今期も楽しい曲にたくさん出会えた。2020年全体を振り返っても、多くの良曲に出会えて良かったと言える。やはり音楽は生活を彩る必須アイテムだ。そんな思い出の振り返りの時間がやって来た。
では、10月~12月に聴いていた曲を振り返ろう。
炎 / LiSA
現在とんでもない勢いで映画館に人が流れ込んでいるという。彼らの目的は、劇場版鬼滅の刃を見るためらしい。そんな人気作の主題歌が炎と書いて読みは「ほむら」である。こちらの楽曲も映画と共ににとんでもなくヒットしているらしい。ガルデモ時代からLiSAを見守ってきた身からすると、この羽ばたきっぷりを見れたことがとても嬉しい。
金と時間に余裕がない。そんな日々を送っているため、映画の方はチェックしていない。来年になってパッケージ化したらゆっくり見ようと想う。
LiSA自身が推しにしている煉獄杏寿郎が活躍する様が歌詞内容に反映されているという。歌詞を読み上げていくと、未来に何かを残して燃え尽きていくという熱き人生の幕切れ的なものを読み取ることが出来る。どうやら熱くも悲しい展開が待っている劇場版作品になっているようだ。腐る程の人間が見た映画らしいが、私はまだ見ていないので、楽曲から内容を色々想像するのが楽しかったりする。
テレビアニメOP曲の「紅蓮華」とは大きく異る魅力で攻めた楽曲で、今回は奥深きロックなバラード調になっている。心が震えるぜ。
やはりLiSAは一流の表現者ということで、情感たっぷりに本曲を歌う様には圧巻のものがある。推しのことを考えているのがよく分かるもので良かった。
アニメと音楽をやっていれば避けて通れない存在、それが音楽家「梶浦由記」である。今回の曲は、LiSAと梶浦由記がタッグを組んで作ったものである。なるほど、最強の布陣であると分かる。梶浦由記の曲には心揺さぶるものがあって良い。
KISSIN' MY LIPS / Snow Man
Stories / Snow Man
君の彼氏になりたい。 / Snow Man
ファンターナモーレ / Snow Man
岩本復活を待ち、貯めに貯めたセカンドシングルが10月に発売された。岩本が帰ってきたことを確認できた「音楽の日」を見て感動したのが記憶に新しい。良かった、このまま8人で行くなら応援を辞めるとまでは言わないものの、モチベーションは相当落ちる。キレキレの岩本のパフォーマンスには改めて感動出来る。
一週間で90万枚以上を売りさばき、今となってはミリオンも突破してしまった。どんだけ行くんだよと驚いた。それだけに充実の内容となった良き一枚に仕上がっている。
「KISSIN' MY LIPS」「Stories」のダブルA面の二曲が強く、どちらもPVがある点で贅沢。3月、4月あたりの春の段階で両曲共に解禁されていたが、コロナ問題と岩本が引っ込んだ問題でここまで音源化が遅れた。その分、我々ファンの食いつきがすごかった。それを受けてのヒットでもあったと考えられる。
「KISSIN' MY LIPS」がまさかの全編英詩となった点は意外。国際的に売り込みたい彼らの意気込みが見えるというもの。犬と映り込んでいるPVはおしゃれ。目に蝶をくっつけて来るラウールの演出もインパクト大だった。椅子を使ったパフォーマンスもおしゃれで面白い。今年は先輩のV6も椅子を使ったセクシーなパフォーマンスを見せたので、ジャニーズ×椅子のパフォーマンスが熱い!
皆で足を高く上げる振り付け、息のあったダンスが見られることから、映画「ウエスト・サイド物語」の一幕を思い出す。このイメージが湧くあたりSnow Manは良い軍団だと言える。
「KISSIN' MY LIPS」のパフォーマンスで注目したい点は、前作「D.D.」から引き続きフッカが指で「し~」をするところ。そして岩本、佐久間が椅子の上に立ってラップするところが上げられる。格好良いが子供に真似されないよう注意してほしい。
「Stories」はブラッククローバーのOPだったことで、発売前からかなり聴き込むことになった。デキる軍人って感じの帽子をかぶって真ん中で踊る岩本が大変推せる。ダンスがすごく格好良い。ショッピーの野太い雄叫びから始まるイントロ部分も良い。
「君の彼氏になりたい。」は、ファーストシングルカップリング曲の「Crazy FRESH Beat」ぽい中毒性あるリズムが見られ、自然とハメられる。ダブルA面に次いでこちらもキメキメのフォーメーションダンスが格好良く、そしてどこかユニークで面白くもある。佐久間くんがセンターに来るサビのダンスパートはお気に入りである。
「ファンターナモーレ」は、上記三曲とは異なるポップさと爽やかさがあって良い。誠に勝手なイメージを膨らませると、天気の良い優雅な日曜の朝という感じがして気持ち良くなる一曲である。あと、タイトルの字面からなんとなくジローラモを連想する点でも印象深い。
700,000,000,000,000,000,000,000の空で / LiGHTs
テレビアニメ「Lapis Re:LiGHTs」挿入歌。
読みは「セブンハンドレッドセクスティリオンの空で」。7以下0いっぱいの数字の日本読みは、なんと7000垓というもので、結局英語圏でも日本語圏でもまず口にしない単位の数字となっている。「垓って何さ?」って話だしね。上に青字で打ち込んだ0の数だってちゃんと本当のタイトルとあっているのか自信がない。
頭がバグりそうになる膨大な数ひしめく世界観の楽曲のようだ。
タイトルも興味を引く面白いものだし、アニメでキャラクターが本曲を披露するのを見て「なんか可愛い!」とも思ったのでフル版もしっかり聴いた。LiGHTsメンバーは皆可愛くて推せる。
Sacred world / RAISE A SUILEN
テレビアニメ「アサルトリリィ BOUQUET」OP曲。
ラスのソリッドな音楽性が出た格好良すぎる曲。一発でハマった
レイヤの太く伸びのあるボーカル、良い具合に主張の強弱を調整してぶっ込まれるチュチュの合いの手のバランスが良い。演奏もすごく格好良い。
イツカノキオク / 和氣あず未
テレビアニメ「くまクマ熊ベアー」OP曲。
アニゲーイレブンMCを務めるようになってから毎週顔を合わせるようになったことで気になる人物となってしまったのが和氣あず未。であればお歌の方も気になって聴いてしまう。優しくて可愛い歌声に癒やされる。本曲のゆったりとした曲調も癒やされるもので好きだった。
天空カフェテリア / Petit Rabbit’s
テレビアニメ「ご注文はうさぎですか?BLOOM」OP曲。
思わずクルクルとダンスしたくなる可愛い一曲。歌詞のファンタジックさも面白くて可愛らしいので良い。
相変わらず曲構成が秀逸、そしてキャラの可愛さを際立せる作りも萌えて良い。ごちうさシリーズの楽曲はとにかく面白くて可愛くてハマる。メンバー5人の歌声の相性も良い。
NEW ERA / SixTONES
テレビアニメ「半妖の夜叉姫」OP曲。
ストの次なるシングルもアニソン。アニメもジェシーも好きという私には嬉しい組み合わせである。
「犬夜叉」初代OPを先輩のV6が歌っていた歴史のバトンを繋ぎ、今回の新作は後輩の彼らが担当するという流れにも熱いものを感じる。
アニメの作風に合わせて楽曲、振り付けにも和のテイストが用いられている点がおしゃれで格好良い。デビュー前に「JAPONICA STYLE」なんて曲を引っさげて世界に顔を売り込んだだけあり、和の要素を売り込むなら慣れたものな軍団であると分かる。
タイトルの意味は「新時代」。樹のラップ歌詞「聞き逃すなはじまりの合図」とは、まさにジャニーズ新時代を引っ張る彼らの活躍のことを指していると思える。相変わらずラップパートがご機嫌で格好良い。
ファースト、セカンドに続いてサードシングルのここでもジェシーの英詩囁きが聞けてお耳がご機嫌。「Alright, Welcome to NEW ERA」のパートが格好良い。グループの強みの一つがジェシーのこの手のパフォーマンスだな。CDで聴くとやられる。
恋のうた (feat. 由崎司) / Yunomi
テレビアニメ「トニカクカワイイ」OP曲。
トニカクカワイイお嫁さんの司ちゃんが歌う本曲だが、聴いた感想はトニカクキモチヨイというものだった。
雫が落ちる音、弦楽器の音色など、音楽で分かる和の良さが際立っていた。徐々にテンポが早くなっていく作りなどにも不思議な良さが見られる。作りが面白く結果とても良いものだった。
司を演じる鬼頭明里は、今期アニメでたくさん歌を歌っているのが目立つ。本作の他に「ラブライブ」、「安達としまむら」各OP、EDにも参加している。鬼頭明里推しには大変おいしいクールとなった。ありがとう。
虹色Passions! / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
NEO SKY, NEO MAP! / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
テレビアニメ「ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のOP曲とED曲である。
これまでのアニメシリーズももちろんチェックしていたが、楽曲にまではまり込むことはなかった。μ's、Aqoursの楽曲だってフルで聴いたことがあるものはひとつもないのだが、今回の9人の奏でるメロディはかなり良くてハマってしまい、思わずフル視聴してしまった。今年後半になってまさかの出会いとなって自分でも驚きである。この二曲、だいぶ良い。
すごく元気になる明るい曲で、歌も上手いし、なにより声が可愛い。
これに加えてアニメ各話でメンバーソロ曲も披露されている。そちらもなかなか完成度が高いので侮れない。
快眠! 安眠! スヤリスト生活 / スヤリス姫 (CV:水瀬いのり)
どんな状況にあっても貪欲に快眠と安眠を求めるスヤリス姫の人生のテーマを歌ったような面白可愛い楽曲だった。ネタソングと思いきや、意外にもハメにくるしっかりした作りで、私もまんまとハマって鬼リピートしている。
いつものイケボ風ではなく、力を抜いて楽に流す感じで歌ういのりんの歌唱法も可愛くて良い。
Brand new planet / Mr.Children
先日放送されたFNS歌謡祭でテレビ初披露となった。これを見てやっぱりミスチルはすごいと感動した。この滲み出る本物の音楽家のオーラたるやすごいものがある。となると同時に、周りの連中の偽者感も浮いてくるものだが、そこのところはこれ以上触れないでおこう。
櫻井さんが声を張って聴かせる爽やかなサビ部分良い。ロックも行けるグループだが、こういうポップでとっつきやすい曲も魅力的で良い。「新しい欲しい」という未来に希望が持てるフレーズも好みだ。
頑張れ、友よ! / A.B.C-Z
今年はシングル二枚、アルバム一枚、メンバー全員で映画にも出演し、戸塚失踪で世の話題も持っていった。ということで良い仕事っぷりを見せたのがA.B.C-Zである。世は休止のこともあって嵐ブームが巻き起こっているが、エビにももっと注目してくれと心から想う。そりゃ大野くんや松潤だって良いけど、こっちの5人も絶対に良いのだから!エビを押し上げたい勢がここにいる。それが私だ。
そんな私が頑張れと応援している彼らが歌う最新曲もまた頑張る友を応援する爽やか楽曲。今回のプロデュースはどこの音楽家が行ったのかと思えば、まさかのエガちゃんだった。あれ?音楽家じゃないよね。何かの間違いかと思ったが、本当にあのエガちゃんが書き上げたもので、あの芸風がまったく見られないちゃんとした曲で良かった。
前作の「チートタイム」に色物要素が多かった分(否定ではありません)、今回のような爽やかナンバーだとエビの好青年な感じがもっと見えて良い。
ハッシーの色気のある歌声がやはり好きだし、五関くんは別に何もしなくてもそこにいるだけでアロマ効果があるのでありがたい。
NOT FOUND / Sexy Zone
やっと五人揃っての新シングルが出来上がった。新曲に合わせて用意した5人のセクゾの宣材写真を見た時には感動したものである。復活した松島の男前度に磨きがかかっている点は嬉しい。
そしてこの楽曲の完成度にも感動できるものがあった。曲、歌詞、風磨の攻めたラップ、激しめのダンスの全てが良かった。フルメンバーで作るステージパフォーマンスなら、ここからここまでのことが出来るというグループの実力をモロに発揮した勇ましい仕事ぶりが見えた。今作は総合芸術でかかった5人の傑作だと信じている。今こそセクゾは円熟期であるという希望が見えるものだった。それだけにマリウスが前線を離れたことが惜しい。
グループの新の姿が見つかったタイミングで出した作品タイトルがあえて逆の意味「NOT FOUND」という点がおしゃれ。我々PCユーザーなら割と目にするエラーコード404を歌詞に盛り込んだ風磨のラップも印象的だ。
センターが入れ替わることで5人全員がよく見えるコンビネーションも良い。ころころ変わっても最後は佐藤勝利を真ん中にすっぽり収める点にやはり安心出来る。なにもセンターを固定することはないが、勝利には真ん中に置いて一番しっくり来る良さがあるのも確かなこと。
ダンスが激しめで、特に上半身を激しく動かしているのが印象的。披露する前にはしっかり肩を回して体を暖めておかないと攣りそうだと思えた。
新曲が良かっただけにマリウスのことは残念だが、いつかまた5人体制に戻って欲しい。
Goodbye Seven Seas / 麻枝准×やなぎなぎ
テレビアニメ「神様になった日」OP曲とED曲。
今年出したシングル「宝石の生まれるとき」「芽ぐみの雨」に次いでこれも私にスマッシュヒット。今年はやなぎなぎの当たり年で名曲連発となった。個人的に彼女のパーフェクトイヤーくらいに思っている。今回はマエジュンとのコンビで更にご機嫌ナンバーに仕上がっている。
どちらの曲も綺麗で、伸びやかにして切なげな感じのするやなぎのボーカルも心に染みるものがあって良い。あと関係ないけど、アニメヒロインのひながめっちゃ可愛い。
ヒプノシスマイク -Rhyme Anima- / Division All Stars
TVアニメ「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」OP曲。
今キテいるコンテンツだと噂には聞いていたので、恐る恐るアニメを見てみたらイカすOP曲にハマってしまった。格好良いし、全編ラップで魅せるご機嫌ナンバーである点はなかなか面白い。
アニメに登場する4つのラップ軍団、合わせて12人で歌い繋ぐ熱いマイクリレーにお耳が気持ちよくなる。特に注目できるのは、出演者の中でもかなりお兄さんな速水奨が悠々とラップを行うパートだ。彼がラップを行うことについて、素直に意外だと思った。速水奨演じる寂雷先生は推しなので、集中して聴いてしまう。
独歩くんの「月曜日は血尿に火曜日は胃潰瘍」というブラック企業戦士のあるあるネタを盛り込んだ歌詞も面白くて好き。
ドラえもんでは音痴のガキ大将役を演じている木村昴が、ここでは上手に歌っている点も印象的だ。
I promise / King & Prince
前作「Mazy Night」におけるダンスナンバーでの見せ方も良かったが、今回は王道に立ち戻ってキュンキュンくるロマンティックにしてドラマティックなラブソングを歌い上げた。やはりのこの感じが予てからのグループの色味が出るもので合っているとも言える。
誰にも破れない約束をかわしに行くというやや攻めた王子様感が出た甘い歌詞に注目出来る。プロポーズの感じが見えるサビの振り付けも特徴的だ。今回も楽曲披露時の岸優太の眼力の強さに魅せられるものがある。
最近はますますボーカル力と男前度に磨きがかかっている高橋海人、神宮寺勇太の活躍にも注目できる。二人の歌声が大変好みである。間奏のダンスパートでは、二人が美味しいところを持っていってる。
今回曲の衣装は、皆揃って高そうなコートを着ている。最年少メンバーということもあり、やはり高橋海人といえばまだチビだった頃の姿が記憶に新しい。そんな彼が高そうなコートもしっかり着こなすことで、もう大人のお兄さんになったのだと感じることが出来た。最新曲のチェックを行うことでメンバーの成長も見えた。
こんな感じで今年後半も主にジャニーズの曲とかアニソンが楽しかった。
アルバムでは、嵐の「This is 嵐」、ときのそらの「ON STAGE!」を聴きまくった。
来年も音楽は止まらない。音楽を聴くことは、お耳が元気な限り楽しみ続けたい趣味だ。
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