こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

狼達は楽園を目指す「WOLF'S RAIN」

これまた懐かしいB級アニメの「WOLF'S RAIN」を思い出したように視聴してみた。個人的には絵もお話も結構好きな作品だが、広く名が売れた作品とはいえないので世間的にはB級アニメと評価されるのかな。私は好きだけど恐らく見る人を選ぶ作品ではなかろうか。…

長崎でやらかすよ「殺人切符はハート色」

まず、なんてタイトルだろうかと思ったものだ。 1990年公開の50分の劇場公開アニメ。 タイトル頭に物騒な「殺人」のワードが目立ち、次に「ハート色」から乙女チックなストーリーを予感させるというなんだか両極端な要素が混入した変わったタイトルだと思っ…

コズミック・ハンターを知っているか!?「コズミック・ファンタジー 銀河女豹の罠」

これまた古いOVAを見た。本作はPCエンジン、メガCDで発売されたゲーム作品をアニメ化したものである。漫画、小説にもなり結構な人気を集めた作品であった。 私はゲームの方はプレイしていないもののイラストが結構綺麗でいい感じだったのでメガCD版のを完全…

美少女とロボで彩るOVAの名作「戦え!!イクサー1」

合戦に向けての意気込みを表す「戦え!!」の一言と登場人物である「イクサー1」の名を合わせただけの直球シンプルにして耳に心地よいタイトルである本作は1985年~1987年にかけて発売した全三話のOVA作品である。美少女ものにしてロボットアニメである。私の…

君はその気になれば何でもできる!「のぞみウィッチィズ」

1992年~1993年にかけて発売したOVA。全3話の青春ボクシングアニメである。 原作漫画は1986年~1996年までヤングジャンプで連載し、単行本は全48巻の長編作品である。原作は全く読んでいないのでアニメ3話分が連載10年分のどのくらいをストーリー化している…

DVD化しなくたっていいアニメもある。「ドラゴン・フィスト」

1991年発売のOVA。40分で全1話である。 VHSとLDで発売し、現在もDVD化していないアニメ作品である。というか未来にもDVD化することはないだろう。視聴後にはそう思える作品である。 お話はとりあえずすごい力を持って生まれたチャイニーズ坊やが日本に越して…

月夜の森のラブコメディ「夏の夜の夢」

シェイクスピアと言えば「四大悲劇」なんて呼ばれる作品群を手掛けたこともあって悲劇の作家のイメージが強いが、実はこの人は万能な作家で喜劇の方も腕もピカイチである。 新訳 夏の夜の夢 (角川文庫) 作者: シェイクスピア,河合祥一郎 出版社/メーカー: 角…

未来から自分の赤ちゃんがやってくる!「ママは小学4年生」

1992年放送。全51話のテレビアニメ。 小学4年生の女の子が15年後の未来からやって来た自分の赤ちゃんを育てるというタイムスリップを扱ったSFハートフルホームドラマ。 小学4年生といえばまだ10才なので志田未来ちゃんの「14才の母」どころの話ではない。 あ…

幻想と怪奇渦巻く三人の少女の物語「少女地獄」

「いっぺん死んで見る?」のセリフで御馴染みの地獄への案内人娘のお話ではありません。 「少女地獄」は幻想的且つ怪奇な推理物をお得意とする作家である夢野久作の作品である。 少女地獄 (夢野久作傑作集) (創元推理文庫) 作者: 夢野久作 出版社/メーカー: …

超能力者の騒々しい青春「斉木楠雄のΨ難」

2016年7月~12月まで放送した超能力者 斉木楠雄を主人公とした全24話の爽快サイキックコメディアニメ。これといった話の筋は無く、ただただ毎週笑えたおもしろアニメだった。 2016年で本作程に次回放送が楽しみだったアニメは無い。 2018年からは第2シリーズ…

ミュージックステーション ウルトラFES 2017 (後半戦) の感想 その2

嵐は「Monster」「ファイトソング」「GUTS !」を披露。どれも懐かしい曲。 ファイトソングをテレビで歌うのは珍しい。2007年の名曲「Love so sweet」初回盤のカップリング曲でテレビで歌うのは珍しいもののライブでは良く歌っているからファンには耳慣れた曲…

ミュージックステーション ウルトラFES 2017 (後半戦) の感想 その1

日を跨いで本日にやっとウルトラFES後半戦を見終わった。これをリアルタイムで全部見た奴いたらすごいな。疲れた。10時間あったけど見た部分は4時間ちょっとだった。後半の方が見所が多い。 前半の一発目でキスマイとえびちゃんが出て以来長いことジャニーズ…

ミュージックステーション ウルトラFES 2017 (前半戦) の感想

昨日から台風がやってくることにビビッて過していたが無事に今日を迎えられて良かった。まず、我が身の無事を幸運に思って今朝は布団を抜けたわけである。当たり前の平和と幸せに感謝する。これ、大事ね。 今年で三回目になる約10時間放送のMステウルトラFES…

尻尾を立てろ!「ガンバの冒険」

1975年放送の全26話のアニメである。 児童文学「冒険者たち」を原作としたネズミ達の冒険の物語である。アニメでは原作で15匹いたパーティを7匹にまで減らしている。確かに15匹は多すぎる。「七人の侍」とか「荒野の7人」とか「王下七武海」とか色んな作品で…

ジャッキーの名作映画をゲーム化「スパルタンX」

ジャッキー・チェンのアクション映画はたくさん見た。ジャッキー映画はアクションというジャンルの中でもまた別格の完全に「ジャッキー」という名の独立した映画ジャンルであると私は考える。 ジャッキー映画の楽しみはとにかく痛快なアクションにあって、正…

国境の長いトンネルを抜けた先の文学「雪国」

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」の冒頭があまりにも有名な川端康成の小説「雪国」を読んだ。 漱石の「坊ちゃん」、太宰の「走れメロス」と本作は冒頭の一文が有名でクイズ番組の問題で出てきたりする。 有名な書き出しであるが読んだことが…

あなたのお部屋で素敵な新生活「One Room」

すごいアニメ見つけたよ! それがコレ! 「One Room」 2017年1月から放送した1話5分で全12話のアニメ。短いながらにハイクオリティな作品だといえる。 主人公はズバリ「見ているあなた」。一人称視点で展開する可愛い女子とのときめきライフをお楽しみ頂ける…

独身スケベ男の冴えない青春「独身アパートどくだみ荘」

部屋を借りて住むというシチュエーションのアニメはたくさんある。それらの作品での建物には素敵な名前がついているものだ。ひだまり荘、さくら荘、コスモス荘、河合荘など色々思いつくが、今回は「どくだみ荘」。最初に「なんちゅう名前や」と思った。 個人…

おっ、気づけば100記事目!「100に関するお話」

日々の空いた時間で書き殴るようにして仕上げてきた記事が今回で100記事目だということに気づいた。 せっかくなので100に関する何かを書きたい。 私の領分(つまりは私の趣味とするアニメ、邦・洋問わずの映画、読書、ゲームなどのなか)で100といえば思いつ…

過酷な農民の生活を知る「土」

土 (新潮文庫) 作者: 長塚節 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1950/06/13 メディア: 文庫 クリック: 9回 この商品を含むブログ (9件) を見る 舞台は明治時代の茨城県の農村。当時の農民の暮らしをリアルに書き綴った作品である。大昔のしかも都会でない田舎…

過ぎ行く夏を惜しんで見る青春SFラブストーリー「イリヤの空、UFOの夏」

今年の夏もそろそろ終わりを迎えつつある。暑すぎて腹が立ったこともあったがいざ終わるとなれば何かしみじみとした想いに浸るではないか。季節の移り変わりにこうして物悲しさを感じてメランコリーに浸るなんて歳のせいかもしれないね。 そんな色々あった夏…

ほうれん草で強くなる水兵さん「ポパイ」

アメリカの漫画「ポパイ」は後に人気アニメになった。ポパイのアニメは死ぬ程おもしろかった。ギャグに次ぐギャグのオンパレードのハイテンションアニメでその演出は日本には無い独自の発想のものと思える。アニメだからと割り切ってどこまでも非現実的な物…

金塊求めてRUN!RUN!RUN!「ロードランナー」

ロードランナー 出版社/メーカー: ハドソン 発売日: 1984/07/31 メディア: Video Game 購入: 1人 クリック: 7回 この商品を含むブログ (6件) を見る 1984年にハドソンから発売された名作で私が子供の時分には朝から晩まで遊んでいたゲームである。 日本発で…

こしのり漫遊記 その15 「ニートの季節感」

SMAP抜きの寂しい紅白を見たのが昨日のことのように思えるが暦の上ではあれからしっかりたっぷり8ヶ月もの時が過ぎた。 街では楽しい夏休みという名の魔法に約一ヶ月程たっぷり魅せられていた学生連中が魔法を解かれ、不景気な面をさげて道行く姿を見ること…

10年前にやっていたゲーム 雪山で起こる恐怖の殺人事件「かまいたちの夜」

最近は落ち着いてコントローラーを握る時間も昔程は確保出来なくなった。10年前と比べるとゲームをする時間もプレイする本数も減ってきた。 私は基本的に今も昔も最新のゲームを手に取るなんてことはしない。中古で安くなってからでないと購入しないからだ。…

骨肉の争い「マッピーキッズ」

ナムコの名作ファミコンソフト「マッピー」を皮切りにマッピーはシリーズ化していく。本作「マッピーキッズ」はマッピーシリーズ第3作目である。 マッピー 出版社/メーカー: ナムコ 発売日: 1984/11/14 メディア: Video Game クリック: 7回 この商品を含むブ…

10年くらいじゃ色あせないアニメたち -2007年アニメの振り返り-

10年前を振り返ろう。 不図そう思ったのである。10年前でも昨日でも私の生活はアニメと共にあった。 というわけで10年前の2007年に私が青春をかけて毎週楽しみに見ていたアニメたちを並べていく。 瀬戸の花嫁 音楽通を自負する私は本作と同名の小柳ルミコの…

こしのり良い曲 その7 10年前に聞いていた曲

人の目が前についているのは真っ直ぐ前を見て歩いて行くためだ。これは、のび太君の担任のメガネの先生の言葉だ。心に刺さるぜ・・そして抜けないぜ・・・ 人生においては、普段は前を見て歩むのが良かろうと思うが時には後ろを振り返るのもまた一興なわけで…