こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

一味違う世界観のシレン「不思議のダンジョン 風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫」

「不思議のダンジョン 風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫」は、2008年に発売したWiiソフト。2010年にはPSPに移植した。 今回私がプレイしたのはPSP版である。 先月スーファミのシレンシリーズ一作目をプレイしてから「もっとダンジョンに潜りたい」と思う…

晴れでも雨でも未来は大丈夫である「天気の子」

「天気の子」は、2019年7月19日に公開された劇場アニメ。 かなりのヒットを飛ばした前作「君の名は。」から約3年ぶりとなる新海誠監督最新作品である。 公開から約1年経ってやっと見れた。パッケージ化がありがたい。 期待して視聴したところ、だいぶ楽しか…

2020年のアニメ感想(4月~6月)その3

今期はコロナのせいでアニメの放送本数は少なかったが、それでも全体的に良作登場率が高かったのではないかと思える。 新クールの新作に現れるヒロインはやはりチェックするのだが、今期は推せるヒロインも多くて楽しかった。推しヒロインの発掘もアニメを見…

2020年のアニメ感想(4月~6月)その2

今期はどんどんアニメの放送が延期になった。特に土日にコロナの被害が集中し、楽しい週末なのにアニメがないという状況になった。この状況から大昔に見た「失われた週末」という映画のタイトルを思い出した。この映画はアル中男の顛末を描いたもので、アニ…

2020年のアニメ感想(4月~6月)その1

2020年なんて昨日始まったばかりと思っていたのに、気づけばすっかり半年が終わってしまっているではないか。速ッ! 2020年2クール目のアニメシーンはえらいことになっていたが、そんな中でも私はアニメを楽しんで呼吸して日々を過ごしていかないといけない…

おかえり岩本照

コロナで不景気な中、7月に入ってからまた追加された不景気な話題が、レジ袋の有料化、そしてクレジットカードの買い物の還元のアレがなくなったことだ。 元よりエコ人間な私はレジで袋をもらわない。そして買い物は現金派。なのでこれらの変化に影響は受け…

ダンジョンを求めるのは風来人の性「風来のシレン」

梅雨を迎えつつある6月上旬、私はふと思った「そうだ、ダンジョンに潜ろう!」 というわけでダンジョンものと言えば有名な「風来のシレン」をやることにした。 萌えや華も欲しいという訳で、外伝の女剣士アスカをやろうと思ったが、ドリキャスを出すのが面倒…

どうしたんだ手越!

6.19、衝撃が走った。 2020年6月19日をもって手越祐也はNEWSを、そしてジャニーズ事務所を辞めた。 これにはマジでどうしたんだ!の声が上がった。電撃だったわマジで。 ちょっと前に酒関係のことで事務所から注意を受けて活動自粛になったが、私としてはま…

その老人の戦いに我々は鼓舞される「老人と海」

「老人と海」は、1958年に公開されたアメリカ映画。 アーネスト・ヘミングウェイ作の短編小説を映画化したものである。文学青年を長年やって来た身なので、さすがにこのクラスの有名どころは読んだことがある。本は薄く、一日あれば読めるものだった。 話の…

愛した女は二度死ぬ「めまい」

「めまい」は、1958年に公開されたアメリカ映画。 巨匠ヒッチコック監督作品である。 昔見たことがあるのだが、高所恐怖症の主人公が教会に登って自慢の「めまいショット」がお見舞いされるところくらいしか覚えていなかった。この度再度チェックしたところ…

装いも新たに帰って来た鉄の巨人「太陽の使者 鉄人28号」

「太陽の使者 鉄人28号」は、1980年10月から1981年9月までテレビ放送された全51話のアニメ。 いわずと知れた我らが鉄人が時を経てリメイクされたアニメ第二作目である。リメイクで既に40年も前のものだから色々と古い。 テレビアニメ二作目の鉄人28号となる…

くそ青いのが良い「空の青さを知る人よ」

「空の青さを知る人よ」は、2019年10月11日に公開された劇場アニメ。 「あのはな」「ここさけ」に次ぐ超平和バスターズ原作の秩父三部作の最終作である。あのはな、ここさけを手掛けた軍団の作品とあらばとにかく見なければということで楽しく拝見した。 美…

時間の止まった世界で育つ乙女の友情「フラグタイム」

「フラグタイム」は、2019年11月22日より劇場公開されたOVA。2020年5月にパッケージ化された。 「あさがおと加瀬さん。」を手掛けた陣営で臨んだ次なるユリものということで、視聴するにあたり待ったをかける要素が皆無だった。なのでしっかり楽しんだ。 「…

こしのり漫遊記 その46「とうとう来やがったアベノマスク」

とうとう我が家のポストにもあのマスクが届いた。国策として全国にコレを配るのがあまりにもアレなので、都市伝説というかなんと言うか、とにかくどこか遠くの話で自分には関係ないことのように思っていた。でも、来やがった。 手に取っての感想というと、こ…

時空を越える学園青春もの「時をかける少女」

「時をかける少女」は、1983年に公開した日本映画。 かなり前に見たことがあるけど、細部の設定の記憶が抜け落ちていて「結局どんな話だっけ?」と思っていた時にBSで放送していたからチェックした。これにより抜け落ちた記憶の補完となったが、それもいつま…

赤き瞳の一族の勇姿を見よ「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」

「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」は、2019年8月30日に公開された劇場版アニメ。 これを見るためにここ半月程でアニメ一期、二期をおさらいした。おさらいをしてからの最新作チェックとなったが、この出来がかなり素晴らしいものだった。このタイトル…

幼女時代のアルル「魔導物語 はなまる大幼稚園児」

「魔導物語 はなまる大幼稚園児」は、1996年に発売したスーパーファミコンソフト。 久しぶりにRPGがしたいと思い、気にはなっていたけどやらないまま幾年が過ぎてしまった本作をここ4、5日でプレイした。 ついこの前、最果ての地のようなところにあるボロい…

飛行機乗り青年の偉大な挑戦「翼よ! あれが巴里の灯だ」

「翼よ! あれが巴里の灯だ」は、1957年に公開された映画。 ジェームズ・スチュワート主演作品は大体面白いという先人の教えから、彼主演のこの作品をこれといった前情報無しに見てみたら大変素晴らしかった。その感想を殴り書いて行こう。 主役の飛行機乗り…

マジ、サイコだった映画「サイコ」

「サイコ」は、1960年に公開されたアメリカ映画。 巨匠ヒッチコック監督作品である。 ヒッチコック作品の中でも一位くらいに有名だし、広く映画作品としても世界的な傑作と言えるのが「サイコ」である。 これまでテレビで何度となく放送されていて、公開から…

逃亡犯と人質少年の絆「パーフェクト・ワールド」

「パーフェクト・ワールド」は、1993年に公開されたアメリカ映画。 脱走犯をケビン・コスナーが演じ、それを追いかける警察の役をクリント・イーストウッドが演じた。豪華な顔ぶれとなった。 1963年のアメリカを舞台に、子供を人質に取った逃走犯の物語を描…

台風のような男が学園を変える「さかあがりハリケーン」

「さかあがりハリケーン」は、2008年に発売されたPCゲーム。 2011年にはPSP版が発売した。今回は、PC版よりも色々安心して楽しめるこちらのPSP版を楽しんだ。 たくさん文章を読むゲームがしたい欲求に駆られて色々調べていたら、パッと見て目を引くタイトル…

男女の友情はありえるのか?「恋人たちの予感」

「恋人たちの予感」は、1989年に公開されたアメリカ映画。 主人公の男女二人が出会って結婚するまでの約12年間をコミカルに辿るものである。 最初は学生時代から始まり、二人は口喧嘩をする不仲な状態、それも互いに変人のように意識していて恋仲には至らな…

もっと素晴らしい世界が見れる「この素晴らしい世界に祝福を!2」

「この素晴らしい世界に祝福を!2」は、2017年1月から3月まで放送した全10話のテレビアニメ。加えてOVAが1話ある。 先日、アニメ一期BDオーディオコメンタリーを聴いたところによると、一期の放送が終わる前に二期の話が持ち上がっていたとか。業界最速くら…

我が体を求めて「ヘラクレスの栄光IV 神々からの贈り物」

「ヘラクレスの栄光IV 神々からの贈り物」は、1994年に発売したスーパーファミコンソフトである。 過去に2回程挑戦したことがあるが、その時には自分の怠惰や飽き性ではなく、忙しいスケジュールのため断念した。一度手をつけておきながらクリアしていないと…

舞台に生き舞台に死す「ライムライト」

「ライムライト」は、1952年に公開されたアメリカ映画。 国外追放を受けたことにより、チャップリンのアメリカ時代最後の作品となった。 タイトルの「ライムライト」とは、電球普及以前に使われていた古の舞台照明器具のことを指す。また「名声」という意味…

異世界なのにチートで進まないのが面白い「この素晴らしい世界に祝福を!」

「この素晴らしい世界に祝福を!」は、2016年1月~3月まで放送された全10話のTVアニメ。加えてOVAが一話ある。 先日私のお兄ちゃんが「このすば」のスマホゲームをしていたことがあり、最近ではBS11で再放送も始まった。これを受けて、パッケージ化された劇場…

いたずらな霧が呼ぶ群像劇「予期せぬ出来事」

「予期せぬ出来事」は、1963年公開のイギリス映画。 霧に包まれたロンドン空港で、飛行機出航の足止めを食らった登場人物達個々の物語が展開する群像劇となっている。その昔に見た映画「グランドホテル」ぽくてかなり好きな作品だった。 霧が発生して飛行機…

美しきファミリー劇「若草物語」

「若草物語」は、1949年に公開された映画。 アニメにもなって楽しまれている大昔の文学作品が実写映画化したものを楽しんだ。時を越えて人々に楽しまれる作品で、アニメも実写も複数作品があり、ここ最近でも映画や舞台劇として楽しまれている。 複数ある映…

床屋と独裁者「チャップリンの独裁者」

「チャップリンの独裁者」は、1940年に公開されたアメリカ映画。 ポーランド侵攻、ユダヤ人排斥などを行ったヒトラーの独裁政治を底に敷き、チャップリンならではのユーモアな手法でそれらを非難した風刺作品になっている。 テーマに第一次世界大戦を扱いな…

こしのり漫遊記 その45「盛り上がるネットショッピングと衰退するフリーマーケット」

近頃想う。ネットで商売する業者がたくさん増えたと。色んな業界がだいたいは通信販売をしている。こうなると実店舗の存在価値が危うい。 その煽りを受けてか、私が買い物を行う領分にあるゲームショップが目に見えて減った。今では大手チェーン店が残るくら…