場の牛さんも過労が来てるの?現代人のみならず現代牛もミルクの絞り出しで疲労が来すぎているのか。なんにせよ無理なく仕事をすべきだな。

 会社への恩義や忠誠を大事にして生きるのが自分ルールって人もいるだろうが、可能なら私のようにそこのところを限界まで削ぎ落とすと良いだろう。そうすることでとても楽に生きれます。

 割りと初手でおサボりやっちゃう。そんな生き方が正解とまでは言わないものの、精神の健康はバッチリ叶う。だからおすすめ。

 牛乳が高いことでそんな人生の気づきを得たらさっさとレジに行くべし。

 

 ここでまた困ったが来るんだよな。だいたい1クールに1、2回やらかしがあるんだよ。何ってレジの打ち間違い。

 本来よりも安くする分には文句は言わんよ。むしろサービスしてくれてありがとうさ。でも私の場合ほぼ全部多く取られるミス。

 良く言えば慎重で真面目で節約思考、悪く言えばケチ。そんな私だから気づくやつなんだよな。

  

 全部打ち終わった後になって合計が出ると、こっちでなんとなく暗算していた分よりなんか高い。しっかり高くはないがなんか高い。

 だから最初はこちらの計算ミスかと思ったのだが、レシートが発行されたのを後になって見てみると向こうのミスで確かに高くなっている。またかとため息がこぼれました。

 

 割引弁当を買ったのだが、3割シールが貼られているのにレシートでは2割り引きになっている。つまり私が1割多く払っている。とは言っても定価からはしっかり引かれているのだけどね。その1割価格がだいたい25円。

 

 ここで判断の時だ。気づいたらそりゃ声を上げれば良い。非は向こうにあるからこちらが気にすることはない。

 でも一旦レジを通って金も払ってしまった。確認を入れてしっかりと間違いが分かった段階で既に私の次の客のレジ打ちが始まっている。そしてその後ろには5人、6人と並んでいる。つまり混んでいる。

 

 ここで間違えてるからやり直せと言えば、後ろの客が嫌がるだろうな~。

 それにこういうミスがあるくらいだからレジのお姉様も新人だ。今月から見るようになった顔だからな。手際も良くない。その新人にあんまり言いたくないことだ。

 ここでミスを指摘すれば店員を混乱させ、更に待ち時間が増えるので客は嫌がる。そこまでの予想が出来るくらいには、場を見て思考が働いている。

 どうせ安くはしてくれているし、30円以下の世界だから「まぁいいか」で帰るくらい太っ腹で行っても良いのだが、色々考えてここで帰るなら私らしくない。

 

 この私も神経が図太いまでは言わずとも決して細くはない。なので皆の目が向くのはよく分かった上で、間違っているから弁当代の1割分返してとはっきり言った。多くの目線が己に集中しても結構大丈夫っていうか、それはそれで刺激的でむしろかかって来いな人です。

 まぁレジは一瞬止まるわな。でもそこは他の店員がかけつけて別のレジで精算してくれた。

 

 確かに自分らが客から1割多く取ったのが悪いが、それでも25円くらいでわざわざレジに戻って来んなよとか思ったのかな。店員は丁寧に謝ってくれたけど、腹の中は分からないぞ。25円でケチだな~と周囲の客も思ったかもしれない。しれないが、あまりそう考えるのも自意識過剰?の意味の範囲に入るのかな?

 

 で、そういうことがあったんだ~と家族に話し、皆ならこういう場合はミスを指摘するかどうかって尋ねると、母やお兄ちゃんは「そのまま帰る」って言ってた。

 25円でケチいしハズいって言われた。まぁ確かにケチな金額だけど、真に見る部分は金額じゃなくてミスの有無だからね。やっぱり間違いは間違いって言わないとね。

 私が悪いことなんて微塵もないけど、どうしても店員の作業、客の流れが一旦止まることでちょっとくらいはごめんねとは思ったけどね。

 

 こういうこともあります。値札を見ずにカートに物を入れてレシートも見ずにぼけぇ~と過ごしていると実はとんでもない金額を取られていたなんてこともあるかもしれない。だからたかがスーパーでのちょっとの買物でも神経を敏感にさせて行こう。

 

 ちなみにウチの母なんて、焼肉屋に行って帰って来てから「何か高かったな~」と思いレシートを見たら、ライス3人前が30人前のクソ高い計算になっていたことがあった。いや、倍率がすごいからさすがにその場で気づかないのか?それはさすがに店に電話して後で金は返してもらった。

 

 頑張るレジ打ちの人の事は応援したいけど、こっちもお金に余裕がありすぎるまでの者ではないから本来より多く請求されると困る。だからソレはやめてよね。

 誰もミスに気づかなかったらそれはそれで仏状態なのだろうけど、損をしているならはっきり気づいた方が良い。

 というわけでこれからも気を引き締めてレジに向かおう。それと割引の弁当は唐揚げが入っていてとても美味かった。

 

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