こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2023年のアニメの感想(4月~6月)その1

 ちょっと前に「連中、せっかくの正月だってのにおせちも突かずよく走るぜぇ」とか言いながら気楽に箱根駅伝を眺めていたのが嘘のよう。感覚的には秒で夏である。

 あの頃は今入ったら冷たすぎて死ねると思っていた海も、今なら良い水加減。こうして季節は移り変わり、人も時代も変わってアニメも入れ替わる。

 

 入れ替わり時期を迎える前に今年も来ました春アニメの振り返りタイム。

 

 マジで数をなんとかしろよ~天さんや飛影(ひえい)みたいに追加で目玉が欲しいぜ~ってレベルで放送本数が多い。

 

 もうちょっと数を絞れば?と言いつつも、視力と体力と時間の限り、どんなクソアニメにも寄り添って優しく付き合う私ってば包容力が限界突破している。

 アニメ鑑賞は己を見つめる精神鍛錬の時間にも出来ます(←私くらいの域に達せばの話ね)。

 

 アニメの感想とか、それにかこつけてしょうもない事を書いたりするのが好きだから、今日も元気に思いの丈を文字に起こして行こう。

 

 

王様ランキング 勇気の宝箱

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 誰の心にもきっとあるさ勇気の宝箱。そいつをそっと開いて行きましょう。

 勇気、それは生きる上でとても大切なことである。私もその精神を己の中で強く太く育て行こうと日々邁進している。そんな勇気をテーマに展開する小話の連続である。

 

「推しの子」が流行った今期に、この設定の主人公を持って来たのはなんたる偶然。

 

 オウケンが人間に戻ったのは、話として大きな動きだったと思う。同時に兄者がどっかに行った謎が残る最終回も印象深い。

 その他の話を見れば、どれも本編の裏でこんな人がいてこんな風に動きがあったのだと分かるオマケエピソードって感じだった。BD特典にもありそうな小ネタエピソードの連続で、クソ退屈とは言わないものの、別段ワクドキがある面白みもない。

 そんな感じで1クールにしてはやや短めの10話にまとめて無事終了した。

 結局王様ランキングってなんだったのだろうか。

 

Dr.STONE NEW WORLD(第3期)

第10話 SCIENCE WARS

 久しぶりのおっはよぅ世界グッモーニンワ~ルドである。コハクちゃんはマジでおはよう。あの歌はやっぱり面白い。

 

 前回の特番放送で海を渡る準備に入り、今回で遂に船で旅立つ。

 丘に残る組と世界の真実を求めて海に出る組に別れる事で話が大きく動き出した。

 

 新たに登場した勢力は石化光線を使ってくる。やっと解除されたところでまた数名が石になってしまった。あれって戻った時は真っ裸になるのか、得なようで損なようで両方を兼ねる世界。

 

 船旅に出るにあたって千空達一行に加わった謎のハゲ改めソユーズくんを忘れてはいけない。千空と同じくマジで誰やねんってなった。しれっと仲間入りしたな。

 

 相変わらず千空やゲンの喋りがジーマーちょい手前でウザい点については、ちょっと仲良く出来そうで良いかもって思ってしまう。

 

 船旅の先で出会ったヒロインのアマリリスのキャラ性が強烈。見え見えのブリッコ術がネタ過ぎて笑えるキャラだった。それでも中2童貞だったらジェノサイドされていることだろう。大西沙織渾身のブリッコ芝居が光っていた。大西さんはお体をお大事に。今期は色々出ていたから仕事し過ぎかも。

 

 敵軍に取り入るために女子ズ+女装した銀狼が美少女コンテストに出る展開が印象的。危機的状況に来て何してんだと思えるような間抜けな流れだが、これもプラチナ奪取のためには仕方ない。

 女の真似が出来る男を求めるこのエピソードでこそ、銀狼役が村瀬歩だったことに意味がある。1期放送がかなり前のことだから、さすがにこのシーンありきの配役だったということは無いのかも。でもこれはナイスマッチ。

 

 ここでは通常時だとまるで野人のようなコハクちゃんが実はしっかり可愛いのだという事を全面的にプッシュしていて良かった。まぁ話の流れとかそういうキャラだからって事で作り手も意図的にコハクの可愛いの実力を封殺してココまで来たのだろう。でもここまで来たらそれも開放した方が良い。そうなったのだろう。ナイス判断。 

 ダンチ過ぎるくせっ毛体質のコハクがめっちゃサラサラヘアーの美少女に変身したのには萌えた。沼倉愛美の強気な女ボイスも良いよね。

 本作は金髪の可愛い子率が高いので助かる。

 それからコハクと千空の色気ゼロのキスシーンも印象的。千空は石化を越えてまで生き抜いてよかったな。

 

 後半はコハクがとにかく良かった!で私の感想は尽きてしまう。あっそれからプラチナ確保を巡って千空とその父との強い絆が見えたのにはグッと来たなぁ。丁度父の日が近づいた時期の放送だったので、余計にあそこは滲みた。可愛い女子に萌え萌えするだけのオタクではなく、ちゃんと親への感謝の気持ちも理解して持っている人間なのだ。

 

 この続きは10月から放送するとのこと。じゃあそれまで石化することなく健康に生き残って彼らの冒険のオチまでを見届けよう。

 

僕の心のヤバイやつ

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 良いアニメでした~。山田ちゃん可愛い!

 これも高木さんのヒットあたりから定期的にやって来る美少女と微妙にモブ臭い男子との密なラブコメ。今期だと万策が尽きた所から復活を果たした「久保さん」とセットで楽しめる萌える男女の青春物語となった。

 

 こういうのを見ていると当然のように思うことなのだが、こんなにイケてる女が全然イケてない男子に懐く事は実際にありえるのだろうか?

 つうわけで恋多きイケてるお姉さんが身内の中にいたのでインタビューして来た。彼女が言うには、基本的には無い。だが、どこまでも行っても可能性が0にはならないのが恋愛という世界。いつだってイレギュラーはありえる。だから市川のような根暗が高嶺の花を掴んで引っこ抜く事だって、珍しい例としてなら実現可能。

 そんなこともあるのだから、世のモブ男達よ、いくら弱火になっても希望の灯火は消すな。

 とのことです。良い事言ってる!

 

 このアニメは1話と最終回で随分イメージが変わった。多分1話切りした人もいたはず。その要因は、序盤に見られる市川のキモさにある。序盤の市川は中2童貞ぶりが限界突破で普通にキショい。

 市川役の堀江瞬は、キモダサいで有名な「かのかり」の主人公かずやくんを演じた役者でもある。その芝居経験が、微妙にキモい市川のキャラ性の演出に活きている。冴えないキモ童貞男をやる彼の芝居は実に良い。貶し表現を多数用いているが、堀江瞬の事はめっちゃ褒めてます。

 

 ヤバさが伺えるタイトルだが、これが実はタイトル詐欺だったと分かるポイントを割りと序盤に通過する。

 内なるヤバさを飼っているという中2童貞の願望があるだけのことで、市川の内部にあるヤバさは完全なるフェイクだった。これはヤバくありたいと思うだけの等身大の中2童貞マインドに過ぎない。つまりは全然ヤバくない取るに足りないモブだったのだ。

 1話だけ見ると本当にヤバかったら危険枠だ、じゃあ見るのをやめよう、となる心臓の弱い人もいたはず。私はめっちゃ強いし、キモいヤツを相手取っても平気。むしろ得意。

 このヤバさの設定が全てフェイクだったのが作品の肝になってくる。

 

 可愛い山田ちゃんを見てはあらぬ妄想をしたり、性的欲求を満たす対象にしたりする煩悩と穢れにまみれた序盤の市川は痛い。

 デート回でもその部分がちょっと見えて、山田のお着替えの衣擦れ音で股間がエレクトロしたら自分はゴミだと言い聞かせてセーブをかける。あそこははおもろかった。

 

 最初はキモいチビにしか見えない市川が、実は普通にいいヤツだと分かってくる。心理的に見るキモさと醜さは、実に等身大のものだからなんだかんだ愛着が持てて来る。

 最終回を見終わった時には「あれ?こいつ歴代のこの手の女子がグイグイ来るタイマンラブコメ主人公の中でも一位くらいに可愛い男子なのでは?」とか思えるようになった。

 もしかして市川って裏ヒロイン、いやそれはそれで表看板を担っているヒロインとも言えるような~、こうして私は混乱していくのである。

 

 で、肝心なのは山田ちゃん。めっちゃ良いやんこの子。

 デカい。すくすくとデカく育っておる。健全な令和のギャルという感じで、週末に出会うのが楽しみな今期の優良ヒロインだった。

 羊宮妃那ってここ最近良く出てくるなぁ。ちょっと気弱で大人しい子をやるイメージしかなかったが、山田みたいなグイグイ来る明るいギャルをやるのも良い。そういや同期放送の「推しの子」でもイケてるギャルモデルの役で出ていたっけ。

 今期の山田と恋する枠なら、山田くんとハイレベルな恋をするアニメもあったけど、こっちの女子山田の方がずっとグッと来るものがあるな。

 

 山田が学校でめっちゃ菓子食ってるのは校則違反のはずだけど、可愛いから良いか。隠れ食いに向く小さいお菓子ならまだしも、がっつりスペースを取る「ねるねるねるね」を学校で開いているのは良い根性している。

 親から原則駄菓子は禁止されていたから、生涯で一回しか食ったことがない。今度こそり買ってみようかな。

 

 意外なのが山田の方からグイグイ来ること。序盤なら市川が意識するばかりで山田の想いが見えてこなかった。中盤からは山田がグイグイ来るから、これは中2童貞ならジェノサイドされること必至だろうに。

 市川がこれはもしかして冷やかしか、弄んでいるのかと疑うシーンもあるが、まぁそこは当たり前の警戒心として分かる。

 

 最初はおかしな山田の青春を市川がストーキングするような感じだけど、良い感じでその距離も縮まり、精神的には深まっていく。2人の関係性が進行するスピード感が良い。山田の間抜けな言動は見ていて面白い。市川よりも山田の方が天然の面白おかしい子だった。

 

 中盤以降毎度ドキドキした。こんなにしっかり心理描写を見せていく内容とは思わなかった。

 

 完全に学校の外の話になる2人のデート回は可愛すぎた。山田さんレベル高すぎて市川レベルがデートに繰り出したらビビるって!

 

 何気に山田の取り巻き女子ーズもレベルが高い。モエちゃん良かったよ。微妙に毒っ気のある物言いが目立つけど、中身は良い子ちゃんなこの子も可愛かった。演じた潘めぐみは「推しの子」でもちょっとコレっぽい感じのキャラをやっていた。こういうヒロイン性がハマる役者なんだなぁ。  

 

 岡本信彦が演じたバカ男子が、本当に好きになった子なら男子の欲望を沈ませるためのソレに使えないと告白したのは何か印象的。男子の都合はそんなものらしい。

 皆で漫画編集者に行く回は楽しかった。

 

 市川の持つヤバさの根源とその払拭に迫る最終回エピソードは良かった。ヤバキモいで身を覆って守るという奇行を取るしかなかった市川の心情を知ると何か泣けてくる。

 偽りを鎧にして自分の身を守るという等身大の男子の想いが良く描けていた。作者もそれを経験したり、それがありありと見える同級生を見てきたのだと思う。

 私には全く無い心情なのだけど、伝えるための描き方が丁寧だったことから、こちらもその気になって感情移入出来た。

 

 基本は山田萌え、時にお下品な性の絡むネタもあったが、真に描いたのは繊細な青少年の心情だった。これは文学的側面もあることで、萌えた後には教養があると感心できるものだった。

 

 それからおまけに市川のママと姉ちゃんも可愛い。お姉ちゃん良いヤツだな。ゆかりんのお姉さんボイスが聴けるのもお得要素だった。ていうかこんなに可愛いママと姉ちゃんがいるなら息子はキモくなる必要ないじゃん。

 

 そんなキモさを越えた可愛い本作、なんと2期が決定した。

 おお~!今度はどこまで2人の関係に踏み込んで行くのさ。思った以上に1期で進展があったし。続きも楽しみ。

 山田杏奈を推します。また会える時まで、私も己に巣食うヤバさと向き合って打ち解けよう。

 

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

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 一貫して素晴らしき出来でした。バンザイ&拍手です。

 まともな話を作り、まともなアニメ作る。それが如何に難しいのか、これだけ品質の高低が激しいアニメ郡がワンクールを埋め尽くすといとも簡単に見えてくるというもの。

 同期作品には、ずっとネタ要素満載で散らかし放題のアホなアニメもいくつかあったので、フザケず真面目にやるジャンプ作品ってだけでめっちゃ安心して見れる。

 やっぱりココへ来て思うのが、見世物としてのスマート性ってありがたいってことだ。

 

 前回の死闘からの療養を済ませた炭治郎少年は、志新たに刀鍛冶の里を目指す。物語に集中しきれていない我がファンタジー脳は「鍛冶」と聞いてドワーフ軍団を思い出してしまうのだった。いかんいかん。

 

 里の場所は他言無用ゆえ、目隠しされた状態で飛脚部におんぶされての移動となる。コレがアナログ過ぎて笑える。マフィアがカタギを捕まえてアジトに連れて行く時にやる情報隠し術だった。でも賢い鬼共には普通にバレてしまうのだけど。

 

 今回新たに情報解禁したのは、序盤からいたけど口が悪いだけで後は何も分からかった不死川玄弥のあれこれ。岡本信彦の口悪キャラの芝居は見ていて爽快かつ痛快。キレ芸が素晴らしい役者である。

 そして2人の柱、時透無一郎、甘露寺蜜璃の腕前も解禁。強者の腕前が見える点にはワクワクすっぞ。この柱コンビの中の人は、前期沈没して今期再出航したアニメ「久保さん」のメインキャラコンビでもあった。

 

 今回新たに炭治郎と組むことになった対鬼用戦闘員3人の活躍に注目だ。今回は伊之助、善逸がどっかに行っているので、全体的にうるささ控えめだったなぁ。でも仮面を脱いだ鋼鐵塚さんがやっぱりうるさかった。

 

 無一郎と実はいた有一郎のやり取りは切ない。野原ひろしとその兄せましみたいな発想が伺えるネーミングセンス。

 無一郎が相手取った鬼がキモい。鳥海浩輔の声はイケボなのにキモかった。

 無一郎の前に出て来た歩いてる金魚の化け物を見れば、パプワくんの金魚や海腹川背に出てくるザコキャラを思い出した。魚が歩いてるだけで結構グロキモく見えるんだなぁ。まぁグロくてキモい生物って結構好きなんだけど。というわけでこの金魚の化け物は好きなデザインだった。

 

 甘露寺ちゃんの婚活話は、この緊張感に水を差す乙女の事情過ぎた。鬼殺隊にも強くて素敵なガッツマンを求めてやってきたそうな。

 お見合いの失敗を通して、自分を偽って肩ひじ張って生きるのは美しくないしダサい、だからありのままの自分を磨いて攻めるという境地に達した甘露寺の物語は清い。それは納得だし共感と好感が持てる。現代を生きる悩める女子も彼女を、それから中の人の花澤さんもセットで見習え。

 甘露寺と禰豆子が姉妹みたいに仲良くしているのは尊い一幕で良かった。

 甘露寺ちゃんはおっぱいが零れ落ちそうになっていたので気をつけて下さい。

 

 甘露寺ちゃんがどんな剣技を用いるのかと思えばこいつが意外。しなやかな刀身を持つ蛇腹剣だった。ガリアンや刀狩りの張が使うのと同じようなタイプ。作家先生は二作を見たのかな。

 

 甘露寺ちゃんにニーソを履かせたい伊黒さんの男心は分かります。今期だとココと「勇者が死んだ」が、可愛い子ちゃんにニーソ履かせたい枠(←イカれてる)だった。

 

 初回、最終回は気合入りまくりの1時間スペシャルだった。この無駄無き話数の中でずっとバトルしていて毎週楽しかった。

 泣き虫のチビでキモい鬼は、言動が身勝手で面倒くさすぎる。こいつみたいに被害者面に一生懸命で加害者であることを棚上げにする面倒くさい同級生がいたなぁと思い出した。そういうのはすぐにデコピンして先生に叱られていたなぁ~。

 このチビを死守する分裂鬼軍団との戦闘が熱い。で、やはりゲスト声優が良い。悪党の鬼軍団共から良い声がたくさん聞こえてお得。最終形態は山ちゃんの声だった。

 

 最終回では、迫り来る朝陽から妹を守るか、それとも目前の化け物を切り倒せるチャンスを取るかの究極選択が炭治郎くんの安全な呼吸を邪魔する。ここの緊迫感はとても良かった。過呼吸になる勢いで二者択一に苦しむ炭治郎の気持ちが絵と芝居でしっかり伝わってくる。そうだよな、妹を失えば勝っても負けなんだもの。

 正義に迷ったらぶっ飛ばすと言わんばかりの強めのオーバーヘッドキックを決めることで、禰豆子ちゃんがお兄ちゃんに進むべき道を示した兄妹プレイにグッと来た。あそこは良い。俺も蹴られたいと言い始める長男の視聴者が6000人はいたことだろうと思う。

 

 鬼を切っても妹を犠牲にしたと絶望して泣きわめく炭治郎くん。可哀想過ぎる。

  今までこれだけ頑張って来たのに、ここで人生最後の遺産である妹を失ったら、いくらしっかり者の長男でも失意からの再起は叶わないだろう。超心配。

 そう思いながら見ていたらなんと不思議。すっきりした顔して禰豆子が立っているし、たどたどしくはあっても言葉を喋っている。鬼頭明里も久しぶりに喋れた事に喜んでいると思う。

 久しく聞く唸り以外の意味のあるワードが「おはよう」だったのは可愛い!これは録音して目覚ましボイスにしたいくらいだが、実行すれば絶対に家族にキモがられるので止しておこう。続く「良かったね!」からの追い打ちのの「ね~!」も可愛い!

 

 なんで朝になっても溶けずに立ってんの?と謎が残るが、それは太陽に愛された禰豆子として覚醒したのだと理解するしかない(←今のところは)。彼女こそ真の太陽のKomachi Angelだったのかもしれない(とB'zの2人に聞いてみよう!)。

 

 死んだと思った妹が生きていたら、駆け寄って抱き上げたいのだお兄ちゃんの心理である。しかし激戦の中で体力と血液を持っていかれて疲弊しきった炭治郎くんは、一歩を踏み出すことが出来ない。それを支えることで妹の元まで送ってあげるヒョットコ男ズの心意気が優しい。ここのシーンで涙腺が崩壊したっぽい。

 禰豆子死んでなくてホント良かった。死んだら4期は投げようかと思った。

 

 最後は感動した。愛する妹を守ることをファースト・プライオリティーに掲げるお兄ちゃんの生きる道は美しい。

 

 そして始まる無惨様の新たなる野望への一歩が恐ろしい。優しいママンとメイドさんの首をチョンパするし、禰豆子を食って取り込もうとかいう絶対阻止せんといかんヤバい事も言い出している。こいつをさっさと倒してしまおう。

 

 狼グループの歌唱だけに、OP曲のサビ部分は遠吠え感がして面白かった。

 

 3期を完走したところで続編をやると決まったらしいぞ。また1年「待て」の指示っぽいけど、もっと早くなるかもだし、遅くもなるかも。まぁ死なずにオチまで見るからufotableは頑張れ!

 

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