年度一回分も生きれば人にドラマあり歴史あり。そに見る涙も笑いもあり。人によってはそんなの聞いても「へぇ~」の一言を発するのみで特になんとも思わんこともあり。まぁ何でもありなのが人生っす。
つうわけでここ1年間生きた私には、やっぱり色々思って色々やってな思い出があるわけで。年度終わりになればそういうものを振り返っちゃうのが人の性なわけで。
そこで私が思い出したのは大変だったこと。大変な思いをした時、人はそれを強く刻んでしまうのだ。どこにってそりゃ頭と心(ハート)に。
で、去年感じた大変なこと、言い換えるとシンドかったことは2つだな。喉元過ぎれば熱さを忘れるのもまた人の性ていうか私の気質だから、忘れない内に喉があっちちだたあれこれのメモリーをここはてなブログに刻もう。
はてなブログ、それは皆の魂の刻み場である。じゃあ私だって刻みたい。あっ、でも人から受けた恩は長いこと忘れない律儀で真面目で誠実でそれでいて割とシャイなあんちくしょうなのが私という人間です。←自己紹介終わり。
では行こう!
まずは引っ越し。
人は2拠点生活と聞けば、頭に「夢の」をつけて考えがちかもしれない。実際はそこまで良いものでもないかもしれない。この私、それまで生活の拠点を2つ持っていました。
これがショッカーとかデストロンみたく世界規模でなんか悪さでもしようっていう会社なら便利で良いだろう。しかし私のような地球の端っこでこっそりまったりオタクをしているような真人間には拠点などいくつも必要なものではない。2つあれば管理の手間が2倍で面倒ってこともあった。だがこれは個人の趣味で敷いた道ではない。仕方なく2つに分けなければならなかったのだ。
で、この度一つを閉鎖してもう一つに統合することでワン拠点ライフを実現する流れとなったのだ。
これのいきさつは、片方の拠点を空けてくれと人から言われたから。拠点を欲しがるヤツなんて五万も十万もいるのだ。私のようなこっそり系オタクが一人で2つも持っているなら「オレっちに譲ってくれよ!」とか言うヤツも出てくる。で、そのオレっちに明け渡すことにした。
ここから困るのは、2つを1つにすること。某ゲームでお手軽に悪魔合体を楽しむようなレベルじゃねぇ。人が生活する拠点を合体させるとなれば大変。マジで大変。もうやりたくない。心から、魂からそう思う。
荷物を運び出す、運び出して車で運ぶ、そこからまた降ろす、開封して物をしっかり収めるべき場所に収める。
もうね、文字で書けば2行で終わる↑の作業がクソシンドいのよ。
それだけ厄介な数の物があるんだよ。
私は前と同じ所に住んだまま。人間の移動は無しの荷物だけの引っ越しなんだけど、それだけ量があれば私の強靭な腰や膝を砕くには十分なダメージが用意出来たわけだ。シンドい。
銭にもならんのになぜこんなシンドいをことをするのか。人は住処を求めて汗を流し、時には涙し、その先に幸福を掴む。それが人生なんだなぁ。そんな事を思いながらシンドい荷物運びを行った。
金を使いたくないのと「私なら単体でイケる!」という確信にまぁまぁ近い自信があったのだが、確信が聞いて呆れるレベルで外れた。全然ダメっす。
予定日よりずっと遅刻しての拠点仕舞いとなった。
私の拠点にある荷物が多すぎたな。まぁ内容は楽しいオタクグッズとか、いやそれオンリーっす。
拠点を築くなら畳む時のことも考えて計画的にねっ!とあの日の自分にアドバイスしたいところだ。基本過去を見て何か改変を願うことがない私にしては、珍しくああしておけば良かったと振り返る案件だった。まぁそういうこともある。
2つ目の大変だったことは愛車(10年もの越えの自転車)の修理。
自転車修理の資格があるでもなし、そっち分野の職業経験も無いのに、私は修理は自分でやるもの、出来るものというこれまた確信に至るには薄い自信を持っている。だから何でも自分で直す。
で、去年末に自転車後輪のカバーが破裂しました。タイヤの一番外側の皮が破けた状態だが、内部のチューブは生きているから走るには走る。でも破裂部分が地面に接した時にグラっと来て、なんか斜めった走りになる。結果まともな走行になっていない。それからとても正常時に出るとは思えない変な音がするのだ。これは交換するしかない。
こういうことがきっと来ると思い、かなり前に安売りしていたタイヤカバーとチューブを用意していた。こいつを取り付けるのは想像以上にメンドイ。
最初にYou Tubeの修理動画を見て「イケる!」と思ってやってみると、分解して新しい部品に変えるまではスムーズに行けた。その次なのだが、めっちゃ抜いたネジ、ナット、その他部品が出て「あれ?どれがどれ?」となってもう大変。これが分かったところで元通り上手くハマるのかっていうとそう簡単にも行かない。
後輪を外す場合はチェーンも取らないといけない。取るのは簡単だけどもう一回はめるのが不慣れで時間がかかった。チェーンの着脱なんで普段やらないからな。
プロなら10分くらいでやっちゃうのだろうけど素人はそうはいかない。なんか戻し方が謎になって多分3時間か4時間くらいかかったんだけど。途中で腹減って飯も食ったし。
情けない。さすがに時間持っていかれすぎて下手くそかよとツッコんでしまう。
まじでクソ疲れた。ここ最近で1位の疲労感。その日の晩は死んで来たかのごとく安らかにして静かな眠りが訪れた。後日クソ元気だった。
このことについて家族から得た意見は「まずチャリを自分で直そうっていう発想が無いわ。店行けやケチ」というものだった。まぁ分かる。
プロにすぐに頼らず己の限界にチャレンジしたい。そんなファイタースピリットがある。そういう人間も一定数いる。内の一人が私だ。
でもね、さすがにタイヤを外すまでの作業はプロに頼んだ方が良いと思う。マジでメンドイ。もう二度とやりたくない。
ていうかこのチャリの修理の話、去年もココに書いた気がする。チャリが好きなんです。
己の足の力で景色が変わる。それがラクラク進む自動車とはちょっと違うこっちだけの魅力。だから人生を行くならチャリで行くぜ!あるいには来たぜ!の勢いで臨むのが吉。
23年度もマジで終盤だな。ここへ来て思うのがやっぱり楽しかったなってこと。
次の1年も楽しくあれ。桜を見るまであとちょっとだ。私は春が来るのを楽しみにしています。
それと最近、お前の喋りって詐欺師臭いって兄とか親戚に言われることがある。なんで?
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