「フリップフラッパーズ」は、2016年10月から12月にかけて放送された全13話のテレビアニメ。
懐かしい~!これはリアタイしていました。視聴済みのもので確かに懐かしみを感じるのだけど、内容を全然覚えていないんだよな。
とりあえずZAQがOPを担当していたこと、キャラが空飛ぶボードに乗って移動すること、EDアニメがメルヘンチックで可愛かったこと、それくらいしか覚えていない。
何をするアニメか謎で、それは当時見ていてもなんだかよく分からんかったの理解だったと思う。誰が出ていたのかも覚えていない。声優好きの私が声優のことも覚えていないのはなかなかに空気。
絶対に全話見た記憶はあるのだが、こうも内容が頭に残っていないものなのか。タイトルはしっかり頭にあるんだけどな。ただ漠然と空気感はちょっと良い感じだったかな~。
2022年に「全話見たのに中身をほぼ覚えていないアニメ達(2012年~2022年)」という酷いタイトルの記事をアップしたのだけど、さっきチェックしたところ、本作もその内の1作に含まれていた。
クソ暇過ぎて後は鼻でもホジりながら天からのお迎えを待つしかないというような人がもしいれば、リンクを貼っておくので暇潰しにこちらをどうぞ。
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しかしこの作品も10年前か~。早いものなら1クール経てば記憶から消えるから10年前の作品なら記憶から全消し状態であっても不思議ではないよな。
そんな本作がなんとこの度YouTubeにて全話無料公開された。じゃあ見ようかな。そうなるのが思考が辿る自然な道筋。
とりあえずYouTubeの後で見るリストに入れておく。それからかなり経ってしまった。もしかしてもう期間が過ぎて見れなくなってない?と思いながら4月半ばになってリストを確認。
するとまだ残っていて安心。配信期間が3月31日までとある。あれ?期間が過ぎているのになんでまだ視聴可能なんだ?と不思議に思う。で、概要をよく読んでみると「2026年3月27日(金)0:00~2028年3月31日(金)23:59」というめっちゃ長い期間限定枠になっていた。こういうのって1か月くらいじゃないのか。2年間も限定枠を取ることが出来るのか。実際に最後の日が来ても忘れてそのまま28年の4月からも見れちゃうんじゃないのか。つうかこれ、どういう都合でこの期間に決まったんだよ。とまぁ見る前からも色々思っちゃう私。
で、まだ余裕たっぷり期間があるのでゆっくり見てきました。10年前の作品を今になって見るのもまた乙なもの。
最近は一昔前の作品が無料解放されることが多く、その中でもこのくらいの時代の作品を見るのがなんか良い感じ。私の中にある現在への飽きと回顧主義が唸っておる。
では久しぶりに見た感想と行こう。合言葉はフリップフラッピング!
内容
ある日、女子中学 ココナ(とっても可愛い!)の前に、不思議な少女パピカが現れた(こっちも可愛い!)。
パピカは謎の組織「フリップフラップ」に所属していて、その活動目的は集めれば願いが叶うとされる「ミミの欠片」の回収にあった。
その欠片は不思議な空間「ピュアイリュージョン」の中にあるという。しかしそこに行くゲートを開くには1人の力では足りない。そこでパピカはココナを相棒に決め、共に欠片回収の冒険に出るよう願い出た。
わけの分からない話を受けたココナは、これまたわけが分からないままにピュアイリュージョンに引きずり込まれる。
斯くしてガール・ミーツ・ガールの異世界冒険物語が始まったのである。欠片集めの冒険の行く末は一体どうなるのか。それは心を燃やして視聴した先に待っている。希望の未来を開きたければこの合言葉を唱えろ「フリップフラッピング!」
感想
可愛い子ちゃんのパピカとココナが組んで謎の世界 ピュアイリュージョンを冒険する。その中でミミの欠片という欠け石を集める。それを集めれば願いが叶う力を発動させることが出来るらしい。
とまぁざっくりそういうことが分かった上で毎度あちこち冒険していくガール・ミーツ・ガールの物語はオタクウケが良さそう。あとピュアイリュージョンで冒険する二人にとっての合言葉「フリップフラッピング」はなんだか良い響きで好き。思わずこっちも口にしたくなっちゃう。
絵柄は爽やかでとても綺麗。ヒロインは可愛いし、イキイキとよく動いて良し。作画が良くアクションシーンもしっかりしている。
パピカをM・A・O、ココナを高橋未奈美が演じている。この二人も10年前から活躍していたのか~となると経歴が長くなったと分かるもの。このくらいだったらM・A・Oが集中してめっちゃ出ていた頃があったな。一気にアニメ仕事が増えた人だよなという記憶がある。この頃だとM・A・Oは絵文字でなく名前ですみたいな挨拶をしていたよね。
パピカが空飛ぶボードで移動するのは格好良い。これをリアタイしていた時期には、うちのお兄ちゃんから「エウレカセブン」のパチンコが面白いと口コミを受けていた。で、エウレカセブンのBDを見ていたんだよな。エウレカでもロボがサーフボードに乗って空を飛んでいたから、要素として被るその点のことはずっと覚えていたようだ。という自分の記憶の分析の話。
全体の要素やキャラデザを含めてもっと人気が出そうと思うところだが、そうはならなかったのが、やはりストーリーにあるのかな。明快なようでいて、肝心なところではモヤがかかってどうにも抽象的な感じがするかも。
やはりコレは初っ端からぶっ飛ばし過ぎたのかな。ココナが事態をよく分かっていないまま騒動に巻き込まれて行くのと同様に、視聴しているこちらも「なんだこれ?」となる。そのくらい事態がよく分からないままに次々と話が展開して行く。
誰にも先が分からないオリジナルアニメならそのくらいぶっ飛ばして後で全部回収の流れもまぁアリっちゃアリだが、これは補足説明がもっと欲しかったところ。
改めて視聴して面白いとは思うが、全体の理解が微妙。当時見ていて一週間経ったらなんだっけコレ?ってなっていたのだろうな~と予想がつく。こうして連続で見ればちょっとは分かってきます。
パピカ、ココナの可愛い子ちゃん二人が毎度目指していくピュアイリュージョンは、都度世界観が異なるものになっている。とにかく幅広く何でもありな世界だから、毎回大冒険をした感じになる。そこは素直に楽しい。
メルヘンチックな可愛らしい世界があれば、「マリ見て」のようなユリチックな学園ライフ、色んな性格のパピカがたくさん出てくる世界、スク水でロボに乗り込んで戦うSF世界と色々ある。
ユリチック学園の世界に行った時には、ココナとヤヤカの幼馴染コンビもちょっと良い感じにユリっていて良かったです。
パピカ1人ではピュアイリュージョンに行くことは出来ず、バディが必要となってココナが選ばれる。二人いることで世界が開く点には「ふたりはプリキュア」の感じがする。やがてはそのプリキュアみたいに変身してバトルになる展開もやって来る。変身シーンはバレリーナのような動きで優雅に描かれている。こういった鮮やかな描き方もなかなか良し。
結構ノリで何でもやっちゃうものであり、如何にもアニメアニメした良き世界観だとは思う。そこのノリと作りはとても好きです。これぞアニメだろ!と見せつける潔い作りなのは、真にアニメ好きな私に刺さる。
後半になるとヤヤカも変身するのが良い。ヤヤカも大変良いヒロインで推せる。敵に回ることもあったが、本当のところではココナのことが大切なツンデレヒロインでした。普段は前髪を上げているが、降ろしたシーンも後で見れる。そのギャップも萌えて良し。
本編で一番負傷したのはヤヤカだったかも。ココナを守って負傷し、その後も怪我の完治を待たずに戦場に出てダメージを負うことになる。彼女にはおつかれ様と言いたい。
ヤヤカが気に入っているパンは、クリームボックスという福島県郡山市のご当地グルメだとのこと。実在するパンだった。死ぬまでに一回くらいは食ってみたい。
パピカとココナの冒険をサポートするロボのぶーちゃんの内部に脳みそが入っていたのは印象的。このぶーちゃんとココナのおばあちゃんのことは「もしかしてラスボスなのでは?」と思って見ていた。ぶーちゃんは普通にこっちの味方で、おばあちゃんはラスボスではないものの、ただのおばあちゃんではなくココナを監視する役目を持った敵だった。
オペレーターのサユリお姉さんは美人で良かった。ソルトのことが好きっぽかったな。そこのところがちょっと見えてくる彼女の後半での活躍も良かった。
美術部の彩いろは先輩の記憶を巡る冒険も印象的。この回のテンションは特に他と異なっていたような。
幼きいろは先輩と近所のおばちゃんのお話となり、仲良しのおばちゃんがやがて自分の事を忘れてしまって傷つく内容だった。これは認知症の症状なのだろうな。切なくなってしまった。この先輩も美人さんで良かった。あの日の大西沙織が演じていたのだな。こんなところにも出ていたのか。もうキャリアが10年以上あるのだな。
ミミとはココナの母の名で、ソルトが父だった。昔のソルトにそこまでの甲斐性があるとは思えなかったから、ミミを妊娠させていたと分かった時には意外に思った。もしかしたら失礼な値踏みだったかもしれないが、そうだったらスマンな話。
これってココナの親の代に始まって今まで引きずった長い面倒の物語だったわけだな。意外と根の深い話だった。
母親のミミの声は茅野愛衣だった。この時期からもう母親役をやっていたんだ。
少年時代のソルトの声が天崎滉平だったのも記憶に残る。最近よく見るようになったと思うが、こんなに前からデビューしていたんだ。
母がラスボス化したのをなんとかしてエンド。ピュアイリュージョンには行けなくなってしまったけど、これからもパピカとココナの毎日は続くみたいな落ちだった。
ピュアイリュージョンってのもトトロとの遭遇みたいなもので、まだピュアな子供の頃にしか出会えない世界って感じでバイバイすべきものだったってわけね。
初見でも再視聴でもめっちゃ面白いまではいかないが、まあまあ好きな感じではある。再評価してみると前より好きになったとも言える。つうか最近がクソアニメばかりだからこういう勢いのままにアニメアニメしたオリジナルなアニメ感が心地よくて愛しい。
そんなこんな総合的には良い作品だった。せっかくなのでYouTube無料公開期間のラストとなる2028年3月31日にまた一気見してみるのも良いかな。それでは輝く未来に向けて叫ぼう「フリップフラッピング!」
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